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JavaScriptでアルファベットを前後反転する方法(a⇔zの対応文字を取得する関数)

はじめに

JavaScriptで、1文字のアルファベットだけを引数として受け取る関数を実装します。この関数は、渡された文字が「先頭(a)から数えて何番目」にあるのかを計算し、同じ位置を末尾(z)側から数えた文字を返します。

具体的には、「a」→「z」、「b」→「y」、「c」→「x」のように、アルファベットを前後で鏡合わせにした対応関係(古典暗号のアトバシュ暗号と同じ考え方)を作る処理です。

実装例

まずは、アルファベットを前半13文字と後半13文字に分割して対応付けるシンプルなアプローチを見てみましょう。

const alpha = 'g';

const findCounterPart = (alpha = '') => {
  const alphabet = 'abcdefghijklmnopqrstuvwxyz';
  const firstPart = alphabet.substring(0, 13);
  // 後半13文字は逆順にしておく
  const secondPart = alphabet.substring(13).split('').reverse();

  let solution = '';

  if (firstPart.indexOf(alpha) !== -1) {
    // 前半に存在する場合 → 逆順にした後半の同じ位置の文字を返す
    solution = secondPart[firstPart.indexOf(alpha)];
  } else {
    // 後半に存在する場合 → 前半の同じ位置の文字を返す
    solution = firstPart[secondPart.indexOf(alpha)];
  }

  return solution;
};

console.log(findCounterPart(alpha));

コードのポイント

  • alphabet.substring(0, 13): 前半の13文字「a〜m」を取り出します。
  • alphabet.substring(13): 後半の13文字「n〜z」を取り出します。
  • .split('').reverse(): 後半を1文字ずつの配列に変換してから逆順に並べ替えます(「z, y, x, …」の順)。これにより、前半と後半のインデックスがそのまま対応します。
  • indexOf(): 引数の文字が前半・後半のどちらに含まれるかを判定し、対応する位置の文字を取得します。

出力結果

コンソールには次のように出力されます。

t

「g」は先頭から7番目の文字なので、末尾から7番目の「t」が返されます(g ⇔ t)。

別解:charCodeAt() を使ったシンプルな方法

文字コードを利用すれば、配列の作成や indexOf による探索なしに、より簡潔に実装できます。

const findCounterPartSimple = (alpha = '') => {
  const lower = alpha.toLowerCase();
  const start = 'a'.charCodeAt(0); // 97
  const end = 'z'.charCodeAt(0);   // 122

  // 1文字の英小文字以外は空文字を返すガード
  if (lower.length !== 1 || lower < 'a' || lower > 'z') {
    return '';
  }

  return String.fromCharCode(end - (lower.charCodeAt(0) - start));
};

console.log(findCounterPartSimple('g')); // t

「先頭からの距離」を「末尾からの距離」に置き換えて計算しているため、ループも配列も不要です。大文字・小文字の扱いや入力チェックを加えることで、実用的なユーティリティ関数になります。

まとめ

  • アルファベットを前半13文字と後半13文字(逆順)に分け、同じインデックス同士を対応させると、前後反転の変換が実現できる。
  • String.prototype.charCodeAt()String.fromCharCode() を使えば、文字コードの計算だけで同じ結果を得られる。
  • この対応関係は古典暗号「アトバシュ暗号」と同じ仕組みであり、文字変換処理の練習題材として最適です。
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