iPhone・iPadブラウザでHTML5動画をインライン再生する方法(playsinline属性の使い方)
UIWebViewのallowsInlineMediaPlaybackプロパティとは
ネイティブアプリ内のiOSウェブブラウザ(UIWebView)には、allowsInlineMediaPlaybackというプロパティが用意されています。このプロパティは、動画をページ内でインライン再生するかどうかを有効・無効に切り替える役割を持っています。
デフォルト設定では、iPhoneではNO(無効)、iPadではYES(有効)になっています。そのため、iPhoneでは動画再生時にネイティブのフルスクリーンプレーヤーが画面全体を占有してしまい、動画と同時に他の動的なコンテンツを表示することができません。
HTML側でインライン再生を制御する方法
この挙動は、HTMLのwebkit-playsinline属性を使って調整できます。以下のようにvideoタグに属性を追加します。
<video id="myVideo" width="280" height="140" webkit-playsinline></video>
この属性を指定することで、iPhone上でも動画がフルスクリーンに切り替わらず、ページ内でそのまま再生されるようになります。
iOS 10以降での変更点
iOS 10以降では、Appleがplaysinline属性をすべてのiOSウェブブラウザで標準サポートするようになりました。これにより、ベンダープレフィックス付きの旧属性に頼らなくても、シンプルに記述できるようになっています。
<video src="new.mp4" playsinline></video>
現在開発を行う場合は、互換性を考慮して両方の属性を併記しておくのが安全です。
<video src="new.mp4" playsinline webkit-playsinline></video>
まとめ
- UIWebViewのallowsInlineMediaPlaybackプロパティでインライン再生の可否を制御できる
- デフォルトはiPhoneが無効、iPadが有効
- iOS 10以降は標準の
playsinline属性を使用可能 - 古いiOSへの対応が必要な場合は
webkit-playsinlineも併せて指定するとよい
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