Windows 7/8でWindows 10の自動ダウンロードを防ぐ2つの設定方法

Microsoftは、Windowsユーザーよりも自分たちの方が何が良いかをよく分かっていると考えがちなことで知られています。多くの場合、その対応は確かに役立つものですが、プライバシーに関する懸念や快適なユーザー体験の損失につながったことも少なくありません。Windows 10の登場後、Microsoftは「誰もがすぐにアップグレードしたいはずだ」と判断し、なんと約3GBにも及ぶWindows 10のインストーラーを、自動更新機能を通じて強制的に配信するようになりました。
通信量無制限のインターネット契約をしていない場合、この巨大ファイルのダウンロードには想定外の通信費用が発生する可能性があります。また、意図せずディスク容量を圧迫されるのも避けたいところです。そこで本記事では、Windows 7やWindows 8がWindows 10を勝手にダウンロードしないようにするための設定手順を詳しく解説します。
Windows 10の自動ダウンロードを停止する基本の方法
最も簡単かつ確実な対策は、Windows Updateの設定を変更し、更新プログラムのダウンロード前に必ず確認を求めるようにすることです。以下の手順で設定できます。
設定手順
- コントロールパネルから「Windows Update」を開きます。
- 左側のメニューにある「設定の変更」をクリックします。
- 重要な更新プログラムの項目で「更新プログラムを自動的にインストールしない(通知のみ表示する)」を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
この設定により、新しい更新プログラムが利用可能になってもPCは自動的にダウンロードせず、通知だけが表示されるようになります。もしWindows 10のインストーラーが配信されても、内容を確認したうえで、自分の好きなタイミングでアップグレードするかどうかを判断できます。
注意点:重要なセキュリティ更新は忘れずに適用しよう
自動ダウンロードをオフにすると、Windows 10だけでなく通常のセキュリティパッチも手動での確認が必要になります。放置すると脆弱性が残ったままになり、ウイルス感染などのリスクが高まるため注意が必要です。定期的にWindows Updateを開き、重要な更新プログラムだけでもこまめにインストールする習慣をつけましょう。
補足:「Get Windows 10」アプリ(GWX)について
当時、Windows 7/8.1の環境では「KB3035583」という更新プログラムによって「Get Windows 10」と呼ばれるアップグレード促進アプリが導入されていました。このアプリがタスクバーに常駐してアップグレードを促す場合は、該当の更新プログラムを「非表示」にすることで、通知自体をオフにすることも可能です。「更新履歴の表示」から対象の更新プログラムを右クリックし、「更新プログラムの非表示」を選択してください。
以上の設定を行えば、不要な大容量ダウンロードによる通信料の浪費を防ぎつつ、必要なタイミングで自由にアップグレードを検討できる環境を整えられます。
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