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iOS 12でプライバシーとセキュリティを強化する6つの設定テクニック

Appleは、待望の新OS「iOS 12」をはじめとする新製品や新機能を発表しました。iPadとiPhone向けの新OSには数多くの魅力的な機能が搭載されていますが、その中でも特に注目を集めているのがプライバシーとセキュリティ関連の機能です。

追加されたセキュリティ機能は、iPhoneやiPadユーザーのデータを保護することを目的としています。このアップデートにより、デバイス内のプライベートなファイルへの不正アクセスを防ぐことが期待されています。ただし、ハッカーの侵入を防ぐと謳われていても、デバイスを安全に保つための最終的な責任はユーザー自身にあることを忘れないでください。

iOS 12に対応するデバイス

iOS 11に対応していたiPhoneとiPadは、2018年にリリースされたiOS 12へ簡単にアップグレードできます。iOS 12に対応している主なデバイスは以下の通りです。

  • iPhone: iPhone 5s、iPhone SE、iPhone 6 / 6 Plus、iPhone 6s / 6s Plus、iPhone 7 / 7 Plus、iPhone 8 / 8 Plus、iPhone X、iPhone Xs / Xs Max
  • iPad: iPad mini 2 / 3 / 4、iPad Air / Air 2、第5世代iPad(2017年)、9.7インチ第6世代iPad(2018年)、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1・第2世代)
  • iPod: 第6世代iPod touch

それでは、セキュリティを強化した今回のアップデートの概要と、各機能を有効にする具体的な手順を見ていきましょう。

1. デバイスを常に最新の状態に保つ

他のOSやソフトウェアと同様に、潜在的なセキュリティ脅威から身を守る最も確実な方法の一つは、デバイスを常に最新の状態に保つことです。

通知が次々と届く忙しい毎日では、アップデートの通知を見逃してしまうことも少なくありません。そこでおすすめなのが、iOS 12の自動アップデート機能を有効にしておくことです。

iOS 12で自動アップデートを有効にする手順:

  1. 設定を開きます。
  2. 一般を選択します。
  3. ソフトウェア・アップデートをタップし、自動アップデートをオンにします。

これで設定は完了です。新しいパッチがリリースされるたびに、デバイスが自動的に更新されるようになります。

2. 二要素認証を活用する

二要素認証(2FA)は業界全体で注目されているセキュリティ技術の一つで、現在では多くの企業や組織が自社のサービスに導入しています。iOS 12でもAppleがこの機能を採用しており、Appleアカウントをさらに強固に保護できます。

iOS 12では二要素認証が標準で組み込まれているため、設定も利用も非常に簡単です。

二要素認証を有効にする手順:

  1. 設定 > [自分の名前] > パスワードとセキュリティの順に進みます。
  2. 二ファクタ認証をオンにするをタップし、続けるを選択します。
  3. 電話番号を入力して確認します。これにより、本人確認の際にAppleからSMSまたは電話で確認コードが届くようになります。

二要素認証を利用することで、仮にパスワードが盗まれた場合でも、第三者がスマホにアクセスするリスクを大幅に減らせます。

3. USBアクセスを制限する

USB接続は潜在的なセキュリティリスクになり得ます。この機能は、ハッカーがアクセサリ経由でロック画面を回避するのを防ぐためのものです。

一般的に、AppleデバイスをUSB機器に接続する目的は、充電かデータ転送のどちらかです。

以前のバージョンでは、不正アクセスを防ぐため、ロック解除から1週間後に充電ポートがロックされる仕組みでした。しかしこの猶予期間があることで、ハッカーは総当たり攻撃(Brute Force)によるUSBロック解除を試みる余地がありました。

そこでiOS 12では、セキュリティ強化のためこの期間が1時間に短縮され、それ以降は充電ポートが「充電専用モード」で動作します。

iOS 12デバイスでUSB制限モードを設定する手順:

