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大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

多くのメールサーバーでは、一定のサイズを超える大容量ファイルの送信(または受信者側での受信)が制限されています。この問題に直面しても、大半のユーザーは大容量ファイルをメールで送る方法を知りません。大容量ファイルをメールで送信するには、添付ファイルをクラウドストレージにアップロードしてリンクを受信者へ送るか、ファイル共有サービスを利用するのが効果的です。

どの方法を選んでも、長期的にはサイズ制限に縛られず、受信箱の散らかりも抑えられます。ここでは、大容量ファイルを無料で送信できる簡単な方法をご紹介します。

1. Google Drive:Gmailと組み合わせて使う

Gmailでは、最大25MBの添付ファイルを送信でき、最大50MBのファイルを受信できます。大容量ファイルを送るなら、標準搭載のGoogle Driveを活用するのが理にかなっています。Gmailアカウントを開いて「作成」ボタンをクリックし、作成ウィンドウ下部にある「Google Drive」アイコンをクリックしましょう。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

「Google Driveからファイルを挿入」ウィンドウが表示されます。添付したいファイルを選択し、ページ下部でファイルの送信方法を決めます。

  • ドライブのリンク:Driveに保存されているすべてのファイルに対応。Google Docs、Sheets、Slides、Formsで作成したファイルも含まれます。
  • 添付ファイル:Docs、Sheets、Slidesで作成されていないファイルのみ対応。

選択後、「挿入」をクリックします。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

Gmailは受信者がファイルにアクセスできるかどうかを自動的にチェックします。アクセスできない場合は、送信前にDrive上のファイルの共有設定を変更するよう促されます。権限を適切に設定すれば、ファイルの悪用を防ぎ、選択した受信者だけに安全に送信できます。

2. OneDrive:OutlookとOutlook.com向け

33MBを超えるファイルを添付しようとすると、Outlook.comはファイルをOneDriveアカウントへのアップロードを促します。この案内に従うと、ファイルはOneDriveの「メール添付」フォルダにアップロードされ、受信者にはファイル本体ではなくリンクが届きます。OneDriveから直接ファイルを共有することも可能で、上限は2GBです。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

ファイルのアップロード後、相手が編集できるか閲覧のみ可能かを選択します。「権限の変更」を選び、共有したファイルの扱いを決めましょう。選択肢は以下の2つです。

  1. 閲覧のみ可:相手はサインインなしでファイルをコピーまたはダウンロードできます。
  2. 編集可:相手は共有フォルダ内のファイルを編集・追加・削除できます。
大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

関連記事:OutlookでメールをPDFとして保存する方法

3. Dropbox:Gmailとの統合

Dropboxを利用しているなら、「Dropbox for Gmail」Chrome拡張機能を使えば、Gmailの画面を離れることなくファイルやリンクの送信・プレビューが可能です。この拡張機能を導入すると、作成ウィンドウにDropboxアイコンが追加されます。アイコンをクリックしてDropboxアカウントからファイルを選択すると、メールにはファイル本体ではなくリンクが添付されます。

受信者側では、メールで共有されたDropboxリンクのリッチなプレビューを確認できます。通常の添付ファイルと同じように、リンクからGmail上で直接ダウンロードしたり、自分のDropboxに追加したりできます。なお、無料のDropboxアカウントでは、最大ファイルサイズは2GBまでです。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

ファイル転送に失敗する場合は、いくつかの原因が考えられます。共有リンクやリクエストが大量のトラフィックを発生させているか、帯域幅やダウンロード制限を超えている可能性があります。詳しくはDropboxの帯域幅制限に関する公式ページをご確認ください。

4. iCloud Mail Drop:Apple Mailで使う

大容量ファイルをメールで送りたい場合は、iCloudの「Mail Drop」機能が便利です。20MBを超えるメールを送信すると、Mail Dropが自動的に作動します。Appleのメールサーバー経由でファイルを送る代わりに、ファイルをiCloudへアップロードし、受信者にはリンクまたはプレビューが届きます。リンクは一時的なもので、30日後に失効します。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

受信者がmacOS 10.10以降を使用していれば、添付ファイルはバックグラウンドで自動的にダウンロードされます。他のメールプロバイダー宛の場合は、メッセージにファイルの有効期限と「クリックしてダウンロード」リンクが表示されます。

