iPhoneの「ヘルスケア共有」とは?設定方法と使い方をわかりやすく解説
Appleの「ヘルスケア」アプリは、大切な健康情報を安全に保管できる場所であると同時に、歩数や心拍数といった重要な健康データを収集し、自身の健康状態をより深く把握するためのツールです。iOS 15の登場により、「ヘルスケア」アプリに保存した健康情報を、かかりつけ医や家族と共有できるようになりました。これにより、アプリを活用してより質の高い医療サポートを受けることが、これまで以上に簡単になっています。
ヘルスケア共有(Health Sharing)とは?
ヘルスケア共有とは、「ヘルスケア」アプリに保存されている特定の健康情報を、友人や家族、医療従事者と安全に共有できる機能です。一度に最大5人までデータを共有することができます。
どのデータを共有するかは完全に自分でコントロールでき、いつでも共有を停止できます。また、データを共有している相手には、健康状態に関連する変化があった際に通知が届く仕組みになっています。
iPhoneでヘルスケア共有を使うための要件
ヘルスケア共有を設定する前に、デバイスが必要な条件を満たしているかを確認しましょう。必要なものは以下の通りです。
- iOS 15以降が動作するiPhoneまたはiPod touch
- iCloudアカウント
- 二要素認証が有効になっている「ヘルスケア」アプリ
- データを共有したい相手が「連絡先」に登録されていること
- iCloudアカウントで「ヘルスケア」がオンになっていること。「設定」アプリを開き、自分の名前をタップ →「iCloud」→ 一覧から「ヘルスケア」を探し、スイッチがオンになっていることを確認してください。
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なお、相手が連絡先に登録されていることは必須ですが、連絡先から削除しても「ヘルスケア」アプリによるデータ共有は自動的に停止しない点には注意しましょう。
iPhoneでヘルスケア共有を設定する方法
iPhoneでヘルスケア共有を設定する手順は以下の通りです。
- 「ヘルスケア」アプリを開き、画面下部の「共有」タブをタップします。
- 「人と共有」をタップし、「連絡先」から共有したい相手を選びます。名前がグレー表示の場合は相手のデバイスがヘルスケア共有に非対応であることを意味し、ブルー表示なら対応しています。
- 「おすすめのトピックを見る」または「手動で設定」を選択します。前者は保有データに基づいてヘルスケアが提案するカテゴリから選べる方式、後者は自分で共有するデータを選ぶ方式です。
- 「共有」をタップし、「完了」をタップします。
設定が完了すると、選択した相手に招待状が届き、相手が承認すると共有したヘルスデータを閲覧できるようになります。
共有するヘルスデータとアクセス権限を管理する方法
共有しているヘルスデータを変更したい場合や、共有自体をやめたい場合は、以下の手順で操作できます。
- 「ヘルスケア」アプリを開き、「共有」タブをタップします。
- 「あなたが共有している相手」から対象の人物を選びます。
- 共有するヘルスデータを変更するには、各カテゴリ横のスイッチを切り替えるだけです。
- すべてのヘルスデータの共有を停止するには、画面を最下部までスクロールして「共有を停止」をタップします。
他の人のAppleヘルスデータを管理する方法
誰かが自分の健康情報を共有してくれた場合、デバイスの「ヘルスケア」アプリに招待が届きますので、「受け入れる」または「辞退」を選択できます。
他人のヘルスデータの受信を完全に止めたい場合は、次の手順を実行します。
- 「ヘルスケア」アプリを開き、「共有」タブをタップします。
- 「あなたと共有している相手」から対象の人物を選びます。
- 「オプション」>「ヘルスデータを受け取らない」を選択します。
一方、アラートや通知をオフにしたいだけなら、受信自体を止める必要はありません。「アラート」「傾向」「アップデート」の各スイッチを個別にオフにするだけでOKです。
医療機関とAppleヘルスデータを共有する方法
米国在住の場合は、この機能を利用して、登録済みの医療機関と健康情報を共有することもできます。手順は以下の通りです。
- 「ヘルスケア」アプリを開き、「共有」タブを選択します。
- 「かかりつけの医師と共有」>「次へ」をタップします。
- かかりつけ医の病院、クリニック、または所在地を検索します。
- 「アカウントを接続」をタップします。医療機関のポータルサイトへのサインインを求められます。
- 画面の指示に従って、医療従事者と共有したい項目を選択します。
- 「共有」をタップして完了です。
Appleヘルスケアで健康管理をもっとスマートに
ヘルスケア共有を活用すれば、あなたの健康を気にかけてくれる大切な人が、たとえ離れていても健康状態をしっかりと見守れるようになります。しかも、データのコントロール権は常に自分の手に残ります。さらに、iPhoneの「ヘルスケア」アプリを使えば、公式な医療記録の管理にも役立てることができます。
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