iPhone・iPadのTouch IDが反応しない?故障かな?と思ったら試したい対処法9選
Appleの製品のうち、iPhone 5sからiPhone 8 Plusまでの機種、多くのiPad、さらには一部のMacBookにも搭載されているのが「Touch ID」です。独自開発の指紋センサー技術で、便利かつセキュアな認証手段ですが、どんなテクノロジーにも不調な瞬間はつきもの。Touch IDが突然指紋を認識しなくなったら、どうすればよいのでしょうか?
以前は問題なく動作していたのに最近おかしくなったのであれば、自力で解決できる可能性は十分にあります。この記事では、Touch IDが正常に働かないときに試したい簡単なトラブルシューティングの手順を順番に紹介していきます。
一方、iPhoneやiPadを開封した最初の時点でTouch IDがまったく動作しない場合は、Apple StoreでGeniusバーの予約を取って診てもらいましょう。部品そのものの不良の可能性があり、本体の交換が必要になることもあります。

1. センサーをきれいに掃除する
反応しなくなった指紋センサーを復活させるために、まず試したいのがTouch IDセンサーの清掃です。このセンサーは皮膚の表皮下層を高解像度で読み取り、登録済みの指紋と照合することで本人確認を行います。そのため、ホームボタンに汚れや皮脂が付着していると、iPhoneやiPadがあなたの本人確認に手間取ることがあるのです。
ホームボタンは、メガネやタブレット画面のクリーニングに使うような糸くずの出ない柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)で優しく拭き取りましょう。
2. iOS(macOS)を最新版にアップデートする
センサーを掃除しても改善しない場合は、iPhoneやiPadのOSが最新かどうかを確認してみてください。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からチェックできます。
Appleはマイナーアップデートでバグ修正や機能改善を行っており、指紋センサーに関連する改良が含まれていることもあります。
MacBook ProのTouch IDでトラブルが起きている場合も、OSアップデートの確認は有効です。この場合はmacOSが対象になります。画面左上のAppleロゴ()メニューをクリックし、「このMacについて」を選択して「ソフトウェア・アップデート」を開きましょう。
3. 指の置き方を見直す
Appleが公式に案内している正しい使い方は、ホームボタン全体を指でしっかり覆うように置くこと。さらに、素早くタップしたり強く押し込んだりせず、スキャン中は指を静止させておくことが大切です(スキャン自体は1〜2秒ほどで完了します)。
一度コツをつかんでしまえば、すぐに無意識にできるようになりますよ。
4. ケース・カバーが邪魔していないか確認する
iPhoneやiPadのケースにはホームボタン用の切り抜きがありますが、中には隙間がかなり狭い製品もあります。ケースの素材が指紋の一部を遮っていないかを確認してみてください。原因になっているようなら、別のケースへの買い替えを検討するのも一案です。
5. Touch IDによるロック解除が有効になっているか確認する

「設定」>「Touch IDとパスコード」と進み、Touch IDの項目で「iPhoneのロック解除」がオンになっていることを確認しましょう(有効なら緑色で表示されます)。iTunes StoreやApp Storeでの購入に指紋認証を使いたい場合は、「iTunes & App Store」も同じ画面で有効化できます。
6. 指紋を複数本登録しておく

もう一つおすすめしたいのが、指紋の追加登録です。最大5本の指紋を登録でき、登録済みのどの指でも端末のロックを解除できます(デフォルトの指を指定する必要はなく、どの指も平等に機能します)。
指紋を追加するには、「設定」>「Touch IDとパスコード」>「Touch ID」と進みます。あとは通常のTouch IDセットアップの手順に従って、新しい指紋を登録すればOKです。
7. 寒い時期用の指紋を別途登録する
少し意外に思われるかもしれませんが、寒さによって指紋はわずかに変化します。その変化はごく小さいものの、指紋センサーを混乱させるには十分なことがあるのです。冬の乾燥した空気で肌が荒れたり、低温によって指紋を構成する皮膚の細かな隆線が硬くなったりすることが影響すると考えられます。
そのため、気温が下がったときだけTouch IDの不調が目立つようであれば、指紋の登録枠に余裕があるなら「寒い時期用」の指紋を登録しておく価値があります。たとえば両親指だけ登録しておくのもよいでしょう。手順は通常の指紋登録とまったく同じですが、自分自身も気温も、そして何より指も冷えている状態で登録するのがポイントです。
寒さ対策として登録するなら、「暖かい時期用」の指紋もシステムに残しておくのがおすすめです。そうすれば、家の中など暖かい環境でも引き続き問題なく使えます。よく似た指紋同士が干渉することはなく、Touch IDが照合する選択肢が単純に増えるだけなので安心してください。
8. 認識しない指紋を再登録する
特定の指の指紋がすでに登録済みなのに認識されない場合は、その指紋を再登録してみましょう。「設定」>「Touch IDとパスコード」>「Touch ID」>「編集」と進みます。ここで該当する指紋を削除し、画面の指示に従って新しい指紋を登録すれば、古い指紋と入れ替わります。
不調な指紋を見つけたいときは、指をセンサーにかざして、ハイライト表示されない登録済み指紋を探しましょう。
9. 指そのものをきれいにする
ホームボタンがピカピカでも、指がきれいだとは限りません。
Appleによると、水分、ローション、汗、油分、傷、乾燥肌などが指紋認識に悪影響を与えることがあるそうです。また、運動、シャワー、水泳、料理などの後は認識率が下がるとしています(だからといって、こうした日常の活動を控えるのはおすすめしませんが)。
ここまで挙げた対策をすべて試しても改善しない場合は、いよいよApple Storeへの持ち込みを検討しましょう。公式サイトからApple Geniusとの面談予約が取れます。
ちなみに、Touch IDはMacにも搭載されています。MacでのTouch IDの使い方については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
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