HTMLでインラインCSS(スタイルシート)を使う方法を徹底解説
インラインCSSとは?
HTMLでインラインCSSを使用するには、style属性を使います。style属性は、個々の要素に対して直接スタイルを指定するための属性です。font-family(フォントの種類)、font-style(フォントのスタイル)、text-decoration(文字装飾)、direction(文字の方向)など、さまざまなCSSプロパティと組み合わせて利用できます。
style属性の注意点
style属性で指定したスタイルは優先度が最も高く、他のスタイル指定を上書きします。具体的には、以下のようなスタイル指定よりも優先されます。
- <style>タグ内に記述されたスタイル
- 外部スタイルシート(CSSファイル)で定義されたスタイル
そのため、ページ全体で統一したデザイン管理を行いたい場合は、安易にインラインCSSを使いすぎるとメンテナンス性が低下する点に留意しましょう。
コード例:見出しにインラインCSSを適用する
以下のコードでは、h1要素(見出し)に対して、style属性を使ってフォントサイズを20pxに指定しています。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>HTML Inline CSS</title> </head> <body> <h1 style="font-size: 20px;"> Tutorials </h1> <p>We have tutorials on Programming, CMS, Scripting Languages, etc.</p> </body> </html>
出力結果
このコードをブラウザで表示すると、「Tutorials」という見出しが通常の見出しサイズではなく、指定した20pxのフォントサイズで表示されます。段落部分にはスタイルが指定されていないため、デフォルトのスタイルが適用されます。
インラインCSSのメリットとデメリット
メリット
- HTMLファイルだけで完結し、手軽にスタイルを適用できる
- 特定の要素だけ一時的に装飾したい場合に便利
- 優先度が高いため、確実にスタイルが反映される
デメリット
- 同じスタイルを複数箇所に記述するとコードが冗長になる
- デザインの変更時に修正箇所が多くなり、保守性が下がる
- 構造(HTML)とデザイン(CSS)が混在し、可読性が悪化する
実務では、外部スタイルシートを基本とし、インラインCSSはテストや緊急時の一時的な調整など、限定的な場面で使うのがおすすめです。
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