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Linuxで空きディスク容量を確認する方法|df・du・findコマンド徹底解説

はじめに

本記事では、すべてのLinuxディストリビューションに標準搭載されているコマンドを使って、空きディスク容量を確認する方法をご紹介します。

近年はストレージの価格が低下し、サーバーやデスクトップPCにテラバイト級のHDDを搭載することも珍しくありません。それでも、気がつけばディスクがいっぱいになっているというケースは驚くほど多くあります。ここでは、ディスクの使用状況と、何が容量を消費しているのかを把握し、問題が深刻化する前に対処できるようになるLinuxツールをいくつか紹介します。

コマンドラインよりもGUIツールがお好みの方は、Ubuntuの「Disk Usage Analyzer(ディスク使用量アナライザー)」を試してみてください。それでは、以下から詳しく見ていきましょう。

dfコマンド:パーティション全体の使用状況を確認する

最初に紹介するのは「df」コマンドです。dfは「disk free」の略で、すべてのLinuxディストリビューションに標準で含まれています。このコマンドを実行すると、全パーティションの状態を一目で確認でき、総ディスク容量、使用済み容量、利用可能な容量、使用率(%)が表示されます。

# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda5 57G 2.4G 52G 5% /
/dev/sda1 99M 12M 83M 12% /boot
/dev/sda2 15G 1.3G 13G 10% /home

これがdfコマンドの出力例です。上記では「-h」オプションを使用しています。これは出力を人間が読みやすい形式(human-readable)に変換するオプションで、バイト単位ではなくメガバイトやギガバイト単位で表示されるため、直感的に容量を把握できるようになります。

duコマンド:ファイルやフォルダごとの使用量を調べる

もうひとつ重宝するのが「du」コマンドです。duは「disk usage」の略で、特定のファイルやフォルダがどれだけの容量を消費しているかを確認できます。たとえば「data」というディレクトリの使用量を調べるには、次のコマンドを実行します。

# du -sh data
104K  data/

このコマンドで使っているのは、「-s」(summarize=合計のみ表示)と「-h」(人間が読みやすい形式で表示)の2つのオプションです。さらに、ディレクトリ内の個々のファイルやサブディレクトリの詳細も確認できます。「data」ディレクトリ内の各ファイルの使用量と合計を一覧表示するには、次のように実行します。

# du -shc data/*
4.0K  data/1log_script.sh
64K  data/logs_files
4.0K  data/generic_script.sh
8.0K  data/random_script1.sh
4.0K  data/random_script2.sh
4.0K  data/random_script3.sh
4.0K  data/hello_world.sh
4.0K  data/data_backup.log
4.0K  data/log_backup.log
100K  total

先ほどのコマンドに「-c」オプションを追加しました。このオプションを付けると、出力の最後に合計値(total)が表示されるようになります。

findコマンド:指定サイズ以上のファイルを検索する

ディスクの中身を調査するときにもうひとつ役立つのが「find」コマンドです。findを使うと、一定サイズを超えるファイルの一覧を簡単に作成できます。たとえば、/homeパーティション内にある10MBより大きいファイルを調べたい場合は、次のコマンドを使用します。

# find /home -size +10000k

コマンドの意味はほぼそのまま直訳できます。「/home」をスキャンしたい任意のディレクトリに変更し、「+10000k」を絞り込みたいファイルサイズに変更すれば、さまざまな条件での検索が可能です。

まとめ

これで、Linuxにおける空きディスク容量の確認方法とディスク使用状況の把握方法がわかりました。dfで全体像をつかみ、duで詳細な使用量を調べ、findで大容量ファイルを特定する——これら3つのコマンドを組み合わせれば、日々のディスク容量管理がぐっと楽になります。

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