Windows 10でユーザーによるデスクトップ壁紙の変更を禁止する3つの方法
企業や学校などで管理されたPCを使用していると、デスクトップの壁紙が会社のロゴに固定されていて、変更しようとしてもできない経験はありませんか?これはネットワーク管理者がユーザーによる壁紙の変更を禁止しているためです。実は、この設定は個人でも簡単に行うことができます。公共の場でPCを使用する方や、家族で共用しているPCの設定を統一したい方にも役立つでしょう。
本記事では、Windows 10でユーザーがデスクトップの壁紙を変更できないようにする方法を、レジストリエディタを使う方法、グループポリシーエディタを使う方法、さらに特定の壁紙を強制設定する方法の3つに分けて詳しく解説します。
Windows 10でデスクトップ壁紙の変更を禁止する方法
注意: 作業を始める前に、万が一問題が発生した場合に備えて、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。
方法1: レジストリエディタを使用して壁紙の変更を禁止する
この方法は、Windows 10 Homeを含むすべてのエディションで利用可能です。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディタを起動します。
- 次のレジストリキーへ移動します:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies - 「Policies」フォルダを右クリックし、「新規」→「キー」を選択します。
- 新しいキーに「ActiveDesktop」という名前を付けてEnterキーを押します。
- 「ActiveDesktop」キーを右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。
- 新しく作成したDWORD値に「NoChangingWallPaper」という名前を付けてEnterキーを押します。
- 「NoChangingWallPaper」をダブルクリックし、値のデータを0から1に変更します。
0 = 許可(変更可能)
1 = 禁止(変更不可) - レジストリエディタを閉じ、PCを再起動して変更を保存します。
以上で設定完了です。なお、Windows 10 Pro、Education、Enterpriseエディションをお使いの場合は、次に紹介するグループポリシーエディタを使った方法の方がより簡単におすすめです。
方法2: グループポリシーエディタを使用して壁紙の変更を禁止する
注意: この方法は、Windows 10 Pro、Education、Enterpriseエディションのユーザーのみ利用できます。Homeエディションにはグループポリシーエディタが搭載されていません。
- Windowsキー + R を押し、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。
- 次のパスへ移動します:
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > コントロールパネル > 個人設定 - 左側で「個人設定」を選択した状態で、右側のウィンドウにある「デスクトップの背景の変更を禁止する」ポリシーをダブルクリックします。
- 「有効」を選択し、「適用」→「OK」の順にクリックします。
- PCを再起動して変更を保存します。
設定が正しく反映されているか確認する方法
上記のいずれかの方法を実行した後、実際に壁紙が変更できなくなっているか確認しましょう。Windowsキー + I を押して「設定」を開き、「個人設定」→「背景」へ移動します。すべての設定項目がグレーアウト(選択不可)になり、「一部の設定は所属組織によって管理されています」というメッセージが表示されていれば、設定は正常に反映されています。
方法3: 既定のデスクトップ壁紙を強制設定する
壁紙の変更を禁止するだけでなく、特定の画像を常に壁紙として表示させたい場合は、以下の手順で既定の壁紙を強制設定できます。
- Windowsキー + R を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディタを起動します。
- 次のレジストリキーへ移動します:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies - 「Policies」フォルダを右クリックし、「新規」→「キー」を選択します。
- 新しいキーに「System」という名前を付けてEnterキーを押します。
注意: 「System」キーがすでに存在する場合は、この手順をスキップしてください。 - 「System」キーを右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択します。
- 文字列値に「Wallpaper」という名前を付けてEnterキーを押します。
- 「Wallpaper」をダブルクリックし、設定したい既定の壁紙ファイルのフルパスを入力して「OK」をクリックします。
例: デスクトップにある「wall.jpg」という画像を設定する場合、パスは「C:\Users\ユーザー名\Desktop\wall.jpg」のようになります。 - 再度「System」キーを右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択し、今度は「WallpaperStyle」という名前を付けてEnterキーを押します。
- 「WallpaperStyle」をダブルクリックし、表示スタイルに応じて以下の値を設定します。
0 – 中央に表示
1 – タイル状に表示
2 – 拡大して表示
3 – サイズ合わせ
4 – フィル - 「OK」をクリックしてレジストリエディタを閉じ、PCを再起動して変更を保存します。
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以上で、Windows 10でユーザーによるデスクトップ壁紙の変更を禁止する方法の解説は終わりです。レジストリ操作を行う際は、誤った値を変更しないよう十分に注意してください。このチュートリアルについてご不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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