HTMLの要素におけるrel属性の使い方と設定できる値を解説
<area>要素のrel属性は、現在のドキュメントとリンク先のドキュメントとの関係性(リレーション)を指定するために使用します。この属性は、HTML5で<area>要素に対して新たに導入されました。
rel属性の基本構文
rel属性の基本的な書き方は以下のとおりです。
<area rel="value">
「value」の部分には、リンク先との関係を表す以下のいずれかのキーワードを指定できます。
rel属性に指定できる主な値
- alternate:ドキュメントの代替バージョンへのリンク(例:印刷用ページなど)
- author:ドキュメントの著者へのリンク
- bookmark:ブックマーク用の固定URL(パーマネントリンク)
- help:ヘルプドキュメントへのリンク
- license:著作権やライセンス情報へのリンク
- next:一連のドキュメントにおける次のページへのリンク
- nofollow:検索エンジン(Googleなど)にクロールさせたくないリンクであることを示す
- noreferrer:ユーザーがハイパーリンクをクリックした際に、HTTPリファラーヘッダーを送信しないようブラウザに指示する
- prefetch:リンク先のドキュメントを事前にキャッシュすべきであることを示す
- prev:一連のドキュメントにおける前のページへのリンク
- search:ドキュメントを検索するためのツールへのリンク
- tag:現在のドキュメントに関連するタグ(キーワード)へのリンク
rel属性の実装例
それでは、実際に<area>要素のrel属性を使ったサンプルコードを見てみましょう。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<h2>Learning</h2>
<p>Learn these technologies with ease....</p>
<img src = /images/usemap.gif alt = "usemap" border = "0" usemap = "#tutorials"/>
<map name = "tutorials">
<area shape = "poly" coords = "74,0,113,29,98,72,52,72,38,27"
href = "/perl/index.htm" alt = "Perl Tutorial" target = "_blank" rel="alternate"/>
<area shape = "rect" coords = "22,83,126,125" alt = "HTML Tutorial"
href = "/html/index.htm" target = "_blank" />
<area shape = "circle" coords = "73,168,32" alt = "PHP Tutorial"
href = "/php/index.htm" target = "_blank" />
</map>
</body>
</html>コードの解説
上記の例では、まず次のように画像に対してイメージマップを設定しています。
<img src = /images/usemap.gif alt = "usemap" border = "0" usemap = "#tutorials"/>
続いて、<map>要素内に複数の<area>要素を配置し、それぞれ異なる形状(shape)のクリック領域を定義しています。
<map name = "tutorials">
<area shape = "poly" coords = "74,0,113,29,98,72,52,72,38,27"
href = "/perl/index.htm" alt = "Perl Tutorial" target = "_blank" rel="alternate"/>
<area shape = "rect" coords = "22,83,126,125" alt = "HTML Tutorial"
href = "/html/index.htm" target = "_blank" />
<area shape = "circle" coords = "73,168,32" alt = "PHP Tutorial"
href = "/php/index.htm" target = "_blank" />
</map>ここで注目すべきは、最初の<area>要素(多角形の領域)に、次のようにrel属性が指定されている点です。
rel="alternate"
これにより、Perlチュートリアルへのリンクが「元のドキュメントの代替バージョン」であることを、ブラウザや検索エンジンに伝えることができます。このように、rel属性を活用することで、リンク先との関係性を意味的に明示でき、SEOやアクセシビリティの観点からも有効です。
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