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LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

重要な文書を第三者の目から守りたいと考えるのは、ごく自然なことです。個人が大切な情報を記録して残すこともあれば、企業が機密性の高いデータを社内文書として管理することもあります。こうした情報は、「誰かがパソコンにアクセスしないことを願う」といった甘い対策ではなく、より確実な保護手段で守るべきものです。

幸い、LibreOfficeにはドキュメント暗号化機能が標準で搭載されています。保存時の操作に少し手順を加えるだけで、強力なAES暗号化を使って大切なファイルを簡単に保護できます。

ドキュメントを暗号化する手順

LibreOfficeの暗号化は非常にシンプルです。通常の保存作業にほんの数ステップ追加するだけで完了します。新規に白紙ドキュメントを作成してすぐ保存してもよいですし、文章を書き終えてから保存しても構いません。また、既存のファイルを開き直して、暗号化付きで再保存する方法もあります。

「名前を付けて保存」を選択

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

暗号化したいドキュメントが用意できたら、LibreOffice上部のメニューから「ファイル」をクリックします。表示されたドロップダウンメニューから「名前を付けて保存」を選びましょう。

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

新しいウィンドウが開くので、ファイルの保存場所を指定し、任意のファイル名を入力します。ここまでは普段の保存操作と同じです。

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

次に、ウィンドウ下部に注目してください。チェックボックスが3つ並んでいます。一見紛らわしいですが、必要なのは「パスワードで保存」というラベルの付いた項目です。このボックスにチェックを入れ、準備ができたら「保存」をクリックします。

パスワードを設定する

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

すると、パスワードを入力するためのフィールドが2つある新しいウィンドウが表示されます。基本的な設定だけでよければ、このまま「OK」を押せば完了です。ただし、さらにセキュリティを高めたい場合には便利なオプションも用意されています。

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

パスワード入力欄の下にある「オプション」をクリックしてみてください。ウィンドウが展開され、「編集用のパスワード」を追加できるようになります。最初に設定したパスワードではファイルを読み取ることだけが可能になり、内容を変更するには2つ目のパスワードが必要になる仕組みです。閲覧は許可するが編集は制限したい場合に有効なので、該当するボックスにチェックを入れてパスワードを設定しましょう。

「OK」を押す前に、必ず設定したパスワードを覚えておいてください。パスワードを忘れると復元手段は一切なく、ドキュメントを二度と開けなくなる可能性があります。「OK」をクリックした時点で、ドキュメントの暗号化は完了です。

暗号化したドキュメントを開く方法

暗号化したドキュメントを再度開くときは、まずLibreOfficeを起動し、いつもどおりドキュメントを開くアイコンをクリックします。

ファイルブラウザで目的のドキュメントを見つけて選択し、開きましょう。

LibreOfficeでドキュメントを暗号化する方法|AES暗号化でファイルを安全に保護

LibreOfficeがパスワードの入力を求めてくるので、暗号化時に設定したパスワードを入力します。

正しいパスワードが入力されると、LibreOfficeが復号処理を行ってファイルを開きます。暗号化の影響で通常より数秒ほど時間がかかることがありますが、問題なく開けるはずです。

その後は、普通のドキュメントと同じように編集や保存が行えます。保存は通常の「保存」ボタンで問題ありません。なお、暗号化されたドキュメントは、開くたびにパスワードの入力を求められる点に注意しておきましょう。

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