HTMLのtarget属性の使い方を徹底解説!リンクの開き方を制御する方法
target属性とは
target属性は、ユーザーがリンクをクリックした際に、そのリンクをどこで開くかを指定するためのHTML属性です。
例えば、以下のようなリンクをクリックすると、現在表示しているのと同じブラウザタブ(ウィンドウ)でリンク先のページが開きます。
<a href="https://techstacker.com/">トップページへのリンク</a>
つまり、別のウェブサイトへのリンクを設置した場合、ユーザーはあなたのサイトから離れ、リンク先のサイトへ移動してしまうのです。これは意図した挙動の場合もあれば、そうでない場合もあります。
デフォルトでは「_self」が設定されている
この挙動が起こるのは、<a>要素にはデフォルトで target="_self" という値が暗黙的に設定されているためです。これは「ユーザーが現在いる同じウィンドウでリンクを開く」という意味になります。
つまり、次のように書いたリンク要素は:
<a href="https://techstacker.com/"></a>
ブラウザには次のように解釈されています:
<a href="https://techstacker.com/" target="_self"></a>
コード上は見えないため混乱しやすいポイントですが、裏ではこのような処理が行われているのです。
リンクを新しいタブで開くには「_blank」を使う
リンクを新しいブラウザタブで開きたい場合は、デフォルトの _self を _blank に上書きします。
<a href="https://youtube.com" target="_blank" rel="noopener">
これをクリックすると、YouTubeのサイトが新しいタブで開きます
</a>
_selfと_blankはどちらをいつ使うべき?
シンプルに答えるなら、ユーザーを自分のサイトから離したくない場合(SEO対策を考慮する場合など)は target="_blank" を使用しましょう。
逆に、サイト内のページ遷移などでユーザーをそのまま誘導したい場合は、何も指定しなくて構いません。リンクはデフォルトで同じブラウザウィンドウ(_self)で開かれます。
セキュリティのための「noopener」指定を忘れずに
重要: target="_blank" を使用する際は、セキュリティ上の理由から rel="noopener" を必ず併せて指定することをおすすめします。特に外部サイトへリンクする場合は必須と言えます。指定しないと、リンク先のページから元のページを操作される「タブナビング(Tabnabbing)」と呼ばれる攻撃を受けるリスクがあります。
noopener属性の詳細については、専用の解説記事を参考にしてください。
-
HTMLのmultiple属性とは?複数選択を可能にする使い方を徹底解説
HTMLのmultiple属性は、ユーザーが複数の値を選択・入力できるようにするための属性です。この属性はブール型(真偽値)属性であり、<input>要素と<select>要素の両方で使用できます。特に、HTMLフォームで複数のファイルをアップロードしたい場合にmultiple属性が活躍します。また、この属性は「email」および「file」タイプの入力フィールドに対応しています。multiple属性の主な特徴fileタイプ:ファイル選択ダイアログで複数のファイルを同時に選択可能になります(CtrlキーやShiftキーを押しながらクリック)。emailタイプ:カンマ区切
-
HTMLのlist属性とは?datalist要素で入力候補を表示する方法を解説
HTMLのlist属性とはHTMLでは、<datalist>要素を使用して、あらかじめ定義された選択肢のリストを作成できます。このリストは<input>要素(入力欄)に対して適用され、ユーザーが文字を入力すると、定義済みの選択肢が候補として自動的に表示されます。<input>要素のlist属性は、対応する<datalist>要素のidを参照することで、入力欄と選択肢リストを関連付けます。このlist属性は、HTML5で新たに導入された機能です。list属性の基本的な使い方list属性を使うには、以下の2つのステップを行います。<datali