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Windows・MacでChromeに閲覧履歴を保存させない4つの方法

かつて「歴史は勝者が書くもの」と言われていましたが、時代は変わりました。今や歴史を書くのは、あなたのブラウザです。しかし、そうしなければならないわけではありません。WindowsやMacでは、Chromeが履歴を保存するのを防ぐことができます。

過去に訪れたサイトの記録は便利な反面、ブラウザに自分のオンライン上の行動をすべて記録されたくないという人もいるでしょう。幸いなことに、履歴帳——つまりログ——を空白のままにしておくかどうかは、自分で決めることができます。

この記事では、Windows 11およびmacOSでGoogle Chromeによる履歴の記録を停止する方法を解説します。

シークレットモードを使って履歴の保存を防ぐ

最も手軽なのがChromeのシークレットモードです。シークレットモードで開いたページは履歴に残らず、Cookieやフォーム入力情報などのサイトデータも保存されません。

Windows・Mac共通の手順は以下の通りです。

  1. Google Chromeを起動する
  2. 右上のメニュー(3点アイコン)をクリックし、「新しいシークレット ウィンドウ」を選択する

これだけです。シークレットモードなら、設定変更など一切不要で、簡単に履歴の記録を回避できます。

履歴ファイルをロックして保存を防ぐ

シークレットモードが好みでなく、より恒久的な対策を望むなら、Chromeから履歴ファイルへのアクセスを拒否する方法があります。対象ファイルの場所は、WindowsとmacOSで少し異なります。

Windowsで履歴ファイルをロックする方法

  1. エクスプローラーを起動し、検索ボックスにC:\Users\%username%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Defaultと入力する(%username%は実際のユーザー名に置き換えてください)
  2. Historyファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択する
  3. 「読み取り専用」にチェックを入れ、「適用」をクリックする

ファイルをロックすると、Chromeはそのファイルへ情報を書き込めなくなり、履歴が記録されなくなります。

Macで履歴ファイルをロックする方法

  1. Finderを起動し、「移動」>「フォルダへ移動」をクリックする
  2. ~/Library/Application Support/Google/Chrome/Defaultと入力してReturnキーを押す
  3. HistoryファイルをControlキーを押しながらクリックし、「情報を見る」を選択する
  4. 「ロック」にチェックを入れる

もちろん、いつでもロックを解除すれば、再び履歴の記録を再開できます。

拡張機能を使って履歴の保存を防ぐ

拡張機能に任せたい場合は、「No History」というアドオンがおすすめです。この拡張機能を有効にすると、シークレットモード以外でもChromeが閲覧情報を保存しなくなります。事前のセットアップが必要です。

No History拡張機能のインストール手順は以下の通りです。

  1. No Historyの拡張機能ページにアクセスし、「Chromeに追加」をクリックする
  2. 画面の指示に従って「続行」および「拡張機能を追加」をクリックする

インストール後は、ツールバーの拡張機能(パズルピース)アイコンをクリックし、リストからNo Historyを選ぶことで、いつでもオン・オフを切り替えられます。

ここから「Stop Recording(記録を停止)」「Clear your current history(現在の履歴を消去)」といった操作も可能です。

おまけ:レジストリエディターで履歴の保存を無効化する(Windows)

ここまで簡単な方法を紹介してきましたが、あえて上級者向けのやり方を好む方もいます。そこで、少し複雑なレジストリエディターを使った方法も紹介します。

Windows 11でレジストリエディターを使ってChromeの履歴保存を停止する手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューから「Registry Editor(レジストリエディター)」を検索して起動する
  2. Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policiesへ移動する
  3. Policiesフォルダを右クリックし、「新規」>「キー」を選択して、キー名をGoogleとする
  4. 続けてGoogleフォルダを右クリックし、同じく新規キーとしてChromeを作成する
  5. Chromeフォルダを右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択して、名前をSavingBrowserHistoryDisabledとする
  6. 作成したエントリをダブルクリックし、値のデータ1を入力してOKをクリックする

再度履歴を保存したい場合は、値を0に戻すだけで元に戻ります。

Chromeは必ずしも履歴を保存する必要はない

閲覧履歴はインターネット黎明期からの標準機能ですが、必須というわけではありません。

確かに過去の活動記録は、忘れてしまった情報を探す際などに役立ちます。しかし、訪れたすべてのページを履歴に残す必要はありません。

どこを通ってきたかを知ることも大切ですが、時には今どこにいて、次にどこへ向かうのかにもっと意識を向けてもいいのかもしれません。

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