Windows 10/11のマルウェア対策:感染時の削除手順と再発防止策を徹底解説
パソコンがマルウェアに感染しているかどうか、どのように見分ければよいのでしょうか。いくつかの兆候がありますが、最も代表的なのは、動作が通常より明らかに遅い、アプリやプログラムが頻繁にクラッシュする、その他の異常な現象が発生するといったものです。
では、マルウェアはパソコンにどのような影響を与えるのでしょうか。ソフトウェアやハードウェアに致命的で元に戻せない損害をもたらすことはあるのか。そして、デバイスからはどのように除去すればよいのでしょうか。本記事で詳しく解説します。
マルウェアがパソコンに与える影響
マルウェアはさまざまな形でパソコンに悪影響を及ぼします。システムの正常な動作を妨害したり、機密情報や個人情報を盗み出したり、許可なくシステムリソースへのアクセスを可能にしたりします。だからこそ、WindowsノートPCやデスクトップPCからマルウェアを確実に除去するための適切な対策を講じることが極めて重要なのです。
Windows 10/11からマルウェアを削除する方法
マルウェアがパソコンに侵入した疑いがある場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
対処法1:セーフモードで起動する
まず何よりも先に、パソコンをインターネットから切断しましょう。マルウェアの除去に成功したと確信できるまで、ネットワークには再接続しないことが大切です。
次に、パソコンをセーフモードで起動します。セーフモードでは必要最低限のプログラムとサービスのみが読み込まれるため、通常より動作が軽快になります。
Windows 10/11をセーフモードで起動する手順は以下の通りです。
- スタートメニューを開きます。
- 電源ボタンをクリックします。
- Shiftキーを押しながら再起動をクリックします。
- 新しいメニューが表示されたら、トラブルシューティングを選択します。
- 詳細オプションを選び、スタートアップ設定をクリックします。
- 再起動をクリックし、次の画面が表示されるまで待ちます。
- 起動オプションのメニューが表示されるので、セーフモードを選択します。
- これでパソコンがセーフモードで起動します。
セーフモードで起動したら、ウイルススキャンを実行しましょう。その前に一時ファイルをすべて削除してディスク容量を空けておくと、スキャン速度が向上します。これにはディスククリーンアップユーティリティが便利です。
ディスククリーンアップを使うには、検索バーに「disk cleanup」と入力してEnterキーを押し、ディスククリーンアップという名前のツールをクリックします。ここから、不要なジャンクファイルや、正規のファイルに偽装したマルウェアをまとめて削除できます。
対処法2:マルウェアスキャンを実行する
セーフモードでの起動だけでは解決しない場合は、マルウェアスキャンを試してみましょう。すでにアンチマルウェアツールがインストールされている場合でも、別のアンチマルウェアソフトを使ってみてください。現在使用中のツールが脅威を検出できていない可能性があります。マルウェアは常に進化しているため、あらゆる種類のマルウェアを完璧に検出できるプログラムは存在しないという点にも留意が必要です。
おすすめのアンチマルウェアプログラムの一つがOutbyte Anti-Malwareです。パソコン上のマルウェアを除去するだけでなく、ユーザーの行動を監視するトラッキングCookieも削除し、個人情報が第三者へ送信されるのを防ぎます。
対処法3:Webブラウザの設定を確認する
マルウェアは、システムファイルや各種設定に損害を与えるように設計されています。その標的にはWebブラウザの設定も含まれます。
マルウェアが侵入すると、ブラウザの設定が勝手に書き換えられ、悪意のある広告が表示されるようになり、さらなる脅威にさらされる恐れがあります。
そのため、ブラウザを起動する前にホームページが変更されていないかを確認し、設定全体を見直しましょう。自分が行った覚えのない変更に気づいたら、元の設定に戻してください。より確実を期すなら、ブラウザを一度アンインストールして再インストールすれば、マルウェアによる被害がそれ以上広がるのを防げます。
マルウェアからパソコンを守る予防策
マルウェアの除去方法がわかったところで、次は再発を防ぐための対策を講じましょう。以下のポイントを参考にしてください。
対策1:安全なネットワークに接続する
インターネットに接続すると、パソコンは世界中の何百万ものデバイスとつながります。それは同時に、ハッカーや攻撃者ともつながり得るということです。安全を確保するには、SSLを使用しているウェブサイトを利用しましょう。具体的には、URLが「http」ではなく「https」で始まるサイトのことです。
対策2:ファイアウォールを常に有効にする
ファイアウォールは、インターネットとパソコンの間でやり取りされるデータや情報の流れを制御する技術です。不正アクセスを制限するために、必ず有効にしておきましょう。
対策3:信頼できるアンチマルウェア・アンチウイルスを導入する
ウイルスやマルウェアからパソコンを守るには、信頼性の高いアンチマルウェアまたはアンチウイルスプログラムの導入が不可欠です。すでに導入している場合は、必ず最新バージョンに更新しておきましょう。
対策4:違法ソフトウェアを絶対にインストールしない
違法または未認可のソフトウェアをインストールすることは、法律に違反するだけでなく、データの安全性をも著しく脅かします。
対策5:ウェブ閲覧時はセキュリティ意識を高く保つ
インターネットを利用する際は、常に注意を払いましょう。知らない相手から送られてきたリンクを安易にクリックしないでください。リンクをクリックしただけでマルウェアが急速に拡散することがあります。また、メールの添付ファイルも、安全だと確信できない限り開かないようにしましょう。
対策6:機密データをパソコンに保存しない
可能であれば、個人情報や重要なデータを含むファイルを個人用パソコンに保存しないようにしましょう。業務用パソコンや、ネットワークに接続されていない外付けドライブに保管するのが理想的です。
対策7:ソフトウェアをこまめに更新する
ソフトウェアのアップデートは、開発者が過去に報告された不具合、バグ、脆弱性を修正するために公開されるものです。アップデートを適用しないままにしていると、攻撃者に弱点を突かれ、パソコンが狙われる恐れがあります。アップデートが配信されたら、速やかにインストールする習慣をつけましょう。
まとめ
マルウェアとウイルスは絶えず進化しています。アンチマルウェアプログラムが改良されれば、マルウェア側もそれに対応して変化していくのです。オンラインセキュリティに関しては、いくら注意していても足りません。マルウェア感染の兆候を定期的にチェックし、予防策を講じてパソコンを守ることを習慣にしましょう。
あなたはこれまでにどんなマルウェアに遭遇しましたか?どのように駆除しましたか?どんな予防策を実践していますか?ぜひ下のコメント欄で体験談を聞かせてください。
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