GoogleがAI満載の「Pixel 9」シリーズを正式発表――Gemini搭載の新機能を徹底解説
Googleの新型フラッグシップスマートフォン「Pixel 9」シリーズがついに正式発表された。事前の予告どおり、今回のラインナップにはGeminiを活用した多彩なAI機能が搭載されており、スマートフォン史上屈指のAIアプリとイノベーションが詰め込まれている。
画像生成とスクショ整理を支える2つのAIツール
注目のAIツールが「Pixel Studio」と「Pixel Screenshots」だ。Googleが「初となる画像生成機能」と位置づけるPixel Studioは、テキストから画像を生成するモデル「Imagen 3」と自社製SoC「Tensor G4」を組み合わせ、テキストプロンプトから高品質な画像を作り出す。
一方、Pixel 9シリーズ限定アプリのPixel Screenshotsは、単なるスクリーンショット管理ハブにとどまらない。Gemini Nano AIモデルを活用してスクショ内の情報を分析・抽出し、必要な情報を素早く検索・参照できるようにする実用的な機能だ。
Gemini Liveで実現する自然な双方向会話
Pixel 9には「Gemini Live」も搭載される。ユーザーがGeminiと自然かつ流暢な双方向の会話を楽しめる機能で、従来のGoogleアシスタントよりはるかに高度で対話的な体験を提供する。応答の途中で割り込むことも可能で、複数の自然な音声から好みのものを選べる。
Gemini Liveはフォアグラウンドでもバックグラウンドでも動作するため、端末がロック状態でも会話を続けられる点が特徴だ。想定される活用例としては、就職面接の練習やプレゼントのアイデア出しなどが挙げられる。
Pixel Weatherとカメラの新機能「Add Me」
もうひとつの目玉がAI搭載の天気アプリ「Pixel Weather」。Pixel Screenshotsと同じGemini Nanoモデルを用いて、パーソナライズされた「AI天気予報」を生成する。Googleによれば、従来のGoogle Weatherアプリよりも精度の高い予報を提供するという。
カメラアプリには「Add Me(ミーを追加)」モードが新たに登場。AIが2枚の写真を1枚に合成することで、三脚や通行人に頼らずとも、撮影者自身が写った集合写真を簡単に残せるようになった。
通話内容を自動要約する「Call Notes」
さらに、30秒以上の通話ではAIによる要約を自動生成できる「Call Notes(通話メモ)」も搭載。録音した会話の文字起こしは電話アプリから確認できるため、重要なやり取りを見逃さず記録できる。
メモリ増強と価格・発売スケジュール
これらのAI機能を快適に動作させるため、全モデルでPixel 8比でメモリ容量が増強されている。Pixel 9は12GB RAM、Pixel 9 Pro・Pixel 9 Pro XL・Pixel 9 Pro Foldは16GB RAMを備える。
また、Pixel 9 Pro / Pro XL / Pro Foldには、月額20ドルの有料AIプラン「Gemini Advanced」が1年間無料で付属する。
予約受付は8月22日に開始。店頭販売も同日から、Pixel 9(799ドル)とPixel 9 Pro XL(1,099ドル)が対象となる。Pixel 9 Proの店頭販売はやや遅れ、米国では9月4日に開始され、その他の市場にも以降数週間で順次展開される予定だ。
最新PixelのAI機能についてさらに詳しく知りたい方は、「#MadeByGoogle '24」イベントのダイジェスト動画をチェックしよう。
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