プライベートブラウジングに関する4つのよくある誤解と正しい対処法
自分の閲覧履歴を追跡されるのは、誰でも嫌なものです。ウェブサイトやハッカーに、何を見ているのか知られたくないと考えるのは自然なことでしょう。また、プライベートなデータを覗き見されたり、個人情報を盗まれたりするリスクも避けたいはずです。こうした理由から、多くの人がブラウザの「プライベートブラウジング」機能を活用しています。
プライベートブラウジングは、ハッカーによる追跡やウェブサイトからのターゲット広告を避けながら、他の人にオンライン上の活動を見られずにインターネットを利用するための手段です。多くのブラウザがこの体験を提供していると謳っています。しかし、本当に誰にも追跡されずにネットサーフィンすることは可能なのでしょうか?実は、プライベートブラウジングには数多くの誤解が存在します。今回はその真相に迫ります。
誤解1:プライベートブラウジングで完全に匿名で閲覧できる
多くの人は、プライベートブラウジングを使えば身元が隠され、閲覧中の活動を他人に追跡されないと思い込んでいます。
真実: 実際には、プライベートブラウジングは身元を隠すものではなく、活動を隠蔽する効果もありません。ログインしていなくても、ウェブサイトは引き続きあなたの情報を収集できます。さらに、インターネットサービスプロバイダー(ISP)はあなたの通信内容を記録できます。職場のパソコンやスマートフォンを使用している場合、会社がアクセス先のウェブサイトを監視している可能性も高いのです。
自宅でインターネットを利用していても、ISPが閲覧情報を把握できる可能性は十分にあります。
対策: 本当に匿名で閲覧したいのであれば、プライベートブラウジングだけでは不十分です。仮想プライベートネットワーク(VPN)の導入を検討しましょう。VPNは公衆ネットワーク上にプライベートネットワークを構築し、ユーザーが直接プライベートネットワークに接続しているかのようにデータの送受信を可能にします。おすすめはNord VPNです。高度な技術により、公共Wi-Fi利用時の保護、悪意ある攻撃やハッカーからのインターネット活動の防御、迷惑な広告のブロックを実現します。さらに、地理的制限によってアクセスできないウェブサイトへのアクセスも可能にします。
誤解2:パソコンから閲覧履歴の痕跡がすべて消える
セッション終了後、プライベートブラウジングがパソコン上の閲覧履歴の痕跡をすべて削除すると信じられています。
真実: プライベートウィンドウを閉じると、閲覧履歴、Cookie、保存されたパスワードは削除されます。しかし、サイトからダウンロードしたファイルはパソコンから削除されません。ダウンロードファイルはブラウザのダウンロード履歴には表示されませんが、フォルダ内には残ったままです。また、プライベートウィンドウ中にブックマークしたサイトは、ブックマーク一覧に残ります。
対策: VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用すれば、身元を隠しながら安全に閲覧することができます。
誤解3:閲覧履歴が表示されなくなる
セッション終了後、プライベートブラウジングが閲覧履歴をすべて削除できると思われています。
真実: プライベートブラウジング使用中にアドレスバーへ入力すると、訪問済みサイトやブックマークが候補として表示されます。これらのURLは、通常のブラウジング中にブラウザへ保存されていたものです。

対策: サジェスト表示を無効化すれば解決できます。Firefoxの場合、設定(歯車アイコン)から「プライバシーとセキュリティ」を開き、「アドレスバー」の項目でチェックをすべて外してください。Chromeの場合は閲覧履歴を削除する方法があります。また、アドレスバーのドロップダウンに候補URLが表示されたときに選択してShiftキーを押すことで、個別に削除することも可能です。
誤解4:スパイウェアやキーロガーから守ってくれる
プライベートウィンドウを使えば、閲覧活動が保護されるだけでなく、スパイウェアからも守られると広く信じられています。
真実: プライベートブラウジングは、パソコンにインストールされたマルウェア、スパイウェア、その他の悪意あるコンテンツからコンピュータを守ることはできません。
対策: スマートフォンやパソコンで不審な動作を感じたら、アンチマルウェアソフトを導入しましょう。WindowsパソコンならAdvanced System Protectorがおすすめです。マルウェア、ウイルス、キーロガー、スパイウェアからコンピュータを守ることができます。AndroidやMacをお使いなら、Systweak Anti-Malwareで悪意あるコンテンツからデバイスを保護できます。

アンチウイルスソフトは、感染性のあるコンテンツをパソコンから除去するためのより確実な手段です。デバイスがウイルス、スパイウェア、マルウェアなどの悪意あるコンテンツに感染したり、不正に侵害されたりすることを防ぎます。
以上、プライベートブラウジングに関するよくある誤解とその真相をご紹介しました。あわせて、閲覧活動を匿名かつプライベートに保つための具体的な対策もお伝えしました。
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