【HTML DOM】Window framesプロパティの使い方とサンプルコード
HTML DOM の Window frames プロパティは、現在のウィンドウ内に存在するすべてのフレーム(<iframe> 要素など)に対応するオブジェクトを返します。このプロパティを利用することで、ページ内の各フレームにプログラムからアクセスし、内容や URL(location)を操作できるようになります。
構文
構文は以下のとおりです。
現在のウィンドウ内のフレームを取得する場合:
window.frames
framesプロパティのポイント
- 配列風(Array-like)オブジェクト:
lengthプロパティやインデックスによるアクセスが可能です。 - 各要素は window オブジェクト:
window.frames[i]は、i 番目のフレームの window オブジェクトを参照します。 - HTML5での扱い:従来の
<frame>要素は廃止されましたが、<iframe>要素は引き続き有効であり、window.framesからアクセスできます。
使用例
ここでは、Window frames プロパティの具体的な使用例を紹介します。次のコードでは、ページ内に2つの iframe を配置し、ボタンをクリックするとすべてのフレームの URL を一括で変更する処理を行っています。
サンプルコード
<!DOCTYPE html><html>
<head>
<title>HTML DOM Window frames</title>
<style>
* {
padding: 2px;
margin: 5px;
}
form {
width: 70%;
margin: 0 auto;
text-align: center;
}
input[type="button"] {
border-radius: 10px;
}
</style>
</head>
<body>
<form>
<fieldset>
<legend>HTML-DOM-Window-frames</legend>
<label>ユーザー1:</label><iframe src="https://www.example.com"></iframe><br>
<label>ユーザー2:</label><iframe src="https://www.example.com"></iframe><br>
<input type="button" value="動画を読み込む" onclick="goToURL()">
<div id="divDisplay">
</div>
</fieldset>
</form>
<script>
var divDisplay = document.getElementById("divDisplay");
function goToURL() {
for (var i = window.frames.length - 1; i >= 0; i--)
window.frames[i].location = "https://www.tutorialspoint.com/html5/foo.mp4";
divDisplay.textContent = '動画の読み込みが完了しました';
}
</script>
</body>
</html>コードの解説
- ページ内に2つの
<iframe>を配置しています。 - ボタンをクリックすると
goToURL()関数が呼び出されます。 window.frames.lengthでフレーム数を取得し、後ろから順にループ処理を行います。window.frames[i].locationに新しい URL を代入することで、すべてのフレームの表示内容を一括で切り替えています。
実行結果
ボタンをクリックする前の画面は以下のとおりです。

ボタンをクリックすると、すべてのフレームの location が指定した URL に変更され、メッセージが表示されます。

まとめ
window.frames プロパティを使えば、ウィンドウ内のすべてのフレームを配列のように扱い、個別のフレームに対して柔軟に操作を行うことができます。複数の iframe をまとめて制御したい場合に便利なプロパティなので、ぜひ活用してみてください。
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