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Elasticsearchのユースケーストップ5|ログ分析からデータ可視化まで徹底解説

本記事は2017年5月16日にObjectRocket.com/blogにて公開された内容を基にしています。

Elasticsearch®は「検索のため」に生まれたツールですが、その用途は時代とともに拡大し続けています。ObjectRocketでは長年にわたりプラットフォーム上でマネージド型Elasticsearchサービスを提供しており、お客様がこの製品をどのように活用しているのか、明確なトレンドを目にしてきました。本記事では、ObjectRocketプラットフォームで特に多く見られるElasticsearchのユースケーストップ5をご紹介します。

#1 ログ収集とログ分析

Elasticsearchに馴染みのある方にとって、これは驚きではないでしょう。Elasticsearchを中心としたエコシステムの充実により、ログソリューションの導入とスケールが非常に容易になっています。当プラットフォームの多くのユーザーも、この機能を活用して主用途にログ機能を追加しています。BeatsからLogstash®、Ingest Nodeまで、データがどこに存在していても取得してインデックス化するための選択肢が豊富に用意されています。さらにKibana®を使えば、リッチなダッシュボードや分析環境を構築できます。またCuratorを併用すれば、ログの保持期間管理も自動化でき、運用の手間を大幅に削減できます。

#2 公開データのスクレイピングと統合

ログデータと同様に、Elastic Stackにはリモートデータを簡単に取得・インデックス化できるツールが数多く揃っています。また、ほとんどのドキュメントストアと同様に厳密なスキーマを要求しないため、複数の異なるデータソースを柔軟に取り込みながら、すべてを管理しやすく検索可能な状態に保てるのも大きな魅力です。興味深い実例として、Twitterコネクタを挙げられます。監視したいハッシュタグを設定すると、そのハッシュタグを含むすべてのツイートを自動的に取得し、Kibana上で分析できます。この製品はElastic Stackのコアコンポーネントをベースに構築されており、大規模データへの対応を可能にする追加要素が加えられています。

#3 全文検索

全文検索はElasticsearchの中核機能であり、このリストの上位にランクインするのは当然の結果です。注目すべきは、実際のお客様の間での応用範囲の広さです。従来型のエンタープライズ検索やECサイトの商品検索にとどまらず、不正検知やセキュリティ対策、コラボレーションツールなど、多岐にわたる分野でユーザーはElasticsearchの検索機能の強力さと柔軟性を実感しています。クエリDSL(Domain Specific Language)をはじめ、検索語の自動補完、「もしかして」候補の表示など、検索体験をより快適にするための機能も標準で豊富に組み込まれています。

#4 イベントデータとメトリクス

Elasticsearchは、メトリクスやアプリケーションイベントといった時系列データの処理にも非常に優れた性能を発揮します。この分野においても、充実したBeatsエコシステムのおかげで、一般的なアプリケーションから簡単にデータを収集できます。どのような技術スタックをお使いでも、Elasticsearchにはメトリクスやイベントをすぐに取得できるコンポーネントが揃っている可能性が高く、万が一対応していないケースでも、必要な機能を追加することは容易です。

#5 データの可視化

豊富なチャートオプション、地理データ向けのタイルマップサービス、時系列データ向けのTimeLionなどを備えたKibanaは、驚くほど強力かつ直感的に使える可視化ツールです。Kibanaには、本記事で紹介したすべてのユースケースに対応するビジュアルコンポーネントが用意されています。各種データ取り込みツールの操作に慣れてしまえば、Elasticsearch + Kibanaの組み合わせが、複雑で把握しづらいデータを理解するための頼れる相棒になることに気づくでしょう。

まとめ

以上がElasticsearchのすべてのユースケースというわけではありませんが、当社のサービスで特によく見られる主要な活用例です。ElasticsearchとElastic Stackの他コンポーネントは、その極めて高い汎用性を実証してきました。ご覧のとおり、Elasticsearchは現在のワークフローやシステムにそのまま組み込むことができ、さまざまな角度から新たなインサイトをもたらします。筆者にとってElasticsearchの最も魅力的な点は、単にデータ保存用のデータベースをもう一つ追加するのではなく、既に使っている技術そのものを強化できるところにあると考えています。

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