iPhoneで使えるおすすめ音声入力(ディクテーション)アプリ6選
音声入力はとても便利な機能です。自宅で家事をしながらのマルチタスクを可能にし、買い物リストの作成を素早く済ませたり、仕事の会議中にメモを取る手間を省いて議論そのものに集中できたりします。スマホに文字を打ち込む代わりに、話すだけでメモが取れるようになれば、日々の過ごし方が大きく変わるでしょう。
さらに、音声認識による入力は自分でタイピングするよりもはるかに速いことも多く、日常生活における強力な味方となります。iPhoneに最適なディクテーションアプリを選ぶのは賢い一手です。この記事では、押さえておきたいおすすめの選択肢を厳選してご紹介します。
iPhone標準の音声入力機能
iPhone 6s以降のモデルには、標準でディクテーション機能が内蔵されています。キーボード上のマイクアイコンをタップして話しかけるだけで、すぐに音声入力を始められます。
認識に不安がある単語には青い波線が表示される仕組みになっており、メッセージの送信前や買い物リストの確定前に見直しができるのが安心ポイントです。
Apple純正のディクテーション機能は十分に有用ですが、機能が最低限にとどまっているため、より高機能なサードパーティ製アプリを検討する価値があります。以下では、特におすすめの6つのアプリを紹介していきます。
iPhone向けサードパーティ製音声入力アプリ ベスト6
1. Dictation – Speech to Text
「Dictation」はApp Storeで高い評価を獲得している音声入力アプリの一つで、その評価にも納得の完成度です。
ユーザーインターフェースはシンプルで、下部メニューにある録音開始ボタンから、タイピングでも音声でも入力できます。内蔵の翻訳機能や、録音ファイルを読み込んで文字起こしできる点も魅力です。さらに、AirDropやほとんどすべてのメッセージアプリへの共有に対応しており、テキストをiCloudドライブに保存することも可能です。
対応言語はイギリス英語、アメリカ英語、スペイン語の3つ。イギリス英語・アメリカ英語ともに高い精度を誇り、スペイン語についてもApp Storeで好評価を得ています。
また、設定セクションではインターフェースの見た目を細かくカスタマイズできるのも嬉しいところです。翻訳機能、カスタマイズ性、充実したヘルプセクションを備えた本アプリは、iPhone標準機能に代わる有力な選択肢といえます。
2. Scribe
「Scribe」は比較的新しいアプリながら、洗練されて落ち着きのあるUIと「less is more(少ないほど豊か)」的な設計思想により、ディクテーションアプリとして十分に検討する価値があります。
音声を録音すると、AIが自動的にテキストへ変換します。録音を保存し終えたら、左にスワイプすることで「書き出し」「名前変更」「削除」といった操作メニューを呼び出せます。
書き出し機能は主要なメッセージアプリや標準の「ファイル」アプリに対応しています。ディクテーションで作成した音声記録を一括管理できるのは自己整理にも役立ちます。たとえば、「ディクテーションを使う必要がある会議の記録はすべてScribe内に保管する」といった運用が可能です。キーボード経由でのみ動作し、専用のファイルライブラリを持たないiPhone標準機能に対する大きな強みといえるでしょう。
3. Transcribe
DENVIP社の「Transcribe」は、高性能なAIを活用して、録音した音声をほぼリアルタイムで文字起こしできるアプリです。会議に頻繁に出席する方や、メモを取ることが仕事の流れを断ち切ってしまうと感じている方にとって、大きな負担軽減になるでしょう。
プレミアム版を利用するなら、業務目的でアプリを使う方に特に適しています。
iCloudドライブやiPhoneから動画や音声ファイルを読み込めるほか、アプリ内蔵のボイスレコーダーで直接録音することも可能です。3種類の英語に加えてフランス語にも対応しており、読み込みできるコンテンツの幅広さも魅力です。
プレミアム版では、ディクテーションファイルをテキスト、PDF、DOCX、SRT、JPG形式で書き出せるうえ、MacやPCのWebブラウザ上で編集を続けることもできます。
包括的なインポート・エクスポート機能に加え、ファイルに写真を追加できる点などから、iPhone標準機能の優れた代替手段となっています。
4. Otter
「Otter」はこのリストの中でもUIの美しさで際立っており、App Storeのディクテーションアプリの中でもトップクラスの評価を得ている理由が容易に想像できるでしょう。レコーダー機能では写真を追加できるほか、リンクを使って他の人を招待し、編集・コメント・閲覧をしてもらうことも可能です。