  1. 設定 > Touch IDとパスコードの順に進み、パスコードを入力して本人確認を行います。
  2. 下にスクロールして「ロック中にアクセスを許可」の項目を探し、USBアクセサリのスイッチがオフになっていることを確認します。

この機能を有効にしておけば、外部ポートからの不正アクセスからデバイスを一段階強く守ることができます。

4. 位置情報トラッキングを管理する

AppleのモバイルOSには、Siri、マップ、写真など、位置情報を活用する人気アプリが多数あります。この機能が有効になっていると、Appleはユーザーが頻繁に訪れる場所を記録し、それに基づいた通知や広告を配信します。

しかし、iOS 12の新機能を使えば、このトラッキングをオフにできます。以下の手順に従ってください。

  1. 設定 > プライバシー > 位置情報サービス > システムサービスの順に進み、頻繁に訪れる場所をタップします。
  2. スイッチをオフにして、デバイスによる位置情報の追跡を停止します。
  3. 頻繁に訪れる場所を無効にすると、デバイスが収集していた位置情報データを消去することも可能です。

Appleによる追跡をさらに防ぎたい場合は、「位置情報関連の広告」「位置情報関連の提案」「位置情報関連の通知」の各オプションもオフにしておきましょう。

位置情報へのアクセスを無効にすれば、移動履歴が記録されることはなくなります。ただし、位置情報サービスを完全にオフにすると、マップをはじめとする位置情報を利用するすべてのアプリが機能しなくなる点には注意が必要です。

5. より強力なパスコードを設定する

iOS 12における最も重要な変更点の一つが、強力なパスコードを柔軟に設定できるようになったことです。

新しいOSではパスコードの長さや形式を自由に選べるため、4桁や6桁の数字だけのパスコードに縛られる必要がなくなりました。

報告によると、ハッカーは総当たり攻撃で短いパスコードを突破できてしまいます。4桁ならわずか1万通り、6桁でも100万通りの組み合わせを試すだけで突破される可能性があります。

Appleデバイスのセキュリティを最大化し、不正アクセスをほぼ不可能にするためにも、iOS 12では英字・数字・記号を組み合わせた強力なパスコードを設定することをおすすめします。

Appleデバイスをハッキング耐性の高いものにしたい方は、設定 > Touch IDとパスコードの順に進み、現在のパスコードを入力して本人確認を行います。パスコードを変更を選択し、「パスコードオプション」からカスタムの英数字コードなど、より複雑な形式を選択できます。

6. Safariで安全にブラウジングする

新版のiOSでは、Safariが「インテリジェント・トラッキング防止」技術によってサイト間トラッキングを阻止します。iOS 11ではサードパーティCookieをブロックしていましたが、SNSのシェアボタンなどがユーザーの閲覧行動を監視することまでは防げませんでした。従来のバージョンでは、広告主がSNSウィジェットを通じて、複数のWebサイトにまたがるユーザーの閲覧習慣を追跡できていたのです。

しかし、iOS 12ではデフォルトでSNSウィジェットによるユーザー追跡が防止されます。さらに、Appleデバイス固有の識別情報も保護されるため、広告主がユーザーに直接ターゲット広告を送りつけることもできません。この機能は初期状態で有効になっているため、ユーザー側で特別な設定は一切不要です。

安全なiPhoneのためのiOS 12セキュリティ設定まとめ

Appleは、最初から組み込まれているセキュリティ機能と、ユーザーがオン/オフを選択できるセキュリティ機能の両方をiOS 12に導入しました。

最後に、安全性を高めるために必ず見直しておきたいiOS 12のセキュリティ設定をおさらいしましょう。

  1. デバイスを常に最新の状態に保つ
  2. 二要素認証を有効にする
  3. USBアクセスを制限する
  4. 位置情報へのアクセスを管理する
  5. より強力なパスコードを使用する
  6. Safariで安全にブラウジングする

セキュリティ機能はiOS 12の大きな目玉ですが、Appleはそれ以外にも多くの優れた新機能をリリースしています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

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