Windows 10の「ストレージ センサー」でディスク容量を解放する方法

デバイスのストレージ容量が不足するほど困ったことはありません。Windows 10をOSとして使用している場合、システムだけで約20GBを消費します。残念ながら、ストレージは価格の割に容量が縮小傾向にある一方で、私たちのデータ需要は増え続けています。SSD(ソリッドステートドライブ)は依然として高価なため、ドライブの換装が常に現実的な選択肢になるとは限りません。そこで便利なのが、2018年4月のWindows 10アップデートで導入された、貴重なディスク領域を取り戻すための新しいツールです。
このツールでできること
新しいストレージ解放ツールは、旧バージョンのWindowsに搭載されていた「ディスククリーンアップ」に似た機能です。平均的なユーザーには不要な、PCの容量を占有しているファイルを自動的に検出し、重要なデータを誤って削除する心配なく、ディスク領域を回収できるようにしてくれます。
「今すぐ空き領域を増やす」の使い方
まず、スタートボタンをクリックし、歯車アイコンから「設定」を開きます。設定メニューで「システム」をクリックし、左側の列にある「記憶域」を選択しましょう。「ストレージ センサー」という見出しの下に、青い文字で「今すぐ空き領域を増やす」と表示されているので、それをクリックします。

すると、Windowsがマシン全体をスキャンし、不要なデータをすべて検出します。対象となるのは、ごみ箱の中身などユーザーが生成したデータや、一時ファイル・ログファイルといった無用なシステムデータです。ツールは削除可能なデータの種類を一覧で表示し、それぞれのファイルの概要と、削除によって回収できる容量を確認できます。

データを削除する際の注意点
削除したいデータの種類の横にあるチェックボックスにチェックを入れるだけです。前述のとおり、このツールが検出するのは、平均的なユーザーにとって必須ではないファイルのみです。そのため、PCが問題なく正常に動作しているのであれば、すべて削除しても基本的に安全です。ただし、PCに何らかの不具合が発生している場合は、リスト内の一部の項目については慎重に検討してください。
たとえば、「以前のWindowsのインストール」はかなりの容量を占めることが多く、つい削除したくなる項目です。しかし、4月のアップデート(または今後のアップデート)後に問題が発生した場合は、このファイルを使って以前のバージョンのWindowsへ「ロールバック」できます。エラーレポートやシステムログなども同様で、トラブルシューティングに役立つ重要な情報が含まれている可能性があります。

削除するファイルを選び終えると、画面上部に回収できるディスク容量の合計が表示されます。実行する準備ができたら、「ファイルの削除」ボタンをクリックしましょう。処理にかかる時間は、削除するデータ量によって異なります。
この4月のアップデートにより、Windowsでのディスク領域の確保は数回のクリックで完了するほど簡単になりました。さらに、パソコンに不慣れなユーザーでも、ジャンクファイルを削除しても致命的なダメージにはならないと安心して利用できる点が魅力です。
「ストレージ センサー」で自動化する
「今すぐ空き領域を増やす」のほかに、「ストレージ センサー」というもうひとつのツールがあります。ストレージ センサーは、一時ファイルなどの「不要」ファイルの削除を自動化することを目的とした機能です。「今すぐ空き領域を増やす」も同じ種類のファイルを削除対象にしますが、ストレージ センサーの最大の利点は、一度設定してしまえば後は放置できることです。
とはいえ、「今すぐ空き領域を増やす」の方がはるかに網羅的で、ストレージ センサーが見落としがちなファイルまで検出してくれます。わかりやすく例えるなら、ストレージ センサーは「日常のちょっとした片付け」、「今すぐ空き領域を増やす」は「徹底した大掃除」というイメージです。

ストレージ センサーを有効にするには、スタートボタンを押して歯車アイコンをクリックします。設定メニューで「システム」→左側の列の「記憶域」の順に進むと、ドライブの使用状況の下にストレージ センサーのオプションが表示されるので、トグルスイッチをオンにして有効化しましょう。

「一時ファイルを自動的に削除して領域を確保する方法を変更する」をクリックすると、ストレージ センサーがどのファイルを削除するか、どのくらいの頻度で実行するかを細かく指定できる画面に移動します。ストレージ センサーと新登場の「今すぐ空き領域を増やす」は、どちらも不要なファイルを削除してディスク領域を回収する手軽な手段です。ストレージ センサーが一時ファイルを自動的に削除し、「今すぐ空き領域を増やす」でPCの奥深くに潜むデータを掘り起こせるため、両方のツールを併用することをお勧めします。
あなたはこれらのツールを使っていますか?それとも、サードパーティ製ソフトでジャンクファイルを検出・削除していますか?ハードディスクの空き容量を増やすコツがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
画像クレジット:Miniature maids or cleaning women on an open computer hard drive by Amy Walters/Shutterstock
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