カレンダーとの同期機能も備えており、会議中にフォローアップ用のリマインダーを作成するといった使い方ができます。
無料のBasicプランも寛大で、600分までは無料で利用可能。それ以降の利用には有料プランへの移行が必要です。
録音をグループやフォルダに分類して整理できるほか、他の人から共有された録音専用のタブも用意されています。インポート機能はiCloudドライブとシームレスに同期します。
5. Transcribe Live
「Transcribe Live」は、名前に偽りなく、ひたすらシンプルな文字起こしアプリです。タブは録音、文字起こし、クレジット、設定の4つだけ。
iCloudドライブなどからのファイル読み込みには対応していませんが、録音タブからアプリ内でディクテーションを行えば、文字起こしタブで自動的に変換されます。
録音と文字起こし結果は、あらゆるメッセージアプリへの共有や「ファイル」への保存が可能です。書き出し先でテキストを編集すれば、100%正確な仕上がりに調整することもできます。
初回起動時に15分間の無料利用分が付与され、追加利用については買い切り型とサブスクリプション型の両方が用意されています。
6. Drafts
「Drafts」は非常に多機能なアプリです。最初は少し圧倒されるかもしれませんが、あらゆるニーズに応える高い能力を持っています。柔軟なカスタマイズ性、多彩な書き出しオプション、Apple Watchとのシームレスな同期は、本アプリをこのリストに入れる十分な理由となっています。Microsoft Wordでも音声入力は活用できますが、ディクテーションを機能に深く統合したDraftsはWordに引けを取りません。
検索アイコンをタップすると、新規ドラフト、クリップボードから新規作成、ディクテーションで新規作成を選べます。書き出し先はGoogleドライブ、Evernote、OneNote、iCloudドライブに対応しており、WordPressの投稿、ツイート、Gmailのメールとして直接書き出すことも可能です。
テキストはドラッグ&ドロップで並べ替えられ、構文を手動で追加することもできます。タグ機能を使えば複数のドラフトをグループ化して整理可能です。Pro版ではUIに3種類のカラースキームを選べるほか、視覚的な整理整頓を楽しめるさまざまなカスタマイズが利用できます。
DraftsはiPhone標準のディクテーション機能だけでなく、「メモ」や「ボイスメモ」、「Pages」などの内蔵アプリにとっても強力な代替となる一本です。
まとめ:自分に合った音声入力を見つけよう
iPhone標準のディクテーション機能のままでも十分快適ですが、仕事で音声入力を頻繁に活用する方であれば、ここで紹介したようなサードパーティ製アプリの方が満足度は高いはずです。用途や重視する機能に合わせて、最適な一本を見つけてみてください。
-
iPhoneで手軽に文字起こし!おすすめ音声入力アプリ5選
頭の中にあるアイデアをいちいち打ち込むのが面倒だと感じていませんか?実は、音声を使ってメモや文書を作成することができます。iPhone向けの音声入力(ディクテーション)アプリを使えば、話した内容がリアルタイムで画面上のテキストに変換されます。また、障害をお持ちの方にとっても、音声入力アプリはアクセシビリティ機能として大きな助けとなります。例えば、手が使えない状況でも、アプリに話しかけるだけで、記事や会議の議事録などの文書を作成できます。本記事では、iPhoneで音声をテキスト化するのに最適な音声入力アプリを厳選してご紹介します。iPhoneにおすすめの音声入力アプリ5選iPhone標準のディク
-
iPhoneで使えるおすすめフォントアプリ6選!個性的な文字入力を楽しもう
友人やSNSで、自分のiPhoneにはないフォントを使っている人を見かけたことはありませんか?実は、誰でもiPhoneでさまざまなフォントを使うことができます。必要なのは、フォントキーボードを提供してくれる専用アプリをダウンロードすることだけです。 追加したキーボードは、LINEなどのメッセージアプリ、SNSのプロフィールや投稿、メモアプリなど、普段文字を入力するあらゆる場所で活用できます。良いアプリを選べば、日々のコミュニケーションがぐっと楽しくなるでしょう。そこで今回は、ダウンロードしておきたいiPhone向けフォントアプリのおすすめをご紹介します。 1. Fonts(フォント) 「Fon