ノートパソコンの蓋を閉じてもスリープさせない方法【Windows・Mac対応】
ノートパソコンは計算性能と携帯性を兼ね備えた便利なデバイスですが、初期設定のままだと不便に感じる点がいくつかあります。その代表例が「蓋を閉めると自動的にスリープモードに入る」という仕様です。メーカー側には省電力などの正当な理由があるものの、外付けモニターに接続して蓋を閉じたまま使いたいユーザーにとっては、かなりストレスになることも少なくありません。
この機能が有効になっていると、蓋を開けるたびにログイン情報を入力し直すか、常に蓋を開けたままにしておくしかありません。どちらも理想的な使い方とは言えません。そこで本記事では、蓋を閉じたままでもノートパソコンをスリープさせずに動作させ続ける方法を詳しく解説します。
この記事のポイント
- 蓋を閉めると画面がオフになる理由
- 蓋を閉じたままスリープさせない方法
- Windowsノートでスリープを防ぐ手順
- MacBookでスリープを防ぐ手順
蓋を閉めると画面がオフになるのはなぜ?
多くのノートパソコンは、蓋を閉めると自動的にスリープモードへ移行します。これはバッテリー消費を抑えるための省電力設計によるものです。
さらに、高性能なノートパソコンの場合、スリープせずに放置すると熱がこもり、本体や内部パーツを傷める恐れがあります。設定を変更する際は、こうしたリスクにも十分注意してください。
また、通信量に上限のあるモバイル回線を使っている場合、スリープ機能がデータ通信量の節約につながるケースもあります。
つまりスリープモードとは、バッテリー・通信量・そしてデバイスそのものを守るための重要な機能なのです。
蓋を閉じたままスリープさせない方法
ここでは、WindowsノートとMacBook(macOS搭載機)それぞれの設定方法を紹介します。まずはWindowsから見ていきましょう。
1. Windowsノートで蓋を閉じてもスリープさせない設定
Windowsでは標準機能だけで簡単に設定できます。以下の手順に従ってください。
- 画面右下のタスクバー(システムトレイ)にあるバッテリーアイコンを探します。
- 小さな矢印をクリックして、非表示になっているアイコンを表示します。
- バッテリーアイコンを右クリックし、電源オプションを選択します。
- 「蓋を閉めたときの動作」の項目を見つけ、ドロップダウンメニューで「スリープ」を「何もしない」に変更します。
- この設定は「バッテリー駆動」時と「電源に接続」時の2つのシーンで個別に切り替えられます。
- 変更の保存をクリックして完了です。
補足のコツ: 手順1〜2を省略して、「設定 > システム > 電源とスリープ > 追加の電源設定」から直接アクセスすることもできます。以降の手順は同じです。さらに時短したい場合は、スタートメニューで「電源オプション」と検索すれば、この画面へすぐにたどり着けます。
関連記事:ノートパソコンのキーボードが反応しないときのクイック対処法
2. MacBookで蓋を閉じてもスリープさせない設定
MacBookでも、設定を変更すれば蓋を閉じたまま画面をアクティブに保てます。手順は以下の通りです。
- システム環境設定を開きます。
- バッテリー(または「省エネルギー」)をクリックします。
- 電源アダプタタブを選択します。
- 「ディスプレイがオフになるまでの時間」のスライダーを右端までドラッグし、「しない」に設定します。
- 「ディスプレイがオフのときにコンピュータを自動的にスリープさせない」にチェックを入れます。
なお、macOS Ventura以降では「システム設定」から同様の項目を設定できます。また、外付けディスプレイ・電源・キーボード/マウスを接続した状態であれば、Mac標準の「クラムシェルモード」を利用して蓋を閉じたまま運用することも可能です。
まとめると、蓋を閉じたままでもノートパソコンをスリープさせずに使い続けることは十分可能で、本記事ではその手順を詳しくご紹介しました。ただし、初期設定のスリープ機能にもメリットがあります。設定をオンのままにしておけば、バッテリー駆動時間の向上、バッテリー寿命の延長、過熱リスクの回避、通信量の節約といった利点が得られます。
とはいえ、どうしてもこの機能をオフにしたいという方は、上記の手順がきっと役立つはずです。いかがでしたか?今日学んだことがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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