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C#のMath.Floor()メソッドとは?使い方とサンプルコードを解説

C#のMath.Floor()メソッドは、指定された数値以下で最大の整数値を返すメソッドです。正の数だけでなく負の数にも対応しており、負の数の場合はより小さい整数方向へ丸められる点が特徴です。

構文

public static decimal Floor(decimal val);
public static double Floor(double val);

1つ目の構文では引数 val に decimal 型の数値を指定し、戻り値も decimal 型になります。2つ目の構文では double 型の数値を指定し、戻り値は double 型です。扱うデータの型に応じて、適切なオーバーロードを選択して使用します。

使用例:decimal型の場合

まずは decimal 型の値に対して Math.Floor() メソッドを使用する例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(){
        decimal val1 = 7.10M;
        decimal val2 = -79.89M;
        Console.WriteLine("Result = " + Math.Floor(val1));
        Console.WriteLine("Result = " + Math.Floor(val2));
    }
}

出力結果

上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

Result = 7
Result = -80

7.10M7 に丸められ、負の数である -79.89M-80 になっています。Math.Floor() は常に「元の値以下で最大の整数」を返すため、負の数ではより小さい整数方向へ丸められる点に注意してください。

使用例:double型の場合

続いて、double 型の値に対して Math.Floor() メソッドを使用する例を紹介します。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(){
        double val1 = 8.9;
        double val2 = 88.10;
        double val3 = -31.98;
        Console.WriteLine("Result = " + Math.Floor(val1));
        Console.WriteLine("Result = " + Math.Floor(val2));
        Console.WriteLine("Result = " + Math.Floor(val3));
    }
}

出力結果

このコードを実行すると、以下の出力が得られます。

Result = 8
Result = 88
Result = -32

8.9888.1088-31.98-32 となり、いずれの場合も「元の値以下で最大の整数値」が返されていることが確認できます。

まとめ

Math.Floor() メソッドは、指定した数値以下の最大の整数値を返す静的メソッドで、decimal 型と double 型の2種類のオーバーロードが用意されています。負の数に対しては小さい方向へ丸められるため、単純な切り捨てとは挙動が異なることに注意しましょう。端数処理を行う際は、四捨五入を行う Math.Round() や、0 の方向へ丸める Math.Truncate() との違いも理解しておくと、より適切に使い分けができます。

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