オンラインの脅威からデータを守るには?今日から実践できる7つのセキュリティ対策
ここ数年でデジタル化が急速に進み、データの安全性と完全性を維持することは、個人・企業を問わず極めて重要な課題となっています。
新しいテクノロジーが登場するたびに、データへ不正アクセスしたり盗み出したりする新たな手口も次々と現れています。
SNSやデジタルサービスが普及した現在、オンライン上の脅威からデータを守るのは難しく感じられるかもしれません。しかし、忘れてはならないのは、他人がアクセスできるのは「あなた自身(またはあなたについて)が提供した情報だけ」という点です。
インターネットを利用する際にいくつかの基本的な習慣を心がければ、データが盗まれるリスクは大幅に低減できます。
ここでは、オンラインの脅威からデータを守るために実践すべき対策を紹介します。
データを安全に保つための基本
まず大前提として、盗まれたり悪用されたりする可能性があるのは、オンライン上に提供されたデータだけです。
日頃から正しいセキュリティ習慣を実践していれば、ほとんどのオンライン脅威からデータを守ることができます。
1. データを暗号化する
データを保護する最も賢明な方法は、暗号化です。暗号化しておけば、仮にデータを盗まれたとしても、相手はその内容にアクセスすることも利用することもできません。
ファイル、メッセージ、メールなど、あらゆるデータを常に暗号化する習慣をつけましょう。Windows PCでファイルを暗号化する手順は以下の通りです。
- 暗号化したいファイルまたはフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブ内の「詳細設定」をクリックします。
- 「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを入れ、「OK」を選択します。その後、「適用」→「OK」をクリックして変更を保存します。
2. 公共のパソコンでアカウントにアクセスしない
多くのユーザーが陥りがちな基本的なミスの一つが、公共のパソコンからSNSやネットバンキングのアカウントにログインすることです。
公共のPCでは、個人のアカウントへのログインも、大切なファイルの移動も絶対に行わないでください。公共のパソコンは、データ窃取が最も起こりやすい場所だからです。
どうしても重要な用件で公共のPCを使う必要がある場合を除き、データの移動や個人アカウントへのアクセスには決して使用しないようにしましょう。
3. 怪しいウェブサイトを閲覧しない
信頼できないウェブサイトの閲覧は、データセキュリティにとって重大なリスクとなります。特に、アダルトサイトや無料動画配信サイト、無料アプリ配布サイトなどは要注意です。
こうしたサイトにはマルウェアやウイルスが大量に仕込まれていることが多く、絶対に避けるべき存在です。また、見知らぬサイトや信頼できないサイトからは、一切ダウンロードしないでください。
そうしたサイトを訪れただけでも、PCがマルウェアに感染する可能性があります。感染すると、データだけでなくアカウント情報や銀行口座の詳細まで盗まれる恐れがあります。
さらに、セキュリティ保護されていないサイトで決済を行うのも厳禁です。サイトのURLが「HTTP」ではなく「HTTPS」で始まっていることを必ず確認しましょう。
「S」は通信が暗号化され安全であることを意味します。ただし、HTTPSであってもサイト自体が信頼できるものでなければ、オンライン取引は安全とは言えません。必ずサイトの信頼性も併せて確認してください。
4. 最悪の事態に備えておく
常に想定しておくべきなのは、「いつか自分のPCはマルウェアやウイルスに感染・攻撃される可能性がある」という事実です。この前提に立つことで、必要な予防策を講じ、いざという時に備えることができます。
アンチウイルスソフトの導入は必須ですが、それだけでは十分ではありません。特にウイルス定義ファイルを含めて、常に最新の状態に保つことが重要です。
毎日、あるいは少なくとも週に一度は、アンチウイルスソフトでPC全体のフルスキャンを実行しましょう。自動検出ですべての脅威を見逃さないとは限らないため、定期的な手動スキャンを習慣にすることが効果的です。
万が一PCが感染すると、ウイルスがシステムファイルを破損させ、ブルースクリーン(BSOD)エラーなどの深刻な問題を引き起こすことがあります。
そのような場合には、信頼できるトラブルシューティング情報が必要になります。BottoBotto.comのようなトラブル解決系サイトには、こうした問題の解決策をまとめた数百件の記事が掲載されており、良い出発点となるでしょう。
5. OSを最新の状態に保つ
セキュリティ脅威を回避する効果的な方法の一つが、OSを常に最新の状態に保つことです。WindowsなどのOSは、セキュリティパッチを追加するために定期的にアップデートされています。
システムを最新に保つことは、データを長期的に守るために大きな効果を発揮します。Windows 10をアップデートする手順は以下の通りです。
- Windowsの検索バーに「更新プログラムのチェック」と入力し、上位の結果を選択します。
- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、Windowsが最新の更新プログラムを見つけるまで待ちます。
- 更新プログラムをダウンロードしてインストールし、PCを再起動します。
6. 優れたアンチウイルスとファイアウォールを使用する
「最悪の事態に備える」の項目でも触れた通り、システムには強力なアンチウイルスソフトを導入しておく必要があります。
多くの優良なアンチウイルス製品にはファイアウォール機能が搭載されていますが、より確実にPCのネットワークを保護したい場合は、専用のファイアウォールを導入するのも有効です。
ファイアウォールは、不正な通信や悪意のあるアクティビティからネットワークを守ってくれる、オンライン脅威対策に欠かせない存在です。
7. パスワードを書き留めない
パスワードを紙のメモやデジタルメモに書き留めるのは避けましょう。どうしても記録する場合は、必ず削除するか、自分だけがアクセスできる場所に保管してください。
他の人が簡単に見つけられる場所にパスワードを置くのは絶対にNGです。理想的な保管場所は自分の頭の中ですが、強固なランダムパスワードをすべて記憶するのは難しいものです。
だからこそ、パスワードを保存した場所に誰もアクセスできないよう、徹底して管理しましょう。
スマートフォンに保存している場合は、端末を肌身離さず持ち歩き、自分がいないところで他人に使わせないようにしてください。
また、ニックネーム、趣味、生年月日など、自分との関連性が容易に推測できるパスワードを設定するのも避けましょう。
まとめ
以上が、オンラインの脅威からデータを守るための具体的な方法です。データ窃取を軽視してはいけません。常に備えを怠らず、データが安全に保護され、盗まれない状態を維持することが大切です。
今回紹介した習慣を実践すれば、データの紛失や盗難のリスクを大きく減らすことができます。今日からぜひ取り入れてみてください。
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