Firefoxでトラッカーをブロックする方法!コンテンツブロッキングの設定手順を解説
数分前に閲覧した記事と同じ広告が、別のサイトで表示された経験はありませんか?これは、ウェブサイトがあなたのオンライン上の活動を追跡(トラッキング)し、ターゲット広告を表示しているためです。自分の行動を監視されているような感覚は、不快であると同時に不安にもなりますよね。誰も監視されたくはないもの。そのため多くのユーザーは、ブラウザの設定変更や拡張機能の導入によって、追跡を防ぐ対策を講じています。
実は、Firefox 65以降では拡張機能を使わなくても、標準機能だけでウェブサイトによるトラッキングを防ぐことができます。
この記事では、Firefoxを使ってトラッキングサイトをブロックする方法を詳しく解説します。まずは、Firefoxの「コンテンツブロッキング」について見ていきましょう。
Firefoxのコンテンツブロッキングとは
コンテンツブロッキングとは、ブラウザのパフォーマンスやプライバシーに悪影響を与えるトラッカー(追跡ツール)やCookieを阻止するためのプライバシー保護機能です。この機能はFirefox 63で「トラッキングプロテクション」として初めて搭載され、その後大幅に刷新されて「コンテンツブロッキング」として生まれ変わりました。
Firefoxは、インターネットを監視される心配なく自由に閲覧できる環境の提供を目指す団体「Disconnect」と提携しており、ウェブ閲覧中に既知のトラッカーを自動的にブロックできるようになっています。Disconnectがブロック対象としているトラッカーの一覧は、同団体の公式サイトで確認可能です。
Firefox 65では、オンライン上のプライバシーを守るために、以下の3つのモードが用意されています。
Standard(標準)
プライベートウィンドウでのみ既知のトラッカーをブロックするモードです。パフォーマンスと保護レベルのバランスが取れています。ただし、サードパーティのトラッキングCookieはブロックされません。
Custom(カスタム)
自分の好みに合わせてトラッキングサイトをブロックしたい場合に選択します。「Strict」と「Standard」の要素を組み合わせたモードで、Cookieとトラッカーをそれぞれ細かく制御できます。
Strict(厳格)
通常ウィンドウ・プライベートウィンドウを問わず、すべてのウィンドウで既知のトラッカーに加えてサードパーティのトラッキングCookieもブロックする、最も強力なモードです。
注意: 一部のウェブサイトはCookieに依存して動作しています。すべてのCookieをブロックすると、サイトが正しく機能しなくなる可能性がある点に留意してください。
コンテンツブロッキングを有効にする手順
コンテンツブロッキングの概要がわかったところで、実際に有効化する手順を見ていきましょう。設定画面には以下の手順でアクセスできます。
ステップ1: Firefoxを開き、メニューから「コンテンツブロッキング」をクリックします。

注意: メニューに該当項目が表示されない場合は、Firefoxを最新版にアップデートしてください。
ステップ2: コンテンツブロッキングの画面が表示されるので、「Standard」「Strict」「Custom」の中から希望のブロックモードを選択します。

ステップ3: 「Custom」を選択した場合は、「Cookie」と「トラッカー」の2つの設定を手動で有効にする必要があります。
注意: トラッカーについては「プライベートウィンドウのみブロック」または「すべてブロック」のいずれかを選択できます。Cookieについては、「すべてのCookie」「すべてのサードパーティCookie」「未訪問サイトのCookie」「サードパーティトラッカー」から目的に合ったものを選びましょう。

ステップ4: 設定をさらに細かく調整したい場合は、「トラッカー」セクションにある「ブロックリストを変更」をクリックします。
ステップ5: 以下の2種類のリストが表示されます。
- Disconnect.me 基本保護(推奨): ウェブサイトが正常に機能できるよう、一部のトラッカーを許可します。
- Disconnect.me 厳格保護: 既知のトラッカーをブロックします。一部のサイトが正しく動作しない場合があります。

ステップ6: いずれかを選択して「変更を保存」をクリックすれば完了です。
なお、Firefoxには「Do Not Track(トラッキング拒否)」シグナルを送信する機能もありますが、残念ながらこのシグナルはほとんどのサイトで無視されているのが現状です。
設定が完了したらウィンドウを閉じましょう。以降、Firefoxがコンテンツをブロックするたびに、アドレスバーのサイト情報と鍵マークの間に盾アイコンが表示されます。
特定のサイトだけブロックを解除する方法
すべてのCookieとトラッカーをブロックすると、一部のウェブサイトで表示崩れや動作不良が発生することがあります。コンテンツブロッキングを有効化した後にこのような問題が起きた場合は、機能自体を無効化するのではなく、個別のサイトに例外を追加するのがおすすめです。
ステップ1: アドレスバーの盾アイコンを探してクリックし、「このサイトではブロックをオフにする」を選択します。
ステップ2: 該当サイトがコンテンツブロッキングの例外として登録されます。
ステップ3: 登録が完了したら、ページを再読み込みします。
ページが再読み込みされると、そのサイトではすべてのCookieとトラッカーが機能するようになります。例外に登録したサイトを閲覧中は、斜線の入った盾アイコンが表示されるので、一目で例外状態だと判断できます。
以上のように、Firefoxのコンテンツブロッキングを活用すれば、トラッカーを効果的にブロックし、プライバシーを守りながら快適にウェブを閲覧できます。この記事が役に立った方は、ぜひコメント欄でご意見をお聞かせください。
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