Mail Dropなら、最大5GBの大容量ファイルを送信できます。MacのApple Mail、iOSのメールアプリ、MacやPCのiCloud.comから利用可能です。Mail Dropはあらゆるファイル形式に対応しており、添付ファイルはiCloudストレージの容量にカウントされません。詳細はAppleのMail Drop制限ページをご覧ください。

5. WeTransfer:大容量ファイルを素早く無制限に送信

WeTransferは、オンラインでファイルを送信したいときに最適なサービスの一つです。無料かつアカウント登録不要で、最大2GBのファイルを送信でき、利用回数にも制限がありません。ファイルをメールで直接送ることも、共有用のリンクを生成することもできます。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

サイトにアクセスし、「プラスアイコン」をクリックしてファイルを選択、必要事項を入力して「転送」を押すだけです。あるいは「3点リーダー」をクリックして「転送リンクを取得」を選択する方法もあります。ファイルは1週間後に自動的に失効します。

より多くの機能が必要な場合は、月額12ドルのWeTransfer Proへの登録も検討できます。最大200GBのファイルアップロード、パスワード保護、共有ページのカスタマイズなどの機能が使えます。ただし、大半の用途には充実した無料プランで十分でしょう。

6. pCloud Transfer:シンプルな暗号化ファイル転送

pCloud TransferはpCloudストレージの一部として提供されるサービスで、登録なしで無料の大容量ファイル送信が可能です。pCloud Transferのページにアクセスし、「ここをクリックしてファイルを追加」からファイルを追加しましょう。

合計5GBまでの大容量ファイルをメールで送信でき、1ファイルあたりの上限は200MBです。続けて「ファイルを暗号化」オプションをクリックし、パスワードを設定します。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

なお、pCloudはあなたに代わってパスワードを受信者へ送信しないため、別途パスワードを伝える必要があります。一度に最大10人の受信者とファイルを共有できます。「送信先」欄にメールアドレスを入力し、任意のメッセージを添えて「ファイルを送信」をクリックします。受信者は数時間以内にメールリンクを受け取り、リンクは7日間有効です。有効期限の前日にはリマインダーが届きます。

7. DropSend:あらゆるデバイスから大容量ファイルを送信

DropSendでは、サインアップ不要でホームページから動画などの大容量ファイルを素早く送信できます。受信者と自分のメールアドレスを入力し、ファイルの場所を指定して「ファイルを送信」ボタンをクリックするだけです。

送信前に必ず認証手続きを完了してください。無料プランでは最大4GBのファイルを月5回まで送信でき、リンクは7日間有効です。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

プレミアムプランでは上限が8GBに引き上げられ、月15〜45回の送信が可能になります。ダウンロード回数に制限はなく、リンクの有効期間を1〜14日の範囲で指定できます。DropSendは256ビットAESセキュリティを採用し、ファイルをしっかり保護します。

有料プランでは「DropSend Direct」も利用可能です。MacとPC向けのドラッグ&ドロップ式アップローダーで、大容量ファイルのアップロードと送信が快適に行えます。また、OutlookプラグインやAndroid・iOS用モバイルアプリも提供されています。

8. SendThisFile:エンドツーエンド暗号化転送

SendThisFileは、少し変わった仕組みのファイル共有サービスです。個々のファイルサイズではなく、転送回数に制限を設けているのが特徴です。無料アカウントを作成し、「ファイルを送信」ボタンをクリックしてアップロードを開始します。受信者のメールアドレスを入力して「送信」を押せば完了です。無料プランでは最大2GBのファイルを回数無制限で転送できます。

大容量ファイルをメールで送信する方法:知っておきたい8つの解決策

プレミアムプランは25GBの暗号化ファイル転送から始まり、リンクは6日間有効です。有料プランにはOutlookプラグイン、パスワード保護付きダウンロード機能、アクセス制御機能付きでウェブサイトへファイルを埋め込むオプションも含まれます。すべてのプランで、エンドツーエンドの通信にAES-256暗号化と128ビットTLS暗号化が採用されています。

注意:見知らぬメールの添付ファイルは開かない

大容量ファイルをメールで送るときは、専門性と安全性の高いクラウドストレージや転送ツールを活用するのが賢明です。本記事で紹介したサービスは、トラブルなく大容量ファイルを送信できる優れた手段ばかりです。しかも、基本的な用途であればすべて無料で利用できます。

また、今回は添付ファイルの「送信」について解説しましたが、「受信」の際にも注意が必要です。信頼できない相手からの添付ファイルを開かないのは基本ですが、上記のサービス経由で受け取ったファイルやリンクについても同様の警戒心を持つことが大切です。

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