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XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説

ウェブサイトを運営しているなら、XMLサイトマップを用意しておくことを強くおすすめします。XMLサイトマップは検索エンジン最適化(SEO)に大きく貢献する重要な要素です。しかし、「そもそもXMLサイトマップとは何なのか?」と疑問に思っている方も多いでしょう。さらに、仕組みがわかったとしても「どうやって作ればいいの?」という悩みがつきものです。

朗報があります。実は、XMLサイトマップの作成は、その仕組みを理解することよりも簡単です。しかも、仕組み自体もそれほど難しくありません。この記事を読めば、誰でも確実に作れるようになります。

XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説

XMLサイトマップとは?

まずは「XML」について説明しましょう。XMLは「eXtensible Markup Language(拡張可能なマークアップ言語)」の略称です。厳密にはプログラミング言語ではなく、Webブラウザやその他のプログラムに対して、XMLドキュメントが持つデータの意味を柔軟に伝えるための記述方式です。

例えば、人間に「私はメインストリート123番地に住んでいます」と伝えれば通じます。しかし、プログラムにはそれが伝わりません。

そこで役立つのがXMLタグです。住所データの前後をタグで囲むことで、プログラムに「このデータが何を意味するのか」を教えられます。タグは必ず開始タグ<StreetNumber>と終了タグ</StreetNumber>のペアで構成されます。

XMLタグを使うと、先ほどの住所は次のように記述できます。

<address>
<StreetNumber>123</StreetNumber>
<StreetName>Main</StreetName>
<StreetType>Street</StreetType>
</address>

これらのタグを認識できるプログラムであれば、「これは完全な番地情報だ」と判断し、その情報を活用して何らかの処理を行えます。

「拡張可能(extensible)」という言葉の通り、タグ名は自由に決められます。仮に<GlargleForp>というタグが「番地」を意味するとプログラム側で定義されていれば、それでも正しく動作します。開発者は、XMLタグ間のデータをほぼ自由に定義できるのです。

次に「サイトマップ」についてです。これは文字通りの意味で、Webサイト上のさまざまな情報がどこにあるかを示した「地図」のことです。

Googleなどの検索エンジンは、サイトを適切に分類・ランキングするために特定の情報を必要としています。XMLサイトマップは、まさにその情報を検索エンジンに提供する役割を果たします。

以下は、単一のWebページに関するXMLサイトマップの記述例です。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="https://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://www.example.com/</loc>
<lastmod>2005-01-01</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>0.8</priority>
</url>
</urlset>

それぞれのタグの意味は次のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

使用しているXMLのバージョンが1.0であること、テキストがUTF-8でエンコードされていることを検索エンジンに伝えます。UTF-8はサイトマップに必須のエンコード仕様です。

<urlset xmlns="https://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">

サイトマップで使用している標準規格を示します。XMLは、それを読み取るプログラムと同じタグを使用していなければ正しく解釈されない点に注意しましょう。

<url>

このタグ以降にURL(Uniform Resource Locator)に関する情報が続くことを示します。URLはWebアドレスやリンクとも呼ばれます。

<loc>

タグ内のデータが、インデックス対象ページの実際の場所(具体的なURL)であることを定義します。

<lastmod>

そのページが最後に更新された日付を検索エンジンに伝えます。

<changefreq>

ページの更新頻度を検索エンジンに知らせます。指定できる値は「always」「hourly」「daily」「weekly」「monthly」「yearly」「never」です。

<priority>

サイトマップ内の他のページと比較して、そのページがどれほど重要だと考えているかを示します。値は0〜1の範囲で、1が最優先、0.5が平均的な重要度です。

なお、これらは検索エンジンへの「命令」ではありません。検索エンジンはこれらの情報を読み取り、それぞれ独自の基準で処理します。

なぜXMLサイトマップを作成すべきなのか?

質の高いXMLサイトマップがあれば、ターゲットとなるユーザーの目に留まる可能性を最大限に高められます。サイトマップは、検索エンジンに対して「どんな情報を提供しているか」「その情報にどこからアクセスできるか」「いつ最終更新されたか」を伝える役割を果たします。

サイトマップはあくまで「地図」なので、サイトの構造を正確に反映する必要はありません。掲載するページは自分で選べるため、検索エンジンには適切なページだけを案内できます。例えば、「プライバシーポリシー」や「利用規約」のページは、どのサイトのものも大差ありません。こうしたページではなく、人気のブログ記事や商品ページなど、ユーザーを「おいしいコンテンツ」へ導くページをサイトマップに登録しましょう。

ブログ記事については、全記事を網羅しつつ、新しい記事に高い優先度を設定したサイトマップがおすすめです。そうすることで、読者にも検索エンジンにも「このサイトは常に新鮮だ」という印象を与えられます。

