HTML5のpreload属性で動画の事前読み込みを制御する方法
HTML5のpreload属性とは
HTML5では、<video>タグにpreload属性を指定することで、ページ読み込み時に動画ファイルを事前にダウンロードするかどうかを制御できます。動画を再生するまでデータを読み込ませたくない場合は、preload="none"を設定します。これにより、ユーザーが再生ボタンを押すまで通信が発生せず、帯域幅の節約やページ表示速度の向上が期待できます。
preload属性に指定できる値
- none: 動画を一切事前読み込みしません。再生開始時に初めてデータを取得します。
- metadata: 動画の長さやサイズなどのメタ情報のみを読み込みます。
- auto: ブラウザが必要と判断した範囲で動画全体を事前読み込みします(既定値)。
サンプルコード
以下のコードは、preload="none"を使って、再生前の動画読み込みを防ぐ例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<video width = "350" height = "200" controls = "controls" preload = "none">
<source src = "movie.mp4" type = "video/mp4" />
<source src = "movie.ogg" type = "video/ogg" />
お使いのブラウザはvideoタグに対応していません。
</video>
</body>
</html>コードのポイント
widthとheightで動画プレーヤーのサイズを指定しています。controls属性により、再生・一時停止などの操作パネルが表示されます。<source>タグを複数記述することで、MP4形式に対応していないブラウザ向けにOGG形式へフォールバックできます。<source>タグ内のテキストは、いずれの形式にも対応していない環境での代替メッセージとして表示されます。
なお、モバイル回線など通信量が限られる環境ではpreload="none"が特に有効ですが、再生開始までの待ち時間が長くなる点には注意してください。用途に応じてmetadataとの使い分けを検討するとよいでしょう。
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