C#のMath.Exp()メソッドの使い方を徹底解説!eの累乗計算と特殊値の挙動
C#のMath.Exp()メソッドは、自然対数の底「e」(ネイピア数、約2.71828)を指定した値で累乗した結果を返すメソッドです。数学的な指数関数の計算が必要な場面で活用されます。
構文
public static double Exp (double val);
引数 val には、eの累乗の指数となる倍精度浮動小数点数(double型)を指定します。戻り値もdouble型です。
特殊な値が渡された場合の挙動
- NaN(非数)またはPositiveInfinity(正の無限大)を渡した場合 → その値がそのまま返されます。
- NegativeInfinity(負の無限大)を渡した場合 → 0 が返されます。
サンプルコード1:基本的な使い方
まずは、0・正の無限大・負の無限大を引数に渡した場合の動作を確認してみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
Console.WriteLine(Math.Exp(0.0));
Console.WriteLine(Math.Exp(Double.PositiveInfinity));
Console.WriteLine(Math.Exp(Double.NegativeInfinity));
}
}実行結果
1 ∞ 0
e0は数学的に必ず1になるため、最初の出力は「1」です。正の無限大を渡すと無限大(∞)、負の無限大を渡すと0が返されることがわかります。
サンプルコード2:通常の数値とNaNの場合
次に、具体的な数値とNaNを引数に渡した例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
Console.WriteLine(Math.Exp(10.0));
Console.WriteLine(Math.Exp(Double.NaN));
}
}実行結果
22026.4657948067 NaN
e10 ≒ 22026.4657948067 という結果が得られます。また、NaNを渡すとそのままNaNが返されます。
まとめ
Math.Exp()メソッドは、e(ネイピア数)の累乗を簡単に計算できる便利なメソッドです。指数関数的な成長や減衰のシミュレーション、確率・統計計算などでよく使われます。特殊な値(NaNや無限大)の扱いにも注意しながら利用するとよいでしょう。
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