Macでエラーコード -8062 が発生したときの原因と対処法
Macでのファイルコピーは、macOS内の別の場所からでも、外部デバイスとの間でも、とてもシンプルな操作です。ファイルを選択して右クリックし「コピー」を選ぶだけで完了します。あるいはCommand + Cショートカットキーを使えば、必要なファイルをまとめてコピーすることも可能です。その後、移動先のフォルダを開いてCommand + Vで貼り付ければ作業終了です。
1つのファイルだけでも、複数のファイルでも、さらにはドライブやフォルダ全体をまとめてコピーすることもできます。ただし、大量のデータを一度にコピーするのはおすすめできません。処理中にエラーが発生すると、それまでの進捗がすべて無駄になってしまう恐れがあるためです。
ファイルコピー時によく発生するエラーのひとつが「Mac エラーコード -8062」です。このエラーは、Macユーザーがファイルを移動・削除しようとした際に表示されることが多く、フォルダのコピーといった基本的な操作で出てくると非常に厄介です。
この記事では、Macでフォルダを移動する際にエラーコード -8062 が表示される原因と、その具体的な解決方法について詳しく解説します。
Macのエラーコード -8062とは?
エラーコード -8062 は、Macでフォルダをコピーしたり、あるドライブから別のドライブへファイルを移動したりする際によく発生します。移動・削除するファイルの数は、このエラーの発生確率には関係ありません。ファイル1つだけの移動で遭遇したユーザーもいれば、フォルダやドライブ全体の中身を移動したときに発生したというユーザーもいます。
このエラーが発生すると、通常以下のようなメッセージが表示されます。
「操作を完了できません。予期しないエラーが起きました(エラーコード -8062)」
フォルダをコピーしようとしてエラーコード -8062 が表示されても、あわてる必要はありません。これはMacではかなり一般的なエラーであり、適切な対処法さえ知っていれば簡単に解決できます。
エラーコード -8062 が発生する主な原因
このエラーにはいくつかの要因が考えられます。まず挙げられるのがファイルの破損です。移動または削除しようとしているファイルの中に破損したものが含まれていると、このエラーが必ず表示されます。また、マルウェアの存在も疑ってみる必要があります。
さらに、移動しようとしているファイルがロックされている可能性もあります。ロックされたファイルは、必要なアクセス権限がない限り変更できません。とはいえ、エラーコード -8062 は比較的簡単に修正できるので心配いりません。以下の手順に従って解決しましょう。
Macでフォルダをコピー中にエラーコード -8062 が出たときの対処法
このエラーへの対処法はいくつかありますが、まずは以下の基本的なトラブルシューティングを試してみてください。
- フォルダやファイルを移動する前に、Macを再起動する。
- 外部ドライブとの間でコピーを行う場合は、ドライブがMacに正しく接続され、読み取り可能な状態になっているか確認する。
- コンピュータ内に潜んでいるかもしれないマルウェアを検出・削除するため、スキャンを実行する。
上記の手順でエラーコード -8062 はたいてい解決します。それでも直らない場合は、以下の方法を順番に試してみてください。
対処法1:macOSをクリーンアップする
エラーコード -8062 は、移動しようとしているファイルの中に破損したものがある場合に表示されます。これが原因の場合は、Mac修復アプリなどを使って破損ファイルやジャンクファイルを一括で削除しましょう。専用ツールを活用すれば、問題のあるファイルをまとめて効率的に処理できます。
対処法2:ファイルのロックを解除する
最初の方法で解決しない場合は、移動・削除したいファイルの中にロックされているものがないか確認しましょう。問題は、ファイルの情報を見ない限りロックされているかどうかわからない点です。そのため、ファイルを1つずつ確認していく必要があります。
数個のファイルなら簡単ですが、数百〜数千のファイルを扱う場合は大変です。そんなときは、ファイルを少しずつグループに分けて移動し、対象を絞り込んでいくと効率的です。
ファイルがロックされているかどうかを確認する手順は以下の通りです。
- 削除・名前変更・移動したいファイルまたはフォルダを選択します。
- キーボードで Command + I を押して、ファイルの情報ウィンドウを開きます。
- 「ロック」にチェックが入っている場合は、チェックを外します。
- すべてのファイルに対して同じ手順を繰り返し、すべてのロックを解除します。
対処法3:ゴミ箱からファイルを移動させる
ゴミ箱を空にしている最中にエラーコード -8062 が表示された場合、削除済みファイルの数が多すぎて、macOSが一括で消去するのに苦労している可能性があります。この場合は、ゴミ箱の中身を一時的に一部取り出すのが効果的です。ゴミ箱内のファイルが減ったら空にし、残りのファイルを戻してはまた空にする、という作業を繰り返せば、すべてのファイルを処理できます。
対処法4:Time Machineのバックアップディスクを消去する
Time Machineを使用中にエラーが発生した場合は、バックアップディスク自体に問題があるかもしれません。この問題を解決するには、バックアップディスクを消去する必要があります。なお、消去するとバックアップデータもすべて失われるため、事前に必要なデータを別の場所へコピーしておきましょう。
ディスクを消去する手順は以下の通りです。
- Finderメニューから 「移動 > ユーティリティ」 をクリックします。
- 「ディスクユーティリティ」をダブルクリックします。
- ディスクユーティリティウィンドウの左側メニューでバックアップディスクを右クリックし、「消去」を選択します。
- Appleメニューから 「システム環境設定」 を開きます。
- 「Time Machine」をクリックします。
- 消去したディスクをTime Machineのバックアップディスクとして再設定します。
まとめ
Macのエラーコード -8062 は、ファイルの移動・削除・名前変更時にmacOSユーザーがよく遭遇する問題です。このエラーが表示されたら、まず基本的なトラブルシューティングを試し、それでも解決しない場合は本記事で紹介した4つの対処法を順番に実行してください。原因に応じた適切な対策を講じれば、スムーズにエラーを解消できるはずです。
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