iOS 10の不具合にお困りですか?iOS 9.3.5へのダウングレード方法を徹底解説【iPhone・iPad対応】
はじめに
iOS 10で不具合が発生している場合、以前のバージョンであるiOS 9.3.5に戻すことで問題を解消できる可能性があります。この記事では、その具体的な手順をステップバイステップでわかりやすくご紹介します。
【重要】現在はダウングレード不可
調査の結果、Appleが両バージョンの署名を停止したため、現時点ではiOS 10からiOS 9.3.5へのダウングレードは不可能になっています。また、最新のiOS(11.4.1)から旧バージョンへのダウングレードも、同様に署名が無効化されているため実行できません。あらかじめご了承ください。
iOS 10のリリースと新機能
Appleは2016年9月13日にiOS 10を正式リリースしました。同年開催されたWorldwide Developers Conference(WWDC)で発表された新機能の数々は、多くのファンやユーザーに大きな期待を抱かせました。
9to5MacのJeff Benjamin氏によると、主な新機能には以下のようなものが含まれていました。
- より滑らかなLive Photosの撮影
- Live Photos撮影中の音楽再生
- 3D Touchへのアクセス向上
これらの機能は確かに魅力的ですが、一方でこのバージョンのiOSには数多くの問題が存在することも事実でした。
iOS 10で報告された主な不具合
TechRadarやDigital Trendsなどの海外メディアによると、iOS 10では以下のような問題が相次いで報告されていました。
- バッテリーの急速な消耗
- メールアプリの不具合
- アプリ切り替え時の動作のもたつき
- その他多数の細かい問題
日常業務やクリエイティブ作業をデバイスに依存しているユーザーにとって、アップデート後にシステムが正常に動作しなくなるのは深刻な悩みです。こうした状況を受け、「ダウングレード」という解決策が注目されました。
解決策「ダウングレード」とは?
ダウングレードとは、新しいバージョンが完全に修正される前に、OSやアプリケーションを以前のバージョンへ戻すプロセスのことです。ここからは、iOS 10からiOS 9.3.5へのダウングレード手順を2つの方法で詳しく解説していきます。
方法1:iTunesを使ったダウングレード手順
実行前の注意点
- この方法が有効だった当時は、AppleがiOS 9.3.5に署名していたため、iOS 10からのダウングレードが可能でした。
- ダウングレードの過程でデバイス内のデータがすべて消去されるため、事前にiOS 9.3.5環境でのバックアップを作成しておく必要があります。
- iOS 10で作成したバックアップは、旧バージョン(9.3.5)では復元できない点に注意してください。
具体的な手順
- IPSWファイルのダウンロード: https://ipsw.me/#!/version にアクセスし、iOS 9.3.5をダウンロードします。このサイトでは、iOSユーザーが各バージョンのファームウェアを入手できます。
注意:ファイルサイズは2GB以上あるものが多く、ダウンロードには時間がかかる場合があります。 - デバイスの接続: iPhoneまたはiPadをパソコンに接続します。
- iTunesを起動: iTunesを開き、メニューから自分のデバイスを選択します。
- 復元オプションの選択: Macユーザーは「Option(⌥)+Command(⌘)」キーを押しながら「復元」をクリックします。Windowsユーザーは「Shift」キーを押しながら「復元」をクリックします。
- IPSWファイルの選択: 最後に、ダウンロードしておいたデバイス用のIPSWファイルを選択します。
この際、iTunesから「デバイスのデータが消去される」という警告が表示されます。これはダウングレードプロセスの正常な一部です。確認して進めると、再起動後にデバイスの初期設定(ウェルカム)画面が表示されます。
方法2:DFUモードを使ったダウングレード手順
もう一つの方法として、DFUモードを利用したダウングレード手順をご紹介します。
- 準備: iOS 9.3.5のファームウェアファイルをダウンロードします。今回の方法では「iPhoneを探す」機能をオフにする必要があります。「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」の順に進めてオフにしましょう。
- デバイスの接続: iPhoneまたはiPadをWindows PCまたはMacに接続し、iTunesを起動します。
- DFUモードへの移行: 電源ボタンとホームボタンを同時に10秒以上押し続けます。
- 電源ボタンを離す: 電源ボタンを離し、ホームボタンのみ押し続けてデバイスがDFUモードに入るまで待ちます。iTunesに「リカバリーモードのデバイスを検出しました」と表示されれば成功です。
- 復元の完了: 方法1の手順4~5と同じ操作を行い、作業を完了させます。
以上でダウングレードは完了です!
まとめ
OSやアプリケーションのダウングレードは、現状の不具合を解消する有効な手段となり得ますが、データ損失やリカバリーモードから抜け出せなくなるといったリスクも伴います。
さらに、Appleが新しいアップデートをリリースし続ける中で旧バージョンの署名を順次停止しているため、iOSのダウングレードが可能な期間はどんどん短くなっています。この手順を実行する場合は、必ずバックアップを取り、慎重に進めることをおすすめします。
あなたはダウングレードについてどう考えていますか?メリットの方が大きいと思いますか?ぜひコメント欄であなたの意見をお聞かせください!
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