GoogleカレンダーをThunderbirdに完全統合する方法【アドオン設定手順を解説】
Googleカレンダーは、オンラインでカレンダーを共有するための最強ツールの一つです。Webインターフェースも優れていますが、作業効率を高めたいなら、普段から使っているメールクライアント「Thunderbird」と連携させてしまうのがおすすめです。
Thunderbirdには標準でLightningカレンダーが組み込まれています。Lightningではネットワーク上のカレンダーを追加できますが、外部カレンダーへの読み書き両方のアクセスはネイティブではサポートされていません。
そこで今回は、GoogleカレンダーをThunderbirdに完全に統合する方法をご紹介します。
必要なもの
Googleカレンダーとの統合には、以下の2つのThunderbirdアドオンが必要です。
- Lightning:Thunderbird 38以降では標準搭載されており、Sunbirdタイプのカレンダー機能をThunderbirdに追加します。
- Provider for Google Calendar:LightningとGoogleカレンダーを接続し、双方向の読み書きアクセスを可能にします。
注意: 公開カレンダーの閲覧(読み取り専用)だけが必要な場合は、Lightningだけで十分です。
まず、Thunderbirdのメニューボタン(ハンバーガーアイコン)を開き、アドオン > 拡張機能からLightningがインストール済みかどうかを確認しましょう。必要なアドオンをダウンロードしたら、歯車アイコンをクリックしてファイルからアドオンをインストール...を選択し、ダウンロード先フォルダへ移動してインストールファイルを開き、今すぐインストールをクリックします。インストールを完了するには、Thunderbirdの再起動が必要です。
Lightningがインストールされると、画面右上のタスクアイコンの隣にLightningカレンダーのアイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、Lightningカレンダーのタブが開きます。
カレンダーの追加方法
初期状態では、Lightningにホーム(HOME)というカレンダーが表示されています。新しいカレンダーを追加するには、既存のカレンダー下の空きスペースを右クリックし、新しいカレンダー...を選択します。このコンピューターに保存するかネットワーク上のカレンダーかを選べるので、Googleカレンダーを追加する場合は後者を選びましょう。
プライベートなGoogleカレンダーを追加する
ネットワーク上のカレンダー > Googleカレンダーを選択すると、自分のGoogleカレンダーや、他の人と共有されているGoogleカレンダーを追加できます。
注意: Googleカレンダーのオプションは、Provider for Google Calendarをインストールした後にのみ表示されます。Providerを入れていない場合でも、iCalendar(ICS)形式を使えば公開されているGoogleカレンダーを読み取り専用で追加することは可能です(後述)。
次のウィンドウ(カレンダーの場所)では、Googleのメールアドレスを入力してアカウントにログインし、Provider for Google Calendarにカレンダーの管理権限を許可します。すでに以前ログインしたことがある場合は、既存のGoogleセッションを選択できます。Googleアカウントにログインすると、自分のGoogleカレンダーのリストが表示されます。
追加したいカレンダーにチェックを入れ、次へをクリックします。「カレンダーが作成されました」という確認メッセージが表示されたら、完了を押しましょう。
これで、LightningにGoogleカレンダーの予定が反映されているはずです。
公開Googleカレンダーを追加する
前述のとおり、公開カレンダーを追加するだけならProvider for Google Calendarは不要です。ただし、カレンダーのiCalアドレスが必要になります。
たとえば、自分のGoogleカレンダーを閲覧専用で表示したい場合は、GoogleカレンダーのWebインターフェースを開き、マイカレンダーを展開して、対象のカレンダー横の矢印をクリックし、カレンダーの設定を選択します。
次に、カレンダーのアドレス欄を探して、ICALボタンをクリックします。
そして、.icsで終わるICALアドレスをコピーします。
注意: ICAL(ICS)リンクは、カレンダーが公開設定になっている場合のみ機能します。上記の例のカレンダーは実際には非公開のため、リンクは利用できません。
Thunderbirdに戻ったら、ネットワーク上のカレンダー > iCalendar(ICS)を選択し、場所(ロケーション)にICSリンクを入力して次へをクリックします。
最後に、カレンダー名、色、リマインダー、関連付けするメールアドレスなどの設定を整え、もう一度次へを押して、問題なければ完了をクリックすれば設定終了です。
Lightningへの統合が完了
これで、GoogleカレンダーをThunderbirdに統合できました。カレンダーの編集は双方向で同期されるため、Webサイト側でもThunderbird側でも予定の追加や編集が可能で、どちらの変更も自動的に反映されます。
Mozilla Wikiには、Provider for Google Calendarに関する詳細なページがあり、バグや制限事項についても解説されています。さらに質問がある場合は、Googleグループのディスカッションも参考になります。
Lightningカレンダーの詳細については、Mozilla公式のLightningカレンダードキュメントもあわせて参照してください。
GoogleカレンダーのWebインターフェースを追加する
Lightningカレンダーを使いたくない場合は、「Google Calendar Tab」アドオンを使って、GoogleカレンダーのWebインターフェースをThunderbirdに組み込むこともできます。要するに、Googleカレンダーを動かすブラウザウィンドウをThunderbird内に追加するイメージです。
インストールすると、見慣れたGoogleカレンダーのアイコンが右上に表示されます。アイコンをクリックしてGoogleアカウントにログインすれば、GoogleカレンダーのWebアプリにアクセスできます。あとはブラウザと同じ感覚でカレンダーを編集できます。
アドオンのオプションでは、GoogleカレンダーとGoogle Apps(独自ドメイン)を切り替えられます。Google Appsアカウントをお持ちの方には便利な機能です。
Googleカレンダー×Thunderbirdで効率アップ
今回は、Lightningカレンダーに統合する方法と、別タブでGoogleカレンダーのWebインターフェースを表示する方法の2通りをご紹介しました。
あなたはどちらの方法が好みですか? 他におすすめのThunderbirdアドオンはありますか? 追加価値のある公開カレンダーをご存知でしたら、ぜひ教えてください!
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