画像用のサイトマップは必要でしょうか? 画像は確かに重要です。ビジュアルは顧客の心に最初に届くものだからです。しかし、各ページにはすでに画像が含まれており、それらは通常のクロールでインデックスされます。そのため、画像だけのサイトマップを作る必要性はそれほど高くありません。

このようにして、サイトの本質的な部分だけを検索エンジンに提示できます。検索エンジンは、重要度の低いページのクロールやインデックスに時間を浪費せずに済むのです。

適切なサイトマップがあれば、検索エンジンとの協力関係が築け、サイトが本来獲得すべき上位ランキングを手に入れやすくなります。

XMLサイトマップの作成方法

幸い、サイトマップの作成を自動化してくれるツールは複数あります。WordPressを利用しているなら、定番プラグイン「Yoast SEO」を導入しましょう。優れたSEOツールであり、サイトマップの自動生成はその機能の一つにすぎません。せっかくなので、Yoast SEOの他の機能もしっかり学んで活用しましょう。

Yoast SEOでサイトマップを作成する手順

  • WordPressの管理画面からYoast SEOプラグインをインストールします。インストール後、「XMLサイトマップ」機能が有効になっているか確認してください。デフォルトで有効になっているはずです。
  • 左側のメニューで「Yoast SEO」をクリックし、「機能」タブを開きます。
  • 下にスクロールして、「XMLサイトマップ」のトグルスイッチが「オン」になっていることを確認します。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • ここからサイトマップの内容を確認できます。「XMLサイトマップ」の横にある「?」アイコンをクリックし、「XMLサイトマップを見る」というリンクをクリックしましょう。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • YoastがWebブラウザでサイトマップを開きます。先ほど見たXMLとは異なる表示ですが、問題ありません。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • XMLソースを直接確認したい場合は、ページ上で右クリックして「ページのソースを表示」を選択します。するとXMLが表示されます。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説

以上が、WordPressでYoast SEOプラグインを使ってXMLサイトマップを作成する最短の手順です。プラグイン内の各種設定を調整すれば、自分のニーズに合わせてサイトマップを細かくチューニングできます。

Screaming Frog SEO Spiderでサイトマップを作成する手順

WordPress以外でサイトを運営している場合は、オンライン・オフライン問わず、さまざまなツールを利用できます。

デスクトップ向けSEOツールとして最も広く使われているのが「Screaming Frog SEO Spider」です。無料版と有料版があり、XMLサイトマップの作成だけであれば無料版で十分です。

  • ダウンロードしてインストールしたら、プログラムを起動します。XMLサイトマップを作成する前に、まずサイトをクロールする必要があります。クロールとは、サイト内のページを順に巡回し、各ページのデータを収集するプロセスのことです。
  • 画面上部の入力欄に自分のサイトのURLを入力し、「Start」ボタンをクリックします。Screaming Frogがサイトのクロールを開始します。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • メインウィンドウにサイト内のURLが次々と表示されていきます。画面右上のプログレスバーが100%になればクロール完了です。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • ツールバーの「Sitemaps」→「XML Sitemap」をクリックします。「Sitemap Export Configuration」ウィンドウが開きます。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • 「Sitemap Export Configuration」ウィンドウでは、changefreqやlastmodなど、サイトマップの詳細設定を調整できます。各タブを確認してみましょう。ひとまずデフォルト設定のままでも問題ありません。「Next」をクリックしてエクスポートを開始します。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説
  • sitemap.xmlファイルの保存先を尋ねられるので、保存場所を必ず覚えておいてください。このファイルをWebサイトにアップロードして初めて役立ちます。
XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説

保存が完了したら、sitemap.xmlファイルをWebサイトのルートディレクトリにアップロードします。これで、Googleをはじめとする検索エンジンにサイトマップを登録できる状態になりました。

Googleにサイトマップを認識させる方法

XMLサイトマップとは?作成方法とGoogleへの登録手順を徹底解説

「検索エンジン」と言いましたが、実際には多くの人が気にするのはGoogleだけでしょう。では、どうすればGoogleにサイトマップを認識してもらえるのでしょうか?

サイトマップはランキング向上に役立つはずですが、Googleがその存在を知らなければ意味がありません。そこで必要になるのが「Google Search Console」です。

登録手順は以下のとおりです。

  1. Google Search Consoleにアクセスし、自分のサイトをプロパティとして登録します。
  2. 左メニューから「サイトマップ」を選択します。
  3. 「新しいサイトマップの追加」欄に「sitemap.xml」と入力して送信します。

送信後、Googleがサイトマップを処理するまで数日かかる場合があります。「送信されたサイトマップ」のステータスが「成功」になっていれば、クロールの準備は整っています。また、Bingなどの他の検索エンジンにもBing Webmaster Toolsのような同様のツールがあるため、併せて登録しておくとより多くのトラフィックを見込めます。

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