オンラインアカウントを削除する前に必ずやっておきたい4つのこと
オンラインアカウントを削除しようとしていますか?ちょっと待ってください。その前にやっておくべきことがあります。
ウェブを利用していると、便利なサービスや機能にアクセスするために、あちこちのサイトへ次々と登録するのが当たり前になっています。しかし、興味が新しいものへ移れば、使わなくなったアカウントがどんどん溜まっていく一方。こうしたデジタル上のゴミを整理して、より快適なデジタルライフを手に入れましょう。
不要になったアカウントを削除する前に、まずは以下のステップを確認してください。事前に対処しておけば、オンライン上の自分の存在を消した後に「あっ、やってしまった」と後悔することはなくなるはずです。
依存しているサービスを確認する
多くのサービスでは、Google、X(Twitter)、Facebookなどのアカウントを使ってログインできるようになっています。中にはメールアドレスによる登録を廃止し、これらの大手サービス経由での登録しか認めていないところもあります。たとえば、出版プラットフォームとして知られるMediumでアカウントを作成するには、XまたはFacebookのアカウントが必要です。
さらに、複数のアカウントを連携させ、ひとつのダッシュボードからまとめてデータを操作できるように設計されたサービスもあります。IFTTTはその代表例です。IFTTTを使えば、ブログの更新情報をFacebookへ自動投稿したり、DropboxとGoogle Driveの間でドキュメントを同期したりすることができます。
いずれの場合も、基盤となるアカウント(X/Facebook/IFTTT)を削除してしまうと、そこから得られていた二次的なメリットも同時に失うことになります。XやFacebookを退会すればMediumは使えなくなりますし、IFTTTをやめれば、代替サービスを見つけない限りFacebookやGoogle Driveへの自動連携も不可能になります。
このような状況になっても問題ないでしょうか?答えがノーなら、その基盤アカウントは残しておきましょう。
また、外部アプリやウィジェットをアカウントに接続する際には、データの読み取りや変更に関するさまざまな権限を付与しています。アカウント削除に進む前に、アプリ権限を取り消して連携を解除し、自分のデータへのアクセスを遮断しておきましょう。そもそもソーシャルアカウントでサードパーティのサイトにログインすることには、当初からデメリットも伴います。OAuthプロトコルのリスクを解説した記事などを読んで、何に足を踏み入れているのかを理解しておくと安心です。
大事なデータは必ずバックアップする
サービスに登録するとき、写真、動画、音楽、ドキュメントなどをためらいなくアップロードしますよね。それらのデータは各サービスのサーバー上に保存されます。しかし、関連するアカウントを削除すると、データは一瞬にして消え去り、復元できるケースはごくまれです。
筆者自身、衝動的にアカウントを削除したせいで、重要な書類を失った苦い経験があります。あなたは賢く振る舞い、アカウントを閉じる前に必ずデータをダウンロードしてください。たとえもう必要のないデータでも、サーバー上に放置せず、削除しておくのが安全です。対象はドキュメントだけでなく、クレジットカード情報や自宅の住所といった個人情報すべてに及びます。
アカウント情報を変更しておく
せっかくゲットしたいと思っていたかっこいいユーザー名が、すでに取得済みだったとき——イラッとしたことはありませんか?
一部のサービスでは、削除されたアカウントのユーザー名(場合によってはメールアドレス)をロックするポリシーを採用しています。つまり、誰も——あなた自身を含めて——同じユーザー名でアカウントを再作成できないのです。そのサービスを将来また使う予定があるなら、これはかなり厄介な問題です。
仮に再利用の予定がなくても、現在のユーザー名を他のユーザーのために解放しておくのは良いマナーです。ユーザー名を意味のない文字列に変更し、紐づいているメールアドレスをあまり使わないものへ置き換えましょう。そうしておけば、気が変わったときに普段使いのメールアドレスで新しいアカウントを作成できます。なお、多くのサービスではメールアドレス変更時に確認作業が必要になるため、削除ボタンを押す前に必ず済ませておいてください。
そもそもアカウント削除機能が用意されていないサービスについても、同様に個人情報をでたらめな内容に書き換えておくとよいでしょう。
有効なサブスクリプションを管理する
多くの場合、サービスのアカウントを解約しても、更新情報、お得なキャンペーン、ニュースレターなどのメールが届き続けます。受信箱にそんなものは要らないはずです。今すぐ購読を解除しましょう。削除手続きの後でも解除は可能ですが、迷惑なグレイメールを受信箱に溜め込んでから対処する必要はありません。
そして忘れてはならないのが、申し込んでいる有料サブスクリプションの解約です。アカウントを削除しても課金が続いてしまった、というトラブルは珍しくありません。必ず事前に確認しておきましょう。
さあ、削除ボタンを押す準備が整いました
オンラインアカウントを閉じるとき、私たちの意識はつい「削除オプションを見つけてクリックする」ことだけに向きがちです。デジタルのゴミを片付けたい一心で、大きな赤い「削除」ボタンを勢いよく押した結果、重要なデータや特典を失った経験が筆者にもあります。そんな失敗を繰り返さないために、この記事の手順をチェックリストとして活用し、デジタルライフの一部にお別れを告げてください。
オンラインアカウントを削除した後に「うっかりミス」を防ぐために、ほかに注意すべき点はありますか?ぜひコメント欄で教えてください。
-
オンラインアカウントをより安全に守る5つの対策
インターネットは今や、銀行取引において最も一般的な手段となりつつあります。そのため、オンラインアカウントの安全性をしっかりと管理することが不可欠です。ネットバンキングの登場により、現金を持ち歩くリスクや紛失の心配から解放されましたが、代わりにオンライン上での不正アクセスや窃盗という新たな脅威にさらされています。金融機関側でもセキュリティ対策は講じられていますが、利用者自身が意識的に安全策を実践することで、アカウントの防護レベルは大きく向上します。今回は、オンラインアカウントをより安全に保つための5つの効果的な方法をご紹介します。1. パスワードマネージャーの活用ユーザー名やパスワードを設定する
-
2要素認証(2FA)でオンラインアカウントを守ろう!主要サービス別の設定方法まとめ
FacebookやInstagramなど、SNSの利用はもはや日常生活に欠かせないものとなっています。しかし、SNSアカウントはオンライン上のなりすましやハッキングの格好の標的になりやすいことをご存じでしょうか。SNS、ネットショッピング、メール、クラウドサービスといった各種アカウントに多層的なセキュリティ対策を追加することは、不正アクセスの被害を防ぐ「盾」となります。これはデバイスやシステムのセキュリティについても同様です。ここで紹介する追加のセキュリティ層こそが、「2要素認証(Two-Factor Authentication)」、別名「2段階認証(Two-Step Verificatio