Microsoft Officeの「インテリジェントサービス」とは?有効化・無効化する方法を徹底解説
Microsoftは、ユーザーが時間を節約し、より良い成果を得られるよう支援するために、サービスの利用中に一部の情報を収集しています。収集された情報は主に行動分析やユーザーの反応の解釈に活用され、その結果をもとに、応答速度の向上、正確性の維持、一貫性の確保、成果の最適化につながるさまざまな機能が提供されます。こうした機能群は、まとめて「インテリジェントサービス(Intelligent Services)」として分類されています。
Microsoft Office インテリジェントサービスの主な機能
インテリジェントサービスを利用している代表的な機能には、以下のようなものがあります。
- Office「操作の検索」(Tell Me) – 次に実行したい操作に関するキーワードやフレーズを入力すると、目的のアクションへすばやくアクセスできる検索ボックスです。
- Officeディクテーション(音声入力) – キーボード入力の手間を省き、マイクに向かって話すだけで文字起こしができる機能です(マイクのオンが必要)。
- エディター(Editor) – Word、Outlook、PowerPointで文章を解析し、推敲が必要な語句を指摘することで、文章の質向上をサポートします。
- Wordエディター – スペルミスには赤、文法ミスには青、文体の問題には金色の下線でマークします。エラーの詳細を学ぶことも、その場で修正方法を確認することも可能です。
- 翻訳機能(Translator) – Wordでは、選択した単語やフレーズ、さらにはドキュメント全体を、60以上の言語との間で翻訳できます。
- スマート検索(Smart Lookup) – 初めて見る単語やフレーズに出会った際、右クリックして「スマート検索」を選択すると、定義、Wikipediaの記事、関連するWeb検索結果が表示されるインサイトウィンドウが開きます。
- 自動代替テキスト(Auto Alt Text) – スクリーンリーダーを利用する方にとってもアクセスしやすいよう、画像に対する代替テキストを自動的に提案します。
- PowerPointデザイナー – バックグラウンドで自動的にデザイン案を生成し、コンテンツ内容に合ったプロ仕様のレイアウトを提案してくれます。
- PowerPoint QuickStarter – 調べたいテーマについて調査を始めやすいよう、プレゼンのアウトラインを自動作成する機能です。
- Excelのアイデア(Ideas) – 高度な視覚的サマリー、傾向、パターンを通じて、データの理解を深めることができます。
お気づきの方も多いかもしれませんが、これらの機能はすべてOfficeスイート(Office 365サブスクリプション)の一部であり、クラウドの力をMicrosoft Officeアプリにもたらしています。ただし、インテリジェントサービスはデフォルトでは無効になっているため、利用するには手動で有効化する必要があります。以下にその手順を紹介します。
インテリジェントサービスを有効/無効にする手順
まず、Word、PowerPoint、ExcelなどのOfficeアプリを開き、「ファイル」タブをクリックします。
次に、左側のメニューから「オプション」を選択してください。

設定画面を下にスクロールし、「Officeインテリジェントサービス」セクションを見つけます。「サービスを有効にする(Enable services)」のチェックボックスにチェックを入れましょう。

設定が完了したら「OK」ボタンをクリックして画面を閉じれば、インテリジェントサービスの有効化は完了です。逆に無効化したい場合は、同じ手順をもう一度実行し、「サービスを有効にする」のチェックを外すだけでOKです。
あわせて読みたい:ライセンス料なしでMicrosoft Officeを合法的に使う6つの方法
-
Windows 10の動作を高速化!Microsoftサービスを無効にする理由と手順を解説
Windows 10をより快適に、スムーズに動かしたいと思って検索したことがあるなら、「特定のWindowsサービスを無効にしよう」というアドバイスを目にしたことがあるかもしれません。実は、お使いのOSにはデフォルトで有効になっている不要な機能や、CPUリソースを大量に消費するプログラムが存在します。これらのサービスはスタートアッププログラムの一種で、常時実行が必要なものばかりではありません。システムの動作が遅くなったり、起動に時間がかかったりする原因となっているのです。 そこで、Windows PCから最大限のパフォーマンスを引き出したいのであれば、内蔵されているMicrosoftサービスの
-
予約ストレージとは?Windows 10での有効化・無効化と容量削減の方法
Windows 10には数多くの新機能が搭載されました。その中でも特に便利なのが「予約ストレージ(Reserved Storage)」です。これは、利用可能なストレージの一部を一時的な保存領域として事前に確保しておくことで、更新プログラムのインストール時に起こりがちなトラブルを防ぐ機能です。 予約ストレージでは、更新プログラム、システムキャッシュ、一時ファイル、アプリ用として約7GBのストレージが確保されます。新しい更新プログラムが配信されると、Windowsは予約領域内のファイルを自動的に削除し、アップデートをインストールするための空き容量を作り出します。 この仕組みのおかげで、Window