【Excel】フィルターオプションで「~を含まない」行を抽出する2つの方法
Excelのフィルターオプション(高度なフィルター)には、特定のテキストを含まない行だけを表示する便利な機能があります。この記事では、単一のテキストや複数のテキストを含まない行を抽出・非表示にする方法を、手順を追ってわかりやすく解説します。
記事を読みながら実際に操作できるよう、練習用データをご用意しました。
Excelで「含まない」条件を使ったフィルタリングの2つの方法
ここでは、パソコンアクセサリーショップの販売データを例に説明します。ワークシートには製品名(Product)、カテゴリー(Category)、配送先住所(Address)が記録されています。このデータを使って、特定のテキストを含まない行を隠す方法を見ていきましょう。
下の画像は、「含まない」フィルターを適用した後のワークシートです。

「含まない」条件で使用する構文は以下のとおりです。
<>*除外したいテキスト*
方法1:特定の1つのテキストを含まない行を抽出する
まずは、1つの特定のテキストを含む行を除外する方法です。例として、カテゴリーが「Hardware」である行を抽出対象から外してみましょう。
ステップ1:
- セルF4に見出しの「Category」、セルF5に条件「<>*Hardware*」と入力します。

ステップ2:
- リボンの「データ」タブから「並べ替えとフィルター」グループ内の「詳細設定」をクリックします。

- 「フィルターオプション(詳細設定)」ダイアログボックスが表示されます。
- 「リスト範囲」に元データの範囲$B$4:$D$20を入力します。
- 「検索条件範囲」に先ほど作成した$F$4:$G$5を入力します。
- 最後に「OK」をクリックします。

- これで、カテゴリーが「Hardware」の行が除外され、それ以外の行だけが表示されます。

方法2:複数のテキストを含まない行を抽出する
次に、複数のテキストを含まない行を抽出する方法です。例として、カテゴリーが「Hardware」かつ配送先が「New York」である行を除外してみましょう。手順は以下のとおりです。
ステップ1:
- セルF4に「Category」、セルG4に「Address」と入力します。
- 続けて、セルF5に「<>*Hardware*」、セルG5に「<>*New York*」と入力します。

ステップ2:
- 再び「データ」タブの「並べ替えとフィルター」から「詳細設定」をクリックします。

- 「フィルターオプション」ダイアログが表示されたら、「リスト範囲」に$B$4:$D$20を入力します。
- 「検索条件範囲」には$F$4:$G$5を指定します。
- 最後に「OK」をクリックして完了です。

- すると、カテゴリーが「Hardware」かつ住所が「New York」の行が除外されました。

操作時のポイント
🎯 除外したいテキストの前に必ず「<>」を付けます。
🎯 テキストの前後にアスタリスク(*)を挿入することも忘れずに。ワイルドカードがないと「含まない」フィルターは正しく動作しません。
まとめ
この記事では、Excelのフィルターオプションで「~を含まない」条件を使う方法を2通り紹介しました。単一のテキストでも複数のテキストでも、検索条件の書き方さえ押さえておけば簡単に応用できます。ぜひ日々のデータ整理にお役立てください。ご不明な点や改善のご提案があれば、コメント欄でお気軽にお知らせください。
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