HTML DOM の HTML オブジェクトとは?基本の構文と実装例をわかりやすく解説
HTML オブジェクトとは
HTML DOM における HTML オブジェクトは、HTML ドキュメントのルート要素である <html> 要素を表します。このオブジェクトにアクセスすることで、ページ全体の構造や内容を JavaScript から操作できるようになります。
ここでは、HTML オブジェクトへのアクセス方法と、実際に動作するサンプルコードを紹介します。
構文
HTML オブジェクトにアクセスする基本的な構文は以下のとおりです。
document.getElementsByTagName("HTML")getElementsByTagName() メソッドにタグ名 "HTML" を指定すると、<html> 要素が HTMLCollection として返されます。先頭の要素を取得する場合は、[0] を付けてアクセスします。
サンプルコード
次の例では、ボタンをクリックすると <html> タグ内のすべての内容(innerHTML)を取得し、画面に表示します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body{
text-align:center;
}
.btn{
background-color:lightblue;
border:none;
height:2rem;
border-radius:50px;
width:60%;
margin:1rem auto;
}
.show{
font-size:1rem;
font-weight:bold;
color:orange;
border:2px solid green;
padding:10px;
display:none;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>DOM HTML Object Example</h1>
<button type="button" onclick="getContent()" class="btn">クリックして HTML タグ内の内容を取得</button>
<div class="show"></div>
<script>
function getContent(){
var content=document.getElementsByTagName("HTML")[0].innerHTML;
document.querySelector(".show").innerHTML = content;
document.querySelector(".show").style.display ="block";
}
</script>
</body>
</html>コードの解説
このサンプルのポイントは以下のとおりです。
- getContent() 関数:ボタンがクリックされると呼び出されます。
- getElementsByTagName("HTML")[0]:ドキュメント内の
<html>要素を取得します。 - innerHTML:
<html>タグ内のすべての HTML コンテンツを文字列として取得します。 - 表示処理:取得した内容を
.showクラスの div 要素に挿入し、displayをblockに変更して画面に表示します。
実行結果
このコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

青いボタンをクリックすると、ページの <html> タグ内にあるすべての内容が取得され、下の緑色の枠内に表示されます。

まとめ
HTML オブジェクトは、document.getElementsByTagName("HTML") を使うことで簡単にアクセスできます。ページ全体のソースコードを動的に取得・表示したい場合などに役立つため、DOM 操作の基礎として覚えておくと良いでしょう。
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