パスワードの管理に悩んでいませんか?今すぐ試したい5つのChrome拡張機能
サイトごとに異なるパスワード要件が求められる昨今、すべてのパスワードを頭の中だけで管理するのは、かつてないほど難しくなっています。とはいえ、ノートや紙切れに書き留めてしまうと、パスワードを紛失してアカウントの再設定を余儀なくされたり、最悪の場合はアカウント自体を失うリスクもあります。
幸い、こうした問題の多くには解決策があり、そのほとんどはブラウザから手軽に利用できます。ここで紹介する5つの無料拡張機能のうちの1つをChromeに追加するだけで、もうパスワードの心配をする必要はなくなります。
1. Keeper Password Manager
最初に紹介するのは「Keeper Password Manager」。ボタンひとつでChromeに追加できる、高い安全性を誇るパスワードマネージャー兼デジタル保管庫です。
Keeperでは、あらゆるパスワードを拡張機能内に保存できるだけでなく、自分で考えるよりもはるかにハッカーが解読しにくい強力なパスワードを自動生成・自動入力することも可能です。
保存できるパスワード数に制限がないため、「複雑すぎて覚えられない」という心配も一切不要。面倒な作業はすべて拡張機能が代行してくれます。
さらに、複数のデバイス間でパスワードを同期・管理できる点も魅力です。すべてのデバイスに拡張機能をインストールしておけば、日常的に使うパスワードにどこからでもアクセスできます。パスワードを覚える必要すらないのに、以前より安全になれるのです。
しかもKeeperは、請求先住所・配送先住所・クレジットカード情報といった個人情報もデジタル保管庫に安全に保存できます。オンライン決済がこれまで以上にスムーズになる一方で、重要情報が第三者の手に渡るリスクも最小限に抑えられるわけです。
2. Dashlane Password Manager
別のタイプのパスワードマネージャーをお探しなら、「Dashlane」も候補に入れておきたいところです。
Keeperと比べて歴史の長いDashlaneは、500万人以上のユーザーを抱える定番サービス。その人気には理由があります。
Dashlaneは、パスワードマネージャーに期待される基本機能をすべて網羅しています。入力・生成したパスワードはすべて拡張機能によって安全に保存され、ほぼすべてのプラットフォームやデバイスに対応しているため、どこからでもログインできます。
パスワードとユーザー名は無制限に保存可能。さらに希望すれば、氏名・住所・メールアドレス・電話番号などの個人情報も安全に保管し、配送や決済を快適にしてくれます。
そして何より、Dashlaneはプライバシー保護を最優先しています。フィッシング攻撃や認証情報の漏洩が気になる方にも安心の設計です。
Dashlaneは漏洩が確認されたパスワードを追跡し、該当するパスワードを使用している場合には警告を発します。ワンクリックで新しい安全なパスワードへ自動変更できるほか、拡張機能上でパスワードの健全性をチェックし、脆弱なパスワードや使い回し、漏洩済みのパスワードがないかを一括確認することも可能です。
3. Password Alert
どれほど堅牢にパスワードを保管していても、ユーザー自身のミスまでは暗号化では防げません。フィッシング攻撃によるパスワード流出が心配なら、「Password Alert」をブラウザに追加してみてはいかがでしょうか。
Password Alertは、Googleアカウントのパスワードを正規のGoogleログインページ以外のサイトに入力した際に警告を表示してくれるChrome拡張機能です。
警告によって入力ミスに即座に気づけるため、速やかに対処できます。多くの場合、必要な対応はGoogleアカウントのパスワード変更だけです。
この拡張機能はGoogle公式のもので、パスワード本体やキーストロークの情報を一切保存しません。代わりにパスワードの安全なハッシュ値(サムネイル)のみを保持し、直近のキーストロークのハッシュ値と照合する仕組みです。
送信されるのは実際のデータではなく、ユーザーへの警告のみ。ただし、Googleエコシステム外のパスワードには対応していない点には注意しましょう。
4. Unmask Password
シンプルでありながら大きな利便性をもたらす拡張機能をお探しなら、「Unmask Password」がおすすめです。
その名のとおり、多くのブラウザでデフォルトになっているパスワードのマスク表示(●●●)を解除し、入力内容を目視で確認しやすくする拡張機能です。
ツールバー右端の拡張機能アイコンをクリックするだけで簡単に切り替えられ、パスワード表示をマスク状態と平文の間で行き来させられます。
近年はこの機能を標準搭載するサイトも増えていますが、未対応のサイトは依然として少なくありません。Unmask Passwordが最も活躍するのは、まさにそうしたサイトです。
5. Strong Password Generator
「弱いパスワードを作ってしまうのが不安。でもパスワードマネージャーに預けるのはちょっと……」——そんな方には、「Strong Password Generator」が絶妙な中間の選択肢となります。
その名のとおり、必要なときにいつでも強力なパスワードを生成できる拡張機能です。
大文字・小文字の英字、数字、独自の記号を含めるかどうかを選択でき、各サイトのパスワード要件に合わせた生成ルールを細かく指定できます。生成するパスワードの文字数も自由に設定可能です。
条件を設定してボタンを押せば、基準を満たすランダムなパスワードのリストが複数作成され、その中から好きなものを選べます。
ただし、生成したパスワードは必ず別の場所に保存する(あるいは覚えられるなら記憶する)ようにしましょう。Strong Password Generatorは生成履歴を保持してくれますが、それが平文で保存されるため、セキュリティ面では決して安全とは言えないからです。
拡張機能でできることは想像以上に多い
拡張機能を活用すれば、日々の作業は格段に快適になります。このリストの中に、あなたのパスワードにまつわる悩みを和らげてくれる1本が見つかったなら幸いです。
ただし、どんな方法を選んでも、拡張機能付きのブラウザに常にアクセスできるとは限りません。そんな場面では、自分で安全なパスワードを作成し、記憶するしかありません。運任せにするのではなく、安全なパスワードの作り方をきちんと知っておくことが大切です。セキュリティに価格はつけられませんから。
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