HTMLのformnovalidate属性とは?使い方をわかりやすく解説
formnovalidate属性とは
HTMLのformnovalidate属性は、1つのフォームに複数の送信ボタンが存在する場合に特に便利な属性です。この属性を特定の送信ボタンに指定すると、そのボタンから送信したときに限り、入力内容の検証(バリデーション)をスキップできます。
formnovalidate属性は、<form>要素が持つnovalidate属性を上書きする役割を持ちます。novalidate属性もブール型(真偽値)の属性で、こちらを指定するとフォーム全体のバリデーションが無効になります。
注意: formnovalidate属性は、Internet ExplorerおよびSafariではサポートされていません。Internet Explorerはすでにサポートが終了していますが、Safari向けのサイトを開発する場合は動作に注意が必要です。

novalidate属性との違い
| 属性 | 指定する場所 | 効果 |
|---|---|---|
| novalidate | <form>要素 | フォーム全体のバリデーションを無効化する |
| formnovalidate | 送信ボタン(type="submit" など) | そのボタンで送信した場合のみバリデーションをスキップする |
使用例
以下のコードを実行すると、HTMLでformnovalidate属性を使う方法を実際に確認できます。通常の「送信」ボタンを押すと入力値が検証されますが、「検証なしで送信」ボタンを押した場合は、バリデーションを行わずにそのままフォームが送信されます。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>HTML formnovalidate属性</title> </head> <body> <form action = "new.php" method = "get"> 順位 <input type = "number" name = "rank"><br> <input type = "submit" value = "送信"><br> <input type = "submit" formnovalidate = "formnovalidate" value = "検証なしで送信"> </form> </body> </html>
このように、下書き保存など「未入力のままでも送信したい」ケースと、通常の厳密な入力チェックが必要なケースを、同じフォーム内で使い分けたい場合にformnovalidate属性は非常に有効です。
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