SetupDiagでWindows 10アップグレードの失敗原因を診断する方法【完全ガイド】
Windows 10のアップグレード中にエラーが発生しても、表示されるエラーメッセージだけでは原因を特定できないことが少なくありません。そんなときに役立つのが、Microsoftが無料で提供している診断ツール「SetupDiag」です。
この記事では、SetupDiagを使ってWindows 10のアップグレード失敗の正確な原因を突き止める方法を、手順を追って詳しく解説します。

多くのWindows 10ユーザーがシステムのアップグレード時にトラブルに見舞われていますが、そのほとんどの場合、表示されるエラー情報だけでは失敗の理由を理解するのが困難です。SetupDiagはスタンドアロンの診断ツールで、アップグレードが失敗した理由に関する詳細な情報を取得できます。
- 関連記事: Windows 10のアップデート問題を解決する方法
SetupDiagを使ってWindows 10のアップグレード問題を診断・解決する手順
ステップ1:システム要件を確認する
SetupDiagを使用する前に、お使いのWindows 10 PCが以下の要件を満たしていることを確認してください。
- .NET Framework 4.6以降がインストール済みであること
インストールされている.NET Frameworkのバージョンを確認するには、PowerShellまたはコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
reg query "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Net Framework Setup\NDP\v4" /s

ステップ2:SetupDiagをダウンロードする
Microsoftの公式サイトからSetupDiagをダウンロードし、PCに保存します。
* 配布元:https://docs.microsoft.com/en-us/windows/deployment/upgrade/setupdiag
ステップ3:SetupDiagを実行する
ダウンロードが完了したら、SetupDiagアプリケーションをダブルクリックして実行します。
ステップ4:ログファイルの解析が開始される
コマンドウィンドウが開き、SetupDiagが以下のフォルダ内のログファイルを解析することで、PCのアップグレード問題の診断を自動的に開始します。
- \$Windows.~bt\sources\panther
- \$Windows.~bt\Sources\Rollback
- \Windows\Panther
- \Windows\Panther\NewOS

ステップ5:生成された結果ファイルを確認する
解析が完了すると、SetupDiagを保存(実行)した場所と同じフォルダ(通常は「ダウンロード」フォルダ)に、以下の3つの新しいファイルが作成されます。
- SetupDiag.exe.config(設定ファイル)
- SetupDiagResults.log(解析結果が記録されたファイル)
- Logs.zip(エラーログファイル一式)
ステップ6:診断結果を読んで原因を特定する
「SetupDiagResults」ログファイルをメモ帳で開き、アップグレードが失敗した原因を確認しましょう。その後、Microsoftの公式ガイドを参照してエラーを解決してください。
* 補足:SetupDiagの仕組みの詳細や、アップグレードに失敗した別のPCのログファイルをSetupDiagで解析する方法については、Microsoftの以下の記事で詳しく解説されています。
- 関連記事: Windows 10のアップデート問題を解決する方法
以上で手順は完了です!うまくいきましたか?
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