HTML DOM localStorageプロパティとは?使い方を実例つきでわかりやすく解説
HTML DOMのlocalStorageプロパティを使うと、キーと値のペア(Key-Valueペア)をユーザーのブラウザ内に直接保存し、必要なときにいつでも参照できます。保存されたデータは明示的に削除・クリアしない限り失われないため、ページの再読み込みやブラウザの再起動後も保持されます。
構文
localStorageの構文は以下のとおりです。
Window.localStorage
localStorageオブジェクトには、主に次のようなメソッドが用意されています。
- setItem('key', 'value') … 指定したキー名で値を保存する
- getItem('key') … 指定したキー名に対応する値を取得する
- removeItem('key') … 指定したキーのデータを1件だけ削除する
- clear() … localStorageに保存されているすべてのデータを一括削除する
それでは、localStorageプロパティの具体的な使用例を見てみましょう。
サンプルコード
次の例では、「キーを保存」ボタンでlocalStorageにデータを書き込み、「キーを削除」ボタンでclear()メソッドによりすべてのデータを削除しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>LocalStorage clear()</title>
<style>
form {
width:70%;
margin: 0 auto;
text-align: center;
}
* {
padding: 2px;
margin:5px;
}
input[type="button"] {
border-radius: 10px;
}
table,th,td {
border:1px solid black;
border-collapse: collapse;
margin: 0 auto;
}
</style>
</head>
<body>
<form>
<fieldset>
<legend>LocalStorage clear( )</legend>
<table>
<tr>
<th>キー</th>
<th>値</th>
</tr>
<tr>
<td>PassKey</td>
<td>ja12ertplo</td>
</tr>
</table>
<input type="button" value="キーを保存" onclick="storeData()">
<input type="button" value="キーを削除" onclick="clearData()">
<div id="divDisplay"></div>
</fieldset>
</form>
<script>
var divDisplay = document.getElementById("divDisplay");
function storeData(){
localStorage.setItem('PassKey','ja12ertplo');
divDisplay.textContent = '正常に保存されました';
}
function clearData(){
localStorage.clear();
divDisplay.textContent = '正常に削除されました';
}
</script>
</body>
</html>
実行結果
「キーを保存」ボタンをクリックすると、PassKeyとその値がlocalStorageに保存され、画面に完了メッセージが表示されます。

「キーを削除」ボタンをクリックすると、clear()メソッドによって保存されていたすべてのデータが削除されます。

localStorage利用時の注意点
- 保存できるのは文字列のみです。オブジェクトや配列を扱う場合は、保存時にJSON.stringify()で変換し、取得時にJSON.parse()で復元します。
- 保存容量はオリジン(ドメイン)ごとにおよそ5MB程度とされています。
- データは同一オリジン内でのみ共有され、別ドメインからアクセスすることはできません。
- ユーザーが開発者ツールなどで内容を簡単に確認・削除できるため、パスワードなどの機密情報の保存には適していません。
-
HTML DOM HRオブジェクトとは?作成方法と使い方を解説
HTML DOM の HR オブジェクトは、HTML 文書内の <hr> 要素を表すオブジェクトです。<hr> 要素は、コンテンツの話題やテーマの区切りを視覚的に示す水平線(罫線)として表示されます。JavaScript を使えば、この水平線を動的に生成してページに挿入することも可能です。ここでは、HR オブジェクトの基本的な作成方法と実践的な使用例を紹介します。HRオブジェクトの作成方法(構文)hr オブジェクトを新しく作成するには、document.createElement() メソッドを使用します。構文は以下のとおりです。document.createEleme
-
HTML DOM Ulオブジェクトとは?<ul>要素の操作方法とサンプルコードを解説
HTML DOM の Ul オブジェクトは、HTML の <ul>(順序なしリスト)要素を表すオブジェクトです。JavaScript を使うことで、リストの動的な生成や操作が可能になります。 <ul> 要素の作成方法 新しい <ul> 要素を作成するには、document.createElement() メソッドを使用します。 var ulObject = document.createElement(UL) HTML5で非推奨となったプロパティ ulObject には以下のプロパティが存在しますが、これらは HTML5 ではサポートされていないため注