WPSファイルを開く方法|Word・無料ソフト・変換ツールでの対処法を徹底解説
パソコンの中に「WPS」という拡張子のファイルを見つけたものの、開き方がわからずお困りではありませんか?調べてみると、WPSファイルはかつてMicrosoftが販売していた「Microsoft Works」というオフィスソフトで作成されたファイルであることがわかります。Worksはすでに開発・販売が終了した古いソフトウェアですが、今でも利用しているユーザーは少なくありません。
実はAmazonでは現在もWorksのパッケージ版が販売されており、表計算ソフト部門のベストセラーになったこともあるほど根強い人気があります。そのため、今後もどこかからWPSファイルを受け取る可能性は十分にあります。
また、WPSファイルは中国Kingsoft(金山軟件)のオフィススイート「WPS Office」に含まれる文書作成ソフト「Writer」で作られたドキュメントである場合もあります。まずはMicrosoft Works形式として開けるか試し、うまくいかない場合は無料で使えるWPS Office(Writer)で開いてみるとよいでしょう。
では、実際にどうやってWPSファイルを開けばよいのでしょうか?この記事を読んでいるということは、おそらくパソコンにWorksがインストールされていない状態だと思われます。そこでここでは、Worksを購入しなくてもファイルを開くためのさまざまな方法を紹介します。
Wordを使ってWPSファイルを開く
パソコンにOffice(Microsoft Word)がインストールされているなら、比較的簡単にWPSファイルを開けます。必要なのは、WordがWPSファイルを読み込めるようにするための「コンバーター(変換ツール)」のインストールです。
コンバーターをインストールせずにWordでWPSファイルを開こうとしても、基本的には失敗します。ただし、Wordのバージョンによっては、ファイルを開く際にコンバーターのダウンロードを促してくれることもあります。コンバーターには2種類ありますが、必ずしも両方インストールする必要はありません。
Works 6~9 ファイル コンバーター(Microsoft公式ダウンロードセンターから入手可能)
まずは「Works 6~9 コンバーター」をダウンロードしてインストールしましょう。その後、Wordを起動して「ファイル」→「開く」を選択します。このとき、ダイアログのファイルの種類で「すべてのファイル」を選ぶのを忘れないでください。
それでも開けない場合は、Worksのさらに古いバージョン(バージョン4など)で作成されたファイルの可能性があります。その場合は、以下のコンバーターを試してください。
Works 4 / 4.5 ファイル コンバーター(同様にMicrosoft公式ダウンロードセンターから入手可能)
こちらをインストールして再度開いてみてください。ファイルが本当にMS Works形式であれば、これで開けるはずです。それでもダメな場合や、そもそもOfficeがインストールされていない場合は、次の方法を試してみましょう。
Word Viewerを使って開く
Officeを持っていない場合は、Microsoftが無償配布していた「Word Viewer」を試す方法があります。Word ViewerはWord文書を閲覧できる無料ツールで、Works 6およびWorks 7形式のファイルも開けます。
ただし、それより古いバージョンや、8.0・9.0といった新しいバージョンには対応していません。うまくいかない場合は、「Microsoft Office 互換機能パック(Compatibility Pack)」をインストールしてから再度試してみてください。互換パックには新しいOffice形式への対応が含まれており、Works 8や9で作成されたWPSファイルが開けることがあります。
その他の対応ソフトウェア
WordやWord Viewer以外にも、WPSファイルを開けるソフトはいくつかあります。OS別にまとめると以下の通りです。
Windows:Microsoft Publisher、LibreOffice、OpenOffice Writer、NCH Doxillion
Mac:LibreOffice、OpenOffice Writer、NeoOffice
Linux:LibreOffice、OpenOffice Writer、OxygenOffice Pro
MacやLinuxユーザーでも、上記のフリーソフトを使えばWPSファイルを問題なく開けられます。特におすすめはLibreOfficeです。Windows・Mac・Linuxのすべてに対応しており、無料ながら高機能なので、持っておいて損はありません。
WPSファイルを別形式に変換する
最後に、サードパーティ製の変換ツールを使ってWPSファイルをDOCXなどの一般的な形式に変換する方法もあります。ただし、WPSはMicrosoft独自のフォーマットのため、変換精度はまちまちです。Microsoft純正のツールが最も確実ですが、他の方法がすべてうまくいかなかった場合は、試してみる価値は十分にあります。
たとえば「Zamzar」のようなオンライン変換サービスなら、数百種類のフォーマット間でファイルを変換できます。結果は文書の複雑さによって大きく左右されますが、手軽に試せる選択肢の一つです。
どうしてもWPSファイルを開く必要があり、上記のどの方法でも正しく表示されない場合は、AmazonなどでWorksのパッケージ版(バージョン4.5~9)を購入し、ネイティブ環境で開くのが最も確実です。購入するなら、互換性の面で安心できるバージョン9がおすすめです。
WPSファイルの開き方について不明な点がある場合は、ぜひコメントでお知らせください。この記事がお役に立てば幸いです!
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