LicenseCrawlerを使ってPCにインストール済みソフトのライセンスキーを復元する方法
以前、Nirsoft製のフリーツール「ProduKey」を使ってMicrosoft WindowsやMicrosoft Officeのライセンスキーを復元する方法をご紹介しました。ProduKeyはMicrosoft製品だけでなく、サードパーティ製ソフトウェアにも対応した優秀なツールです。
今回は、もうひとつの無料ツール「LicenseCrawler」をご紹介します。このツールはレジストリをスキャン(クロール)することで、システムにインストールされているすべてのソフトウェアのライセンスキーやシリアル番号を検出してくれます。
LicenseCrawlerのダウンロードと起動
LicenseCrawlerは以下の公式サイトからダウンロードできます。
https://www.klinzmann.name/licensecrawler_download.htm
注意: 配布元としてはFreewareFilesからのダウンロードをおすすめします。Softonicでは余分なダウンロード手順が必要になるためです。筆者はVirusTotalで配布サイトとセットアップファイルの両方をチェックし、マルウェアやスパイウェアが含まれていないことを確認しました。検索時に広告が表示されることがありますが、設定で簡単にオフにできます。
FreewareFilesからは.zip形式のファイルがダウンロードされます。LicenseCrawlerはインストール不要のポータブルアプリなので、ダウンロードしたファイルを解凍し、「LicenseCrawler.exe」をダブルクリックするだけで起動できます。
初回起動時の設定
起動すると「Select your Language」(言語選択)ダイアログが表示されます。ドロップダウンリストから希望の言語を選択して「OK」をクリックしましょう。続いてライセンス同意画面が表示されるので、「Accept」をクリックして先へ進みます。
選択した言語やライセンスへの同意状態は設定ファイルに保存できます。「Save Settings」ダイアログが表示されたら「Yes」をクリックしてください。次回以降、同じ設定で起動できるようになります。
ライセンスキーの検索方法
メインウィンドウが表示されたら、検索対象を選択します。現在使っているPC(Localhost)だけでなく、同じネットワーク上の他のマシンも検索できます。他のマシンを検索するには、「Computer」ドロップダウンリストの下矢印をクリックします。
ネットワーク内のマシンを検索している間、「Searching for Computer」ダイアログが表示されます。
ネットワーク上に他のマシンがない場合はエラーが表示されます。見つかった場合は「Computer」ドロップダウンリストに表示されるので、対象のマシンを選択しましょう。
注意: ネットワーク上のリモートマシンを検索するには、そのマシンの有効なユーザー名とパスワード、およびレジストリへのアクセス権限が必要です。
「Computer」ドロップダウンリストの下にあるリストからレジストリパスを変更することも可能ですが、特別な理由がなければデフォルトの「HKEY_LOCAL_MACHINE」のままにしておくことをおすすめします。
準備ができたら「Search」ボタンをクリックして検索を開始します。
広告の非表示化
検索開始前に広告ダイアログが表示されることがあります。「Disable this Screen」をクリックすれば広告を無効化できます。あるいは「Close after time-out」にチェックを入れておけば、カウントダウン終了後に自動的に閉じられます。カウントダウンが終わったら「OK」をクリックしてダイアログを閉じてください。
検索結果の確認
検索中は「Searching」欄に現在スキャン中のキーが表示されていきます。検索が完了すると「Done」と表示され、検出されたシリアル番号の件数とともに、ライセンスキー一覧が下部の大きなテキストボックスに表示されます。
ライセンスキーの保存方法
検出されたライセンスキーとシリアル番号は、平文テキストファイルまたは暗号化テキストファイルとして保存できます。暗号化して保存するには、「File」メニューから「Save Encrypted」を選択します。
「Save as」ダイアログが表示されるので、保存先フォルダを指定します。
注意: デフォルトの保存先はLicenseCrawler.exeがあるフォルダです。ここに保存しておくと、LicenseCrawlerフォルダごと外付けドライブにコピーするだけでバックアップが完了するため便利です。Windowsを再インストールした後も、このフォルダを開くだけでライセンスキーをすぐに確認できます。
「File name」欄にファイル名を入力して「Save」をクリックします。
続いて「Save file encrypted」ダイアログが表示されるので、パスワードを入力して「OK」をクリックします。なお、このパスワードは平文で表示されるので、入力時には周囲に注意してください。
暗号化ファイルの読み込み
保存した暗号化ファイルをテキストエディタで開くと、内容が暗号化されていることが確認できます。
ライセンスキーを平文で確認したい場合は、LicenseCrawlerを起動し、「File」メニューから「Load」を選択します。
「Open File」ダイアログで保存先フォルダに移動し(デフォルトはLicenseCrawler.exeのあるフォルダ)、テキストファイルを選択して「Open」をクリックします。
次のダイアログで設定したパスワードを入力して「OK」を押すと、メインウィンドウのテキストボックスにライセンスキーとシリアル番号の一覧が表示されます。
言語設定の変更とコマンドライン操作
LicenseCrawlerの表示言語は「Tools」メニューの「Language」から変更できます。プログラム使用中に言語を変更した場合は、「File」メニューの「Save Properties」を選択して設定を保存しておきましょう。次回起動時から新しい言語で表示されます。
「Save Settings」ダイアログが再度表示されるので、「Yes」をクリックします。
設定はLicenseCrawler.exeと同じフォルダ内の「LicenseCrawler.ini」ファイルに保存されます。このファイルをテキストエディタで開くと、選択した言語やライセンス同意の情報が記録されているのが分かります。
また、LicenseCrawlerはコマンドラインからも実行できます。利用可能なコマンドを確認するには、「Help」メニューから「Help」を選択してください。コマンドの一覧と使用例を記載したダイアログが表示されます。内容を確認したら「OK」で閉じましょう。
アプリケーションを終了するには「Exit」をクリックします。
まとめ:ライセンスキーは安全に管理しよう
暗号化せずに平文テキストとしてライセンスキーを保存することも可能ですが、その場合は第三者に見られても安全なよう、別の方法でデータを暗号化・保護することを強くおすすめします。再インストール時の備えとして、ぜひLicenseCrawlerでライセンスキーをバックアップしておきましょう。
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