iPhone SE 2022(第3世代)で報告される8つの不具合と解決策を徹底解説
2022年3月8日の「Peek Performance」イベントで発表されたiPhone SE(第3世代)は、Appleのラインナップ中最も手頃な価格のiPhoneです。デザインは前世代のiPhone SE(2020)を踏襲し、4.7インチのRetina HDディスプレイ、太めのベゼル、Touch IDを備えたホームボタンを採用しています。一方で内部にはA15 Bionicチップを搭載し、iOS 15と5Gに対応。コストパフォーマンスの高さから人気を集めていますが、早期購入者からはさまざまな不具合の報告が寄せられています。
多くの問題はiOS 15のソフトウェアに起因するものです。本記事では、実際に報告されている代表的な8つのトラブルと、今すぐ試せる解決策を一つずつ詳しく解説します。
1. iMessageが使えない
症状
iMessageの送受信ができない、グループメッセージが送信できない、吹き出しが青ではなく緑色で表示される――こうした症状に悩むユーザーは少なくありません。
解決策
- 設定でiMessageが有効になっているか確認する
- DowndetectorなどのサイトでAppleサーバーの障害情報をチェックする
- iMessage機能をオフ→オンに切り替える
- メッセージアプリとiPhone本体を再起動する
- Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が正常か確認する
- Apple IDからサインアウトし、再度サインインする
2. 有線・ワイヤレス充電の問題
症状
ケーブルを接続しても充電されない、ワイヤレス充電がうまくいかないといった報告があります。原因の多くは充電アクセサリの故障や非互換、ポートの汚れ、発熱、ソフトウェアのバグなどです。
解決策
- まずケーブルや充電器に破損がないか確認しましょう。別のデバイスを充電して正常であれば、iPhone側に原因がある可能性があります。
- iPhoneを再起動してから再度充電を試してください。軽微なシステムエラーは再起動で解消できることがあります。
- 充電ポートにホコリやポケットの繊維が詰まっていないか確認し、静電気防止ブラシなどで清掃しましょう。作業前には必ず電源をオフにしてください。
- 端末が高温になると充電が停止することがあります。涼しい場所に置くか、ケースを外して数分間冷ましてから再び充電してみてください。
3. 端末が振動し続ける
症状
過去のiPhone SEでも報告されていた問題ですが、設定を変更しても振動が止まらないケースがあります。強制再起動でも改善しないことがあります。
解決策
まずはiPhoneを再起動し、問題が解決するか確認してください。それでも直らない場合は以下を試しましょう。
- バックグラウンドで動作する不具合のあるアプリが原因の可能性があります。アプリスイッチャーから完全に終了させてみてください。
- iOSが最新バージョンになっているか確認し、未更新ならアップデートしましょう。
- データをバックアップした上で初期化(工場出荷状態に戻す)を行います。それでも改善しない場合は、Apple Careに持ち込んで診断を受けましょう。
4. Bluetooth接続の不具合
症状
Bluetoothデバイスとペアリングできない、理由なく切断されるといった問題です。音楽再生やApple Watchの通知にBluetoothは欠かせないため、深刻なストレスになります。
解決策
トラブルシューティングの前に、iPhoneのBluetoothがオンになっていることを確認してください。
- まずiPhoneを再起動してみましょう。軽微な不具合は再起動で解消されることが多いです。
- Bluetoothのスイッチをオフ→オンに切り替え、再度ペアリングを試みます。
- 接続先デバイスの登録を解除してから、再ペアリングしてみてください。
- 「設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット > リセット > ネットワーク設定をリセット」でネットワーク設定を初期化します。
- Bluetooth機器側のバッテリー切れも接続失敗の原因になります。ペアリング前に十分に充電しておきましょう。
- 他のデバイスとは正常に接続できる場合、問題はBluetooth機器側にあります。正規サービスセンターでの修理やリセットを検討してください。
5. バッテリーの減りが早い
症状
Appleはバッテリー持続時間の向上を謳っていますが、ヘビーユーザーの中には夜までに大きく減ってしまうと感じる人もいます。また、5Gは4Gよりも電力消費が激しい点にも注意が必要です。
解決策
まずは端末を再起動し、特定のアプリが原因になっていないか確認しましょう。
- 「設定 > バッテリー」からバッテリー使用状況を確認し、電力を大量消費しているアプリを特定します。不要なアプリはバックグラウンド更新をオフにしましょう。FacebookやInstagramなどのSNSアプリは特に消費が激しいことで知られています。
- 画面の明るさを下げるか、アクセシビリティ設定から自動明るさ調整を有効にします。
- 使用していないときはBluetoothやWi-Fiなどをオフにしましょう。これらはバックグラウンドで信号を探し続けるため、バッテリーを徐々に消耗させます。
6. Touch IDが反応しない
症状
Touch IDはiPhone SEの重要な機能です。指紋認証でロック解除できない、Apple Storeでの購入時に認証されないといった報告があります。
解決策
まず、iOSが最新バージョンであることを確認してください。
- 指をTouch IDセンサーに完全にかぶせ、周囲のメタルリングまで覆うように当てましょう。素早く押しすぎると認識されないことがあります。
- ホームボタンに汚れやホコリが付着している場合は、マイクロファイバークロスで拭き取ります。
- ケースや保護フィルムがセンサーやメタルリングを塞いでいないか確認してください。
- 登録済みの正しい指を使っているか、「設定 > Touch IDとパスコード」から確認しましょう。
- それでもダメな場合は、別の指を新規登録してみてください。
7. ロック中にWi-Fiが切れる
症状
画面ロック中やスリープ状態になるとWi-Fiが切断されるという問題が、一部のユーザーから報告されています。
解決策
まずはスマートフォンとルーターの両方を再起動し、iOSが最新版かどうかを確認してください。次に、Wi-Fiネットワークを一度削除して再接続してみましょう。手順は以下の通りです。
- 「設定 > Wi-Fi」を開き、接続済みネットワークの一覧を表示します。
- 問題のあるネットワーク名の横にある「i」マークをタップします。
- 「このネットワーク設定を削除」を選択し、確認画面で実行します。
- Wi-Fiをオフ→オンに切り替えます。
- 同じWi-Fiネットワークに再接続します。
- 改善しない場合は「設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット > リセット > ネットワーク設定をリセット」を試してください。
それでも解決しない場合は、最終手段として端末の初期化を検討しましょう。
8. 5Gに接続できない
症状
5G対応を謳っているのに、高速通信を体験できないという不満の声があります。
解決策
- 契約中のキャリアが5Gに対応しているか確認する
- SIMカードと料金プランを見直す
- モバイル通信の設定で5Gが有効になっているか確認する
- 機内モードをオン→オフに切り替える
- 低電力モードがオンの場合はオフにする(省電力機能が5Gを無効化することがあります)
- お住まいの地域の5Gカバレッジマップを確認する
まとめ:iPhone SE(第3世代)は買うべきか?
iPhone SE(第3世代)は性能向上と5G対応により、低価格iPhoneとして確かに魅力的です。しかし、旧設計の筐体や限られた機能は意図的な選択であり、Appleとしてはより高価なiPhone 13シリーズへの購入誘導を狙っているとも言えます。
同価格帯のSamsung Galaxy A52などと比較すると、長時間駆動するバッテリー、120Hz AMOLEDディスプレイ、優れたDCI-P3カラー対応など、SEにはない魅力が多くあります。バッテリー持ちも懸念材料で、7〜8時間程度では物足りないと感じるユーザーもいるでしょう。
コンパクトなサイズ感を重視し、Appleエコシステムにとどまりたいのであれば、予算に余裕があるならiPhone 13 miniの方が満足度の高い選択肢となるかもしれません。
-
2022年版 iPhone XR おすすめケース ベスト5
今最も人気のあるスマートフォンといえばiPhoneシリーズですが、その中でも2018年に登場したiPhone XRは、今なお根強い支持を集める名機です。6インチ超のタッチスクリーンディスプレイを搭載し、iOS 12で動作しながらiOS 13へのアップグレードにも対応。ワイヤレス充電と急速充電の両方に対応している点も魅力です。カラーバリエーションの豊富さもあり、発売から長い時間が経った今でも市場でのシェアを維持し続けています。 そんな傑作スマートフォンだからこそ、大切に保護したいものです。iPhone XRは本体サイズが大きく滑りやすいという特徴もあるため、ケースの購入は必須といえるでしょう。数
-
新型iPhone 7に期待できる7つの新機能【発表直前・徹底予測】
世界待望のiPhone 7が正式発表されるまで、あと12時間を切りました。ガジェット好きやAppleファンの皆さんは、その新機能が気になって仕方がないのではないでしょうか。前世代のiPhone 6は「曲がる問題」やメモリーカードスロット非対応といった課題を抱えていましたが、それでもなお世界中を魅了してやまないのがiPhoneです。そこで本記事では、従来モデルと何が違うのか、iPhone 7に搭載される可能性が高い注目の新機能を7つご紹介します。 1. ストレージ容量の大幅アップ Appleの方針として、外部メモリーカードスロットの採用は今後もなさそうです。しかし、iPhone 7では内蔵スト