【解決方法】C:\System Volume Information へのアクセスが拒否される場合の対処法
「C:\System Volume Information」フォルダは、システムの復元ツールが復元情報や復元ポイントを保存するために使用する、隠しシステムフォルダです。Windows エクスプローラーからこのフォルダやその中身にアクセスしようとすると、「C:\System Volume Information にアクセスできません – アクセスが拒否されました」という警告メッセージが表示されます。このエラーが発生するのは、デフォルトでは「C:\System Volume Information」フォルダにアクセスできるのが SYSTEM アカウントのみに制限されているためです。

「C:\System Volume Information」は、Windows がシステムの復元ポイントを保存する場所であり、セキュリティ上の理由からユーザーからのアクセスが制限されています。しかし、トラブルシューティングなどを行う際には、このフォルダへのアクセスが必要になるケースがあります。
本記事では、「C:\System Volume Information」フォルダにアクセスして内容を確認できるようにするための詳しい手順をご紹介します。
Windows 10 / 8 / 7 / Vista で C:\System Volume Information フォルダにアクセスする方法
方法1: Windows の画面操作(GUI)からアクセス権を取得する
手順1. 隠しファイルの表示を有効にします。以下の手順で行います。
1. スタートメニュー
を右クリックし、「コントロールパネル」を選択します。
2. 「表示方法」を「小さいアイコン」に変更します。
3. 「エクスプローラーのオプション」を開きます。
4. 「表示」タブで「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れ、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外します。
5. 「OK」をクリックして完了です。

手順2. Windows エクスプローラーで「C:\System Volume Information」フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

手順3. 「セキュリティ」タブを選択し、「詳細設定」をクリックします。
手順4. 詳細セキュリティ設定の画面で「所有者」の横にある「変更」をクリックします。

手順5. 自分のアカウント名(例:「Admin」)を入力するか、単に「Administrators」と入力して「OK」をクリックします。

手順6. 「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
※ 注意: アクセス許可の置き換えに関する Windows セキュリティのメッセージが表示されたら「はい」を選択し、その他の警告メッセージには「続行」をクリックしてください。

手順7. 再度「OK」をクリックしてセキュリティ設定を閉じます。
手順8. これで「C:\System Volume Information」フォルダにアクセスし、その内容を閲覧できるようになります。
追加の手順(重要)
システムの復元機能を正常に動作させるためには、「C:\System Volume Information」フォルダに SYSTEM アカウントがアクセスできる状態である必要があります。復元機能に問題が発生しないよう、以下の追加手順も必ず実行してください。
手順9. もう一度「C:\System Volume Information」フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
手順10. 「セキュリティ」タブを選択し、「詳細設定」をクリックします。
手順11. 詳細セキュリティ設定の画面で「追加」をクリックします。

手順12. 上部にある「プリンシパルの選択」をクリックします。

手順13. 「SYSTEM」と入力して「OK」をクリックします。

手順14. 「フル コントロール」にチェックを入れ、「OK」を3回クリックしてすべてのウィンドウを閉じます。
※ 注意: 途中で警告メッセージが表示された場合は「続行」をクリックしてください。

方法2: ICACLS コマンドを使用してアクセス権を取得する
手順1. コマンドプロンプトを管理者として開きます。以下の手順で行います。
a. 検索ボックスに「cmd」または「コマンドプロンプト」と入力します。
b. 検索結果の「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
手順2. 管理者アカウントに「C:\System Volume Information」ディレクトリへのフルアクセス権限を付与するため、次のコマンドを実行します。*
- icacls "C:\System Volume Information" /grant ユーザー名:F
* 注意: 「ユーザー名」の部分は、ご自身の管理者アカウント名に置き換えてください(例: この場合は「Admin」)。

手順3. 続いて、サブフォルダとファイルも含めて「C:\System Volume Information」ディレクトリ全体にフルアクセス権限を付与するため、次のコマンドを入力します。
- icacls "C:\System Volume Information" /grant ユーザー名:F /t

手順4. これで「C:\System Volume Information」フォルダにアクセスし、その内容を閲覧できるようになります。
手順5.(任意) トラブルシューティング完了後は、以下の2つのコマンドを順番に入力することで(それぞれ実行後に Enter キーを押す)、「C:\System Volume Information」フォルダへの自分のアクセス権限を削除できます。
- icacls "C:\System Volume Information" /remove ユーザー名 /t
- icacls "C:\System Volume Information" /remove ユーザー名
以上で作業は完了です!このガイドがお役に立てましたら、ご自身の体験をコメントでお知らせください。また、他の方にも役立つよう、ぜひシェアしていただけると嬉しいです。
-
Windows 11でフォルダのアクセス拒否エラーを解決する6つの方法
Windows 11でフォルダにアクセスしようとした際、「アクセスが拒否されました」というエラーが表示されて困っていませんか?フォルダやファイルの中身を開けず、画面に警告が出てしまうケースは少なくありません。この記事では、Windows 11で発生するフォルダのアクセス拒否エラーを解決するための実用的な対処法を6つご紹介します。 アクセス拒否エラーが発生する主な原因 Windowsが特定のフォルダやファイルへのアクセス権限がないと通知してくる場合、主な原因として以下のようなものが考えられます。 管理者権限の制限や不適切な設定 フォルダのアクセス許可設定の誤り Googleドライブとの同期に
-
「プロセスを終了できません。アクセスが拒否されました」エラーの解決方法
「ブラウザを起動するたびにメモリを大量に消費して困っています。最近ではさらに悪化し、タスクマネージャーで『タスクの終了』を実行してもバックグラウンドプロセスを停止できません。どうすればいいのでしょうか?」— あるWindowsユーザーの悩み アプリケーションやサービスに関連するプロセスを終了できないという問題は、多くのWindowsユーザーが直面するよくあるトラブルです。「大した問題ではない」と思うかもしれませんが、上記の事例のように、ブラウザが必要以上にPCのメモリを消費しているケースもあります。さらに深刻なケースでは、安全でないソースからダウンロードした悪意のあるアプリケーションがコンピュ
を右クリックし、「コントロールパネル」を選択します。