Word・Excel・GoogleドキュメントにPDFを挿入する方法とHTMLへのPDF埋め込み手順
PDF(Portable Document Format)は、文書の保存や交換における標準的なファイル形式として広く普及しています。使いやすさ、セキュリティ、書式の保持といった特徴から、PDFファイルはオンラインドキュメントとして人気を集めており、WordファイルやGoogleドキュメントなどと併用されています。さらに、ほぼすべてのプラットフォームで閲覧・印刷・利用できるのも大きな魅力です。
しかし、WordやGoogleドキュメント、ExcelへのPDFの挿入、HTMLへのPDFの埋め込みで戸惑う方も少なくありません。この記事では、Word文書へのPDF挿入、ExcelへのPDF埋め込みなど、誰でも簡単にできる方法をご紹介します。
「埋め込む(embed)」とは、PDF文書を添付することを意味します。HTMLの場合は、HTMLコードを使ってWebページにPDFファイルを添付することを指します。
Word文書にPDFを挿入する方法
注意:以下の手順は、Word 2010、2013、2016、2019およびOffice 365で動作します。ただし、Word Onlineを使用している場合、文書にPDFファイルを挿入することはできません。
また、PDFファイルをWordに埋め込むと、PDFの最初のページが文書内に表示されます。
- PDFファイルを挿入したいWord文書を開きます。
- 「挿入」タブをクリックします。

- 「テキスト」グループの「オブジェクト」をクリックします。

- 新しいポップアップウィンドウが開くので、「ファイルから作成」タブをクリックします。

- 「参照」ボタンを押してPDFファイルを探し、「挿入」→「OK」の順にクリックします。

- これで、選択したWord文書にPDFファイルが挿入されます。
リンクオブジェクトとしてWordにPDFを挿入する方法
リンクオブジェクトとしてPDFをWordに挿入すると、添付したPDFへの変更が元のリンク先のPDFファイルにも反映されます。プレビューの代わりにアイコンを表示することも可能です。その場合は、以下の手順に従ってください。
- Word文書を開きます。
- 「挿入」タブ→「テキスト」グループの「オブジェクト」をクリックします。
- 「ファイルから作成」タブをクリックし、PDFファイルが保存されている場所を参照して「挿入」をクリックします。
- 「OK」をクリックする前に、「ファイルにリンク」のチェックボックスにチェックを入れます。これにより、元のファイルへのショートカットとしてPDFがWordに挿入されます。

- プレビューの代わりにアイコンを表示したい場合は、「アイコンで表示」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

さらに、PDFのテキストを直接Word文書に挿入したい場合は、「テキストをファイルから挿入」オプションを選択できます。以下の手順に従ってください。
- Word文書を開きます。
- 「挿入」タブ→「オブジェクト」→「テキストをファイルから挿入」をクリックします。

- 変換したいPDFファイルの場所へ移動し、「挿入」をクリックします。
- 確認メッセージが表示されたら、「OK」をクリックして続行します。

- 変換が完了すると、ファイルの内容がWord文書内に表示されます。
GoogleドキュメントにPDFを挿入する方法
- PDFファイルをパソコンにローカル保存します。
- GoogleドキュメントにPDFを挿入するには、JPEG(JPG)形式に変換する必要があります。
- オンラインツールを使ってPDFファイルをJPGに変換しましょう。
- いずれかのオンライン方法でPDFをJPGファイルに変換できたら、ローカルに保存します。
- Googleドキュメントを開き、ツールバーの「挿入」メニューから「画像」→「パソコンからアップロード」をクリックします。

6. ファイルを選択すると、Googleドキュメントに画像として挿入されます。
GoogleドライブからPDFを埋め込むには、以下の手順に従ってください。
- Googleドライブに保存されているPDFファイルを見つけます。
- 右上の3点リーダー(縦の点々)をクリックし、「新しいウィンドウで開く」を選択します。

- 再度3点リーダーをクリックし、「アイテムを埋め込む」オプションを選択します。

- 表示された埋め込みコードをコピーします。
- PDFを挿入したいページ(Googleサイトなど)に移動します。
- HTMLエディターを開いて埋め込みコードを貼り付け、「更新」してページを保存すれば完了です。
ExcelにPDFファイルを挿入する方法
ExcelにPDFファイルを挿入するには、以下の手順に従ってください。
- Excelを開きます。
- 「挿入」→「オブジェクト」→「新規作成」タブの順にクリックし、「Adobe Acrobat Reader」を選択します。Acrobat Readerが表示されない場合はインストールされていないことを意味します。この方法は、同プログラムがインストールされている環境でのみ動作します。

- 「アイコンで表示」のチェックボックスにチェックを入れ、「OK」をクリックします。

- 埋め込みたいPDFファイルを選択します。
以上の手順で、ExcelにPDFファイルを埋め込むことができます。
なお、Word文書の場合と同様に「ファイルから作成」オプションを使う方法もあります。
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HTMLにPDFを埋め込む3つのベストな方法
方法1:objectタグでPDFをHTMLに埋め込む
この方法では、<object>タグを使用して、PDFをWebページに埋め込みます。object要素は、Webページに表示したい埋め込みPDFドキュメントを指します。同じタグは、ActiveX、音声、Flash、動画、Javaアプレットの埋め込みにも使用できます。ブラウザが埋め込みPDFのHTMLコードをサポートしない場合に、この方法が役立ちます。<object>タグは、インタラクティブなドキュメントを添付する用途にも使えます。
HTMLにPDFファイルを埋め込む際は、PDFファイルのパスが<object>タグの開始タグと終了タグの間に記述されていることを必ず確認してください。
記述例:
方法2:iframeタグでPDFをHTMLに埋め込む
<iframe>タグは、多くのWebデザイナーがWebサイト上のHTMLにPDFを埋め込むために広く使用している手法です。Chrome、Firefox、IE8など主要なブラウザと互換性があり、HTMLコードにPDFを埋め込む最も簡単な方法といえます。ブラウザがPDFドキュメントを直接サポートしていない場合でも、このタグを使えばHTMLにPDFを埋め込むことが可能です。
方法3:embedタグでPDFをHTMLに埋め込む
このタグはあまり使用されません。というのも、ブラウザがPDFファイルをサポートしていない場合、ユーザーには何も表示されない(空白になる)ためです。<embed>は、埋め込み時にフォールバックコンテンツを用意する必要がないケースで使用されます。
<embed>タグのHTMLコード例:
PDFの表示結果は、使用するHTMLタグによって異なります。埋め込んだPDFが確実に正しく表示されるようにするには、複数のタグを組み合わせるのがおすすめです。これらのHTMLへのPDF埋め込み方法は、Webサイトのコードを読み書きできる方向けのテクニックです。
まとめ
今回ご紹介した方法を使えば、WordやExcelへのPDF挿入、HTMLへのPDF埋め込みを簡単に行えます。デジタル化が進むにつれてこれらの手法はますます活用されるようになるため、今のうちに覚えておくと便利です。WordへのPDF挿入やWebサイトのHTMLへのPDF埋め込みについて、他の方法をご存知の方は、ぜひコメント欄で教えてください。
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