【Windows 7/8/10】ユーザーによるスクリーンセーバー・ロック画面の変更を禁止する方法
Windows 7/8/10のユーザーは、画面の見た目や操作感を自由にカスタマイズできます。これには、スクリーンセーバーやWindows 10のロック画面の変更も含まれます。しかし、企業環境では統一されたPC環境を維持するため、管理者が一部のカスタマイズ機能へのアクセスを制限するケースが少なくありません。本記事では、Windows 7/8/10でユーザーがスクリーンセーバーを変更できないようにする方法を詳しく解説します。
なぜスクリーンセーバーの変更を禁止するのか?
かつて大型のブラウン管(CRT)モニターが主流だった時代には、画面焼き付きが深刻な問題であり、企業はモニターの交換や修理に多大な費用を支払っていました。現在の液晶(LCD)やLEDモニターは焼き付きの影響を受けにくくなっていますが、コスト削減と交換費用の抑制のため、今でも多くの企業がスクリーンセーバーの使用を義務付けています。
残念ながら、スクリーンセーバーのようなPC設定について、全ユーザーを監視し遵守させるのは現実的に困難です。そこで管理者は、担当する多数のPCにあらかじめスクリーンセーバーを設定した上で、グループポリシーを活用してユーザーによる変更を禁止します。
なお、スクリーンセーバーの変更を禁止しても、スクリーンセーバーそのものが無効化されたり動作しなくなったりするわけではありません。この設定は、現在のスクリーンセーバー設定をロックし、管理者権限を持つユーザーが元に戻さない限り変更できないようにするものです。
スクリーンセーバー設定の変更を禁止する手順
まず、管理者権限のあるアカウントでWindowsにログインします。スタート > ファイル名を指定して実行をクリックして実行ダイアログボックスを開きます。スタートメニューに実行コマンドが表示されていない場合は、キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押してください。実行ダイアログボックスにgpedit.mscと入力し、OKボタンをクリックします。

これでローカルグループポリシーエディターが起動します。左側のペインには展開可能なフォルダーが表示されているので、以下のフォルダーを順に開いてください。
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > コントロール パネル > 個人設定

右側のペインに個人設定フォルダー内のローカルグループポリシー一覧が表示されます。その中から「スクリーン セーバーの変更を禁止する(Prevent Changing Screen Saver)」というポリシーを探してダブルクリックします。

スクリーン セーバーの変更を禁止するの設定ウィンドウが開きます。これまで誰も設定を変更していなければ、初期状態は未構成になっているはずです。有効を選択し、OKボタンをクリックすれば設定は完了です。

変更禁止設定のメリット
かつてほど切迫した課題ではなくなったとはいえ、多くの管理者は職場のPCにスクリーンセーバーを設定して画面焼き付きを防止し、さらにユーザーによる変更を禁止しています。顧客の前でよりプロフェッショナルな印象を与えるため、全社共通の特定スクリーンセーバーの使用を義務付ける企業もあります。
ユーザーによるスクリーンセーバーの変更を許可しなければ、オフィスのPC画面にプライベートな写真などが表示されているのをクライアントに見られる心配もなくなります。
また、ユーザーが1枚の静止画だけをスクリーンセーバーとして表示し続けている場合でも、画面焼き付きが発生しないことが保証されます。数百台から数千台規模のPCを運用するオフィスでは、この設定によるコスト削減効果は非常に大きくなります。
Windows 10のロック画面を管理する場合
Windows 10環境でスクリーンセーバーを使用せず、ロック画面を中心に運用している場合は、グループポリシーの以下の場所にある各種オプションを変更できます。
コンピューターの構成 - 管理用テンプレート - コントロール パネル - 個人設定

ここでは、ロック画面およびログオン画像として特定の画像を強制的に使用させたり、ユーザーによるロック画面の変更を禁止したりといった制御が可能です。ぜひ活用してみてください。
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