C#のMathF.Truncate()メソッドとは?具体例でわかりやすく解説
C#のMathF.Truncate()メソッドは、指定された単精度浮動小数点数(float)の整数部分を計算するためのメソッドです。小数点以下を切り捨て、整数部分のみをfloat型として返します。
構文
MathF.Truncate()メソッドの構文は以下の通りです。
public static float Truncate (float val);
引数「val」には、切り捨ての対象となる数値を指定します。
戻り値
valの整数部分がfloat型で返されます。引数がNaNの場合はNaNが、無限大の場合はそのまま無限大が返される点に注意してください。
使用例1:無限大を渡した場合
まず、正の無限大と負の無限大を引数に渡した場合の動作を確認してみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = float.PositiveInfinity;
float val2 = float.NegativeInfinity;
Console.WriteLine("MathF.Truncate(val1) = "+MathF.Truncate(val1));
Console.WriteLine("MathF.Truncate(val2) = "+MathF.Truncate(val2));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
MathF.Truncate(val1) = Infinity MathF.Truncate(val2) = -Infinity
このように、無限大を渡した場合は切り捨て処理が行われず、元の値がそのまま返されます。
使用例2:小数を含む数値を渡した場合
次に、一般的な小数を含む数値に対してMathF.Truncate()メソッドを使用した例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
float val1 = 76.8787f;
float val2 = 4646.5656f;
Console.WriteLine("MathF.Truncate(val1) = "+MathF.Truncate(val1));
Console.WriteLine("MathF.Truncate(val2) = "+MathF.Truncate(val2));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
MathF.Truncate(val1) = 76 MathF.Truncate(val2) = 4646
このように、MathF.Truncate()メソッドは小数点以下を単純に切り捨てた値を返します。負の数値の場合も、0に向かって丸められる点に注意してください(例:-76.87 → -76)。四捨五入ではなく切り捨てを行いたい場面で活用できる便利なメソッドです。
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