緊急時に備えて入れたい、命を守る6つのiPhoneアプリ
自然災害、けが、犯罪は、いつどこで起こるかわかりません。こうした状況では緊急対応機関への連絡が最優先ですが、ストレスの多い場面をサポートしてくれるアプリもあります。
応急手当の手順や緊急時の位置情報を共有できるアプリなどをスマホに入れておくのは、車に救急キットを積んでおくようなものです。必要になるタイミングは予測できませんが、いざというときにきっと役立ちます。
より万全な備えをしたいなら、以下の緊急時アプリをiPhoneにインストールしておくことを検討してみてください。備えあれば憂いなしです。
1. First Aid(ファーストエイド)
どこへ出かける場合でも、けがの可能性に備えて役立つアプリがあります。それがアメリカ赤十字社が提供する「First Aid」です。
このアプリは、応急手当を学べるオールインワンの教育ツールです。起こりうるあらゆるけがや症状を網羅したデータベースになっており、それぞれの状況で何をすべきかを確認できます。けがの処置方法や、必要に応じて救助が到着するまでの過ごし方についても手順が説明されています。
また、スペイン語に切り替える機能も搭載しています。自分がスペイン語のほうが得意な場合だけでなく、英語を話せない人に応急処置の指示を出すときにも活用できるのが魅力です。
2. Pet First Aid(ペット・ファーストエイド)
ペットも大切な家族の一員であり、けがをしてしまうこともあります。ペットと一緒にお出かけする機会が多い方や、動物と接する仕事をしている方は、「Pet First Aid」アプリのダウンロードを検討してみてください。人間向けのアプリと同様に、骨折から虫刺されまで、さまざまなトラブルへの対処法を収録したデータベースを備えています。
ステップごとの手順に従えば、ペットがけがをした緊急時に何をすべきか正確に把握できます。動画や画像によるガイド付きなので誰でも理解しやすく、専門的な訓練を受けていなくても十分に備えられます。
さらに、ペットの応急手当に関するオンライン講座も受講可能です。アプリを常に持ち歩かなくても、緊急時にどう行動すべきかを身につけておけるでしょう。
また、獣医師に電話したり近くの動物病院を探したりできる機能も用意されています。人がけがをした場合は緊急通報で救助を呼べますが、ペットにはそのような窓口がないため、非常に心強い機能です。
3. Find My(探す)
AppleのiPhoneには、緊急時に役立つ便利な機能が標準搭載されています。それが「Find My(探す)」アプリです。
紛失したデバイスを探したり、サウンドを鳴らして場所を特定したりするのに役立つだけでなく、自分や家族が行方不明になったときに居場所を把握してもらうためにも使えます。盗難に遭ったスマホの捜索を警察などに依頼する際にも有用です。AirTagを持っていれば、バッグやリュックの中に入れておくことで、盗まれた荷物を見つける手がかりにもなります。
このアプリは比較的新しいApple製品にはプリインストールされています。利用には位置情報サービスの有効化が必要で、プライバシーが気になる方もいるかもしれません。とはいえ、スマホはどこへでも持ち歩くもの。位置情報をオンにしておけば、家族がいつでも自分の居場所を確認できるという安心感につながります。
4. Zello Walkie Talkie
Zello Walkie Talkieは、同じチャンネルにいる仲間とリアルタイムで会話できるトランシーバーアプリです。ビジネスシーンでの連絡手段として人気がありますが、安全対策としても優れています。屋外活動中に気象情報チャンネルや緊急対応スタッフ、一緒にハイキングしている仲間とつながれるのは大きな安心材料です。
動作にはインターネット接続が必要ですが、トランシーバーのチャンネルにアクセスできる点は大きなメリットです。多くの緊急対応機関が災害時にこれらのチャンネルを使用しているため、彼らと連絡を取る有効な手段になります。
5. Life360
Life360は、大切な家族の安全を確認するために欠かせないアプリです。家族の位置情報を共有できるので、全員が今どこにいて無事かどうかをひと目で確認できます。緊急事態が発生した場合も、各自の最終確認位置がわかるため、救助隊が捜索する際の貴重な情報になります。
子どもの安全運転を促す機能も充実しています。ファミリーロケーターを使えば、運転速度のデータを確認し、危険な運転をしていないかチェックできます。このような見える化は、大切な人が交通事故に遭うリスクを減らすことにつながります。
さらに、緊急時には車の衝突事故などの情報を、家族一人ひとりに個別にメッセージを送らなくても、一括で瞬時に通知できます。大けがを負う事故では、メッセージを打ったり電話番号を調べたりすること自体が難しいこともあるため、特に頼もしい機能です。
6. FEMA
自然災害はいつか必ず起こり得るもの。だからこそ、日頃からの備えが重要です。お住まいの地域でどんな災害が起きやすいかにかかわらず、FEMAアプリをダウンロードしておけば、万全の体制を整えられます。
FEMAアプリでは、地域のすべての警報を受け取れます。現在有効な警報がない場合でも、自然災害が発生しそうなときに通知を受け取るよう設定可能です。警報に加えて、各種災害への備え方に関する詳細な情報も入手できます。
また、災害の種類ごとのリスク軽減方法を学べるほか、英語とスペイン語の両方でリソースが提供されています。危険にさらされているときや、住まいが被災した場合には、近くの避難所を探す機能も備えています。なお、FEMAは米国向けのアプリのため、日本在住の方は「Yahoo!防災速報」や気象庁の公式情報なども併せて活用するとよいでしょう。
備えあれば憂いなし
地震の瞬間にアプリがどれほど役立つのか疑問に思うかもしれません。しかし、困難な状況をサポートしてくれるリソースがあることは、確実に違いを生みます。自然災害、けが、交通事故は誰にとってもストレスフルな出来事です。アプリのおかげで状況が少しでも楽になれば、それは大きな差になります。
危険を感じる場面が増えた現代社会において、安心感を与えてくれる優れたアプリが数多く存在します。今日から少しずつ準備を始めてみてはいかがでしょうか。
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