Google Pixelの「極限バッテリーセーバー」モードの使い方と設定方法
Pixel 3以降のPixelスマートフォンで利用できる「極限バッテリーセーバー」は、充電が尽きて電源が落ちてしまう直前の状況でも、必要最低限の機能を維持してくれる頼もしい機能です。この記事では、極限バッテリーセーバーによって何が変化するのか、そして自動設定を含めたオン・オフの切り替え方法について詳しく解説します。
通常のバッテリーセーバーと極限バッテリーセーバーの違い
標準のバッテリーセーバーでは、Pixelは以下のようなさまざまな手段で消費電力を抑えます。
- ダークテーマへの切り替え
- 通知の頻度を抑制
- アプリの更新を開いているアプリのみに制限(バックグラウンドタスクを停止)
- Googleアシスタントの「OK Google」検出を停止
- 画面オフ時の位置情報サービスを停止
- Motion Senseジェスチャーや衝突事故検知、スクイーズ操作など、Pixel固有の機能を無効化
- モバイル通信を5Gから4Gに切り替え
極限バッテリーセーバーは、これらの対策をさらに一歩進めたものです。
- CPUのパフォーマンスが制限される
- 一時停止したアプリからの通知が一切届かなくなる
- スクリーンタイムアウトが30秒に短縮される
- テザリング(アクセスポイント)機能がオフになる
- Wi-FiとBluetoothが位置情報の取得に使われなくなる(カーナビやワイヤレスイヤホンなどとの接続は引き続き利用可能)
通常の状況では、極限バッテリーセーバーの使用は避けるべきです。スマートフォンの動作が遅くなり、重要な機能が使えなくなる恐れがあります。たとえば、Googleマップでナビゲーション中にWhatsAppの通知が受け取れなくなったら困りますよね。しかし、どこかで足止めされている場合や、充電できるまでの間スマートフォンをあまり使う予定がないのであれば、最適な選択肢となるかもしれません。
Pixelで極限バッテリーセーバーをオン/オフする方法
まず最初に、通常のバッテリーセーバーのスケジュールを設定しておきましょう。極限モードはこれに連動しているためです。技術的には、通常モードが作動するたびに極限モードも一緒に作動させることは可能ですが(後述)、極限モードはあくまで最終手段としておくべきです。Pixelの「設定」アプリから[バッテリー] > [バッテリーセーバー] > [スケジュールを設定]と進み、以下のいずれかを選択してください。
- ルーティンに基づく:Androidが、普段の充電時間よりも先にバッテリーが尽きると予測したときに作動します。予測は日々の習慣に基づいているため、旅行中や、都合のよいときにいつでも充電するような使い方をしている場合には、あまり役立たないかもしれません。
- 残量に基づく:バッテリー残量を自分で判断するのが苦手でない限り、これが最も確実な選択肢です。作動する残量のしきい値を指定できます。極限モード用に設定する場合は、20%以上にしないのがおすすめです。
設定できたら、[バッテリー] > [バッテリーセーバー] > [極限バッテリーセーバー] > [使用するタイミング]と進み、以下のいずれかを選択します。
- 毎回確認:通常のバッテリーセーバーが作動するたびに、極限モードを使用するかどうか尋ねられます。
- 常に使用:バッテリーセーバーが作動すると、自動的に極限モードが有効になります。
- 使用しない:極限モードが完全に無効になります。
前述のとおり、ほとんどの人は「使用しない」を選ぶのが賢明です。それでも極限モードが必要になる場面がありそうなら、「常に使用」よりも「毎回確認」を選ぶほうが無難です。唯一の例外は、緊急時だけバッテリー持ちを延ばしたいという特殊なケースです。
さらに、一時停止されない「必須アプリ」を指定することもできます。時計、電話、メッセージなどのシステムアプリは自動的に保護されるため、ここでの選択は慎重に行いましょう。バッテリー残量がわずかな状態で、X(Twitter)の通知まで受け取る必要はないはずです。
よくある質問(FAQ)
Q: 極限バッテリーセーバーを有効にすると、ロック画面が真っ暗になりますか?
A: いいえ。むしろ、標準のバッテリーセーバーモードでもPixelのロック画面は真っ暗になります。
Q: 5G非対応のスマートフォンでは、通信速度に影響しますか?
A: 影響しません。現在、多くのキャリアが3Gサービスを終了して4Gをベースラインとしているためです。
Q: バッテリーを長持ちさせるには、ほかにどんな方法がありますか?
A: 本記事で紹介した設定以外にも、以下のような定番の節電方法があります。
- ダークテーマ(ダークモード)に切り替え、屋外でも読めるぎりぎりの明るさまで画面の輝度を下げる。
- 可能な限りモバイル回線からWi-Fiに切り替える。
- 動画視聴やゲームの時間を減らす。特に3Dゲームは消費電力が大きい。
- 不要なときはモバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothをオフにする。
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