C#のMath.Cos()メソッドとは?構文と使い方を実例付きで解説
C#のMath.Cos()メソッドは、引数として指定した角度のコサイン(余弦)を計算して返す静的メソッドです。System名前空間のMathクラスに含まれており、図形処理や物理シミュレーションなど、三角関数の計算が必要な場面でよく利用されます。
構文
Math.Cos()メソッドの構文は以下の通りです。
public static double Cos (double val);
引数 val には、コサインを求めたい角度を指定します。なお、この角度はラジアン単位で指定する必要がある点に注意してください。度単位の角度を使いたい場合は、「度 × π ÷ 180」の式でラジアンへ変換してから渡します。
使用例
それでは、Math.Cos()メソッドの具体的な使用例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
double val1 = 30.0;
Console.WriteLine(Math.Cos( (val1 * (Math.PI)) / 180 ));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
0.866025403784439
この例では、度単位の角度「30°」をラジアンに変換してからMath.Cos()メソッドに渡しています。その結果、30°のコサイン値である約0.866が出力されます。
別の使用例
続いて、複数の角度に対してMath.Cos()メソッドを使用する例を紹介します。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
double val1 = 0.0;
double val2 = 90.0;
Console.WriteLine(Math.Cos( (val1 * (Math.PI)) / 180 ));
Console.WriteLine(Math.Cos( (val2 * (Math.PI)) / 180 ));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
1 6.12303176911189E-17
0°のコサインは正確に「1」ですが、90°の場合は「6.12303176911189E-17」という非常に小さな値になっています。数学的には90°のコサインは0ですが、これは浮動小数点演算における丸め誤差によるものであり、実質的に0と考えて問題ありません。
このように、Math.Cos()メソッドはラジアン単位の角度を受け取り、-1から1までの範囲のdouble型の値を返します。度単位の角度を扱う場合は、必ずラジアンへの変換を忘れないようにしましょう。
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