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ChromeからOperaへ乗り換えたら、もう戻れなかった7つの理由

今どき、どのブラウザを使うかは実はそれほど重要ではありません。どれも一通りの仕事はこなせますし、致命的に使い物にならないものもありません。あえて一つを選ぶ理由があるとすれば、それは細かい使い勝手が、自分のウェブの見方・使い方に合っているかどうかだけです。

筆者は仕事の都合上、主要なブラウザをすべてPCにインストールしています。しかしその制約がなければ、迷わずOperaを使い続けていることでしょう。ここ8ヶ月ほどChromeを使っていましたが、最近ついにOperaへ戻りました。今回はその理由を詳しく紹介します。

1. Operaのほうが速くて快適

多くのユーザーはChromeをブラウザ性能の黄金基準として捉えています。確かにChromeは速いブラウザです。しかし、4年落ちのノートPC、2年使用したデスクトップPC、最新のiMac、ハイエンドChromebookなど、さまざまなデバイスで試したところ、Chromeは意外にも物足りない印象でした。

ブラウザのベンチマークについては熟知しています。実際、昨年ChromeとOperaのベンチマークを比較した際、JetStream、Kraken、RoboHornet、HTML5 Standardの各テストではChromeがOperaを上回っていました。しかし日常使用においては、Operaのほうがキビキビと動き、動作が滑らかでレスポンスも良いと感じるのです。

これは「実験室条件下」だけではブラウザの性能を判断できないことを示しているのかもしれません。速度や応答性に影響する目に見えない要因があるのか、あるいは単なる錯覚かもしれません。それでも、Operaのほうが速く感じられるなら、筆者にとってはそれで十分です。

2. Chrome拡張機能がそのまま使える

多くの人がChromeから離れられずにいる最大の理由の一つが、膨大なアクティブ拡張機能のコレクションです。中には「これがないと生きていけない」というレベルの拡張機能さえあります。

しかし、それはもう問題ではありません。「Download Chrome Extension」という拡張機能を使えば、Chromeの拡張機能を直接Operaにインストールできます。使い方も非常に簡単で、インストール後は普段どおりChromeウェブストアを閲覧し、欲しい拡張機能を見つけて「Add to Opera」をクリックするだけです。

3. CPUとバッテリー消費が少ない

一般的にChromeはCPUへの負荷が高いことで知られています。古いPCでは他のタスクに回せるCPUリソースが減り、システム全体のパフォーマンス低下につながります。ノートPCにとってはさらに深刻な問題です。CPU使用率が高いということは、バッテリーの減りが速くなるということだからです。

MacBookでChromeの使用を避けたほうがいいと言われるのはこのためです。一方、Operaには二重のメリットがあります。通常使用時のCPU消費が少ないだけでなく、本当に必要なときにバッテリー持ちを延ばしてくれる省電力モード(Power Saver Mode)を搭載しているのです。

このモードが有効になると、バックグラウンドタブの動作を抑制し、未使用の拡張機能を一時停止し、フレームレートを下げ、ブラウザのアニメーションを停止し、JavaScriptタイマーのスケジューリングを最適化します。Operaによれば、Chromeと比べてバッテリー駆動時間を最大50%延長できるとのことです。

4. 通信量を節約できるTurboモード搭載

OperaはChromeよりもリソースやバッテリーの消費が少ないだけでなく、「Turboモード」によって通信量も最小限に抑えられます。プロバイダのデータ容量制限がある環境では、この機能は非常に役立ち、通信コストの節約にもつながります。

Turboモードを有効にすると、通信トラフィックがOperaのサーバー経由となり、データが圧縮されてから端末に届きます。ただしこの機能は暗号化されていないページでのみ動作するため、HTTPSサイトは圧縮されない点にご注意ください。

5. 独自性のあるブラウジング体験

Chromeと同様、OperaもChromiumベースのブラウザです。Chromium系にはBrave、Comodo Dragon、Slimjet、Torch、Vivaldiなどがあります。しかし、これらの多くが「Chromeの代替品」に感じられるのに対し、Operaは明確に独自のアイデンティティを持っています。

その主な理由は、Operaには独自機能が数多く搭載されているからです。象徴的な「Speed Dial」はブックマークバーの代わりとなる便利な機能。「マウスジェスチャー」によりキーボードなしでのブラウザ操作が可能。内蔵RSSリーダーでニュースを効率的にチェックでき、「ポップアウトプレーヤー」を使えばウェブを見ながら動画視聴も可能。さらに拡張機能を専用サイドバーにピン留めできるなど、挙げればきりがありません。

個人的に特に気に入っているのは、カスタムキーボードショートカットのネイティブ対応です。数十種類のブラウザ操作に対してキー割り当てを変更でき、一つの操作に複数のショートカットを登録することも可能です。Chromeでは拡張機能を使っても、これほど包括的には実現できません。

6. 完全無料の内蔵VPN

2016年に内蔵VPNを導入した際、Operaは大きな注目を集めました。完全無料かつ無制限で使えるVPNです。これは制限や規約が厳しい他の無料VPNサービスとは対照的です。

なぜこれが重要なのでしょうか? ウェブ閲覧時のプライバシーとセキュリティが向上するからです。もちろん完璧ではありません。無料VPNには欠点があり、OperaのVPNも例外ではありません。しかし、VPNにお金をかけたくない人にとっては最良の選択肢の一つであり、AndroidスマホでもOpera VPNを設定できます。主なメリットは以下の通りです。

  • IPアドレスを隠してトラッキングを防げる
  • ブロックされたサイトや地域制限を回避できる
  • 公共Wi-Fi利用時のスニッフィング攻撃から保護できる

筆者自身は有料VPNを使用していますが、そうでなければ間違いなくOperaのVPNを使っているでしょう。

7. Google製ではない安心感

ブラウザの「倫理性」という観点では、OperaはGoogleよりもはるかに良い評判を持っています。特にユーザープライバシーに関して顕著です。巨大で搾取的とも言えるデータ収集企業であるGoogleに対し、Operaは小規模でユーザーとの距離が近い企業です。

Operaの内蔵広告ブロッカーはその好例です。クリーンで煩わしくないウェブ体験を求めるユーザーの声に応え、軽量・高速・高効果な広告ブロッカーを実装しました。全体的に見て、OperaはGoogleよりもユーザーを尊重していると言えます。

一方、GoogleはOperaを尊重してはいません。2012年にGoogleがOperaユーザーに対しChromeへの移行を執拗に促していたことは忘れてはなりません。Googleが大きくなればなるほど、反旗を翻して代替手段を探したくなるものです。

Operaに足りないものはある?

Operaに戻ってみて嬉しいことに、Chromeへ戻りたいという誘惑や衝動は一切感じません。唯一恋しく思うのはChromeのユーザープロファイル機能ですが、それ以外は十分我慢できます。Operaのメリットはデメリットをはるかに上回り、ブラウジングを楽しくしてくれる便利な機能がたくさんあります。

なお、本記事はWindowsの視点で書いていますが、MacユーザーにとってもChromeからOperaへの乗り換えは検討する価値が十分にあるでしょう